生クリーム食パンの配合を調理師が11種比較|ホームベーカリーで失敗しない黄金比

ホームベーカリーで作る生クリーム食パンの配合比較まとめ|しっとりふわふわの焼き上がり ブログ
ホームベーカリーで焼く生クリーム食パン。配合の違いで香りや食感が大きく変わります。
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「生クリームをたっぷり使った、あのしっとり柔らかい食パンを自宅で焼きたい」

そう思って生クリームを買ったものの、どれくらいの割合で入れれば一番美味しく焼けるのか、迷ったことはありませんか?ネットには多くのレシピがありますが、材料の配合が変わると「味」や「原価」がどう変わるのかまで教えてくれるものは、意外と少ないものです。

私は調理師として25年以上、900種類以上の食材と向き合ってきました。その経験を活かし、ホームベーカリーでの生クリーム配合を11パターンすべて実際に焼いて検証しました。

今回の検証では、誰でも同じように再現できるよう、あえて気温や湿度に合わせた微調整はいっさい行っていません。レシピ通りの数字で、プロが認める味が手に入る「嘘のないデータ」です。

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  1. 【一目でわかる】生クリーム配合別・仕上がり比較表
  2. 調理師が検証した11の配合と作り方
    1. 生クリーム20%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    2. 生クリーム32%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    3. 生クリーム28%+片栗粉の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    4. 植物性生クリーム40%+水48%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    5. 植物性生クリーム40%+水40%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    6. 植物性クリーム 40%+牛乳 40%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    7. 生クリーム40%+牛乳48%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    8. 生クリーム40%+緑茶3.2%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    9. ミルクティー48%+生クリーム40%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    10. 生クリーム16%+ココアパウダー12%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
    11. 生クリーム16%+練乳12%の食パン
      1. 材料の分量と比率と原価
      2. 当日の調理環境(気温・湿度)
      3. 調理師による生クリーム配合の検証と総評
  3. 生クリームの食パンの魅力と特徴
  4. 生クリーム|植物性と動物性の違い
  5. 生クリームの食パンについて|まとめ
    1. ホームベーカリーをもっと楽しみたい方

【一目でわかる】生クリーム配合別・仕上がり比較表

配合特徴
生クリーム20%の食パン軽めのミルキー感。毎日食べやすいふんわりタイプ。
生クリーム32%の食パンコクとしっとり感のバランスが良い王道配合。
生クリーム28%+片栗粉弾力ともちもち感をプラス。和風アレンジ向き。
植物性クリーム40%+水48%あっさり軽い食感。さっぱりとした口当たり。
植物性クリーム40%+水40%バランス型。香り控えめで毎朝パンに最適。
植物性クリーム40%+牛乳40%ミルク感が増し、ふんわり濃厚な風味。
生クリーム40%+牛乳48%リッチなミルク食パン。焼き上がりの香りが魅力。
植物性クリーム40%+緑茶3.2%緑茶の香りと軽い口当たりが特徴。和風テイストに。
植物性クリーム40%+ミルクティー香り高く、スイーツパンのような風味。
植物性クリーム16%+ココアパウダー12%ふわっと軽いチョコ風味のデザート食パン。
植物性クリーム16%+練乳16%やさしい甘さとしっとり感。おやつにもおすすめ。

調理師が検証した11の配合と作り方

生クリーム20%の食パン

生クリームの食パン 2020.10.2

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
64%160cc8円
生クリーム20%50g85円
砂糖8%20g4円
6%4g1円
スキムミルク2%5g10.9円
バター6%15g30円
▼原価合計250.7円

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.10.2
室温ー℃
湿度ー℃
天気はれ
投入時間0:00
焼き上がり時間7:00
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」
  • 生クリームを50g投入(生クリームの水分含有量は50%)
  • 当日の室温&湿度は計測忘れ
  • 生クリームは動物性の物を使用

調理師による生クリーム配合の検証と総評

生クリームの食パン 2020.10.2
  • 生クリームを入れるだけでふわふわでおいしい
  • 翌日には味や風味が落ちる
  • 当日に食べきるのがベスト(翌日に持ち越す時は冷凍がおすすめ)
  • 焼きたてはおいしい
  • 翌日以降に持ち越す時は冷凍保存をするとよい
  • 生クリームの力を実感する

生クリーム32%の食パン

生クリームの食パン 2020.10.5 

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
56%140cc7円
生クリーム32%80g136円
砂糖8%20g4円
2%5g1円
バター6%15g30円
▼原価合計289.8円
  • 生クリームの量を80gに増量
  • スキムミルクを省略
  • 計算上、水分量は180gになる

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.10.5
室温
湿度
天気
投入時間0:00
焼き上がり時間7:00
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

  • 生クリーム80gだとしっとり&ふわふわが強くなる
  • しっとりがかなり強く感じる
  • スキムミルクは必要
  • スキムミルクを省くとトースト時に焦げ目がつきにくい
  • トーストして食べるなら多少のスキムミルクは必要
  • 生クリームは高価

生クリーム28%+片栗粉の食パン

生クリーム28%+片栗粉

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
60%150cc7.5円
生クリーム28%70g119円
砂糖8%20g4円
2%5g1円
バター4%10g20円
片栗粉8%20g8.8円
▼原価合計272.1円

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.10.8
室温
湿度
天気
投入時間0:50
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」
  • 片栗粉を20g投入
  • スキムミルク省略

調理師による生クリーム配合の検証と総評

生クリームの食パン(生クリーム70g) 2020.10.8
  • 片栗粉のせいかミミの部分がサクサクになる
  • 中身がしっかりしすぎる
  • スキムミルクを省いたせいで香りが少ない気がする
  • 生クリームが残るので消費のために焼かなければならない
  • 片栗粉は生クリームと一緒に入れるのはNG(生クリームのふわふわが損なわれる)
  • スキムミルクは必要
  • サンドイッチのパンには片栗粉がいいかもしれない

植物性生クリーム40%+水48%の食パン

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
スキムミルク2%5g10.9円
48%120cc6円
生クリーム
(植物性40%)
40%100g85円
砂糖4%10g2円
2%5g1円
バター4%10g20円
▼原価合計236.7円
  • 強力粉は「ソメイヨシノ」国産小麦を使用
  • 生クリーム100g投入
  • 植物性脂肪分40%のクリームを使用
  • 「生クリーム100gと水120g」を投入

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.10.30
室温17℃
湿度57℃
天気はれ
投入時間0:00
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

  • ホームベーカリー内の裏蓋まで膨れ上がっていた
  • 膨らみすぎてしぼんだので形が悪い
  • 柔らかすぎて切りにくい
  • 水分が多い
  • ふわふわモチモチ
  • 水分量が多いと判断
  • モチモチ感は強力粉の種類(そめいよしの)
  • 後味にミルクの香りが残らないのは植物性脂肪分40%
  • 植物性脂肪分40%は牛乳嫌いな人には良い

植物性生クリーム40%+水40%の食パン

生クリームの食パン②

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
40%100cc5円
スキムミルク2%5g10.9円
生クリーム
(植物性)
40%100g85円
砂糖4%10g2円
2%5g1円
バター4%10g20円
▼原価合計235.7円

今回は、国産強力粉「ソメイヨシノ」を使用。
水分の一部を植物性生クリーム(脂肪分40%)100g+水100g
に置き換えた配合で焼き上げました。
「ソメイヨシノ」は北海道産と九州産のブレンド小麦で、もちもち感と軽い食感を両立できる特徴があります。

当日の調理環境(気温・湿度)

項目環境
日付2020.11.1
室温17℃
湿度55℃
天気はれ
投入時間0:00
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

生クリームの食パン②

焼き上がりはふっくら膨らみ、カットした断面もきれい。
外側はサクサクのミミ、中はもっちり柔らかいクラムで、これまでにないほど軽やかな食感に仕上がりました。特に、ミミのサクサク感は今回が一番の出来栄えです。

一方で、トーストして食べた際には、
「もう少しコクや甘みが欲しい」と感じる場面も。
生クリームを植物性にしたことで、風味やミルク感が控えめになった可能性があります。

また、前回試した水120g+生クリーム100gのほうが、よりもちもち感が強く、食感の満足度が高かった印象です。今後は、水分量を増やすか、甘味や油脂を補うことで、さらにリッチな味わいを目指せそうです。

植物性クリーム 40%+牛乳 40%の食パン

生クリームの食パン③

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
生クリーム40%100g85円
牛乳40%100g17円
砂糖4%10g2円
2%5g1円
バター4%10g20円
▼原価合計236.8円
  • 強力粉は「ソメイヨシノ」国産小麦を使用
  • 牛乳100g+生クリーム100g
  • 生クリームは植物性脂肪40%を使用
  • 牛乳&生クリームは冷蔵庫から出してすぐの物を使用
  • あさ7:10に焼けるようにタイマーをセット

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.11.3
室温18℃
湿度76℃
天気
投入時間23:50
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

生クリームの食パン③
  • 中はふわふわ&もちもち。ミミはサクサク(翌日にはサクサクは無くなる)
  • やや膨らみすぎているが許容範囲
  • パンの上部が綺麗ではない

生クリーム40%+牛乳48%の食パン

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
牛乳48%120cc20.4円
生クリーム40%100g170円
砂糖4%10g2円
2%5g1円
バター6%15g30円
▼原価合計335.2円
  • 強力粉は「ソメイヨシノ」国産小麦を使用
  • 水分は動物性の生クリームと牛乳のみ
  • バター5g増量
  • スキムミルクなし

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.11.6
室温16℃
湿度50℃
天気はれ
投入時間23:30
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

生クリームの食パン (生クリーム100g+牛乳)
  • 動物性だとリッチな味わいになる
  • 水よりも牛乳の方が味わいがある食パンになる
  • 形が悪い
  • やや膨らみすぎだが許容範囲
  • 柔らかくしっとりおいしい
  • キメが粗い
  • 原価335.2円とかなり高価な食パン
  • 生クリーム+牛乳は本当においしい
  • 柔らかさ、しっとりを兼ね備えたリッチな味わい
  • 机上計算すると水分量は―22gなのでもう少し水分入れるのは可能?
  • 十分な水分量があるように思うのでどちらかというと減らす方が良いかもしれない

生クリーム40%+緑茶3.2%の食パン

緑茶の食パン (緑茶3.2% ⊕生クリーム40%)

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
緑茶(粉末)3.2 %8 g40 円
生クリーム40 %100 g85 円
砂糖6 %15 g3 円
2 %5 g1 円
バター4 %10 g20 円
スキムミルク2 %5 g10.5 円
▼原価合計277.3 円
  • 強力粉は「カメリア」「スーパーキング」の混合(同割)を使用
  • 今回の食パン制作原価は「277.3 円
  • 水分は生クリームと水
  • 緑茶(粉末)は3.2%の8g投入
  • 緑茶はミルサーで粉末状にする
  • 砂糖は6%

当日の調理環境(気温・湿度)

日付2020.12.6
室温15℃
湿度47℃
天気はれ
投入時間23:30
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

緑茶の食パン (緑茶3.2% ⊕生クリーム40%)
  • 緑茶の味が濃く、大人の味に仕上がる
  • 色はそれなりに緑色
  • トースト時に焦げやすい
  • 少し焦げると焦げの味がすぐに上がってくるのでトーストは控えめに

ミルクティー48%+生クリーム40%の食パン

ロイヤルミルクティーの食パン (アッサム使用⊕生クリーム)

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
ミルクティ48 %120 cc72.4 円
生クリーム40 %100 g170 円
砂糖6 %15 g3 円
2 %10 g20 円
バター4 %10 g20 円
紅茶(ティーパック)0.8 %1 p26 円
▼原価合計404.2
  • 強力粉は「スーパーキング」と「春よ恋」を混合
  • バターは有塩を使用
  • アッサムの茶葉を使いロイヤルミルクティーを作り投入する
    (牛乳120g⊕紅茶2p)
  • 生クリームを半分入れる
  • 生クリームがかなり高価

当日の調理環境(気温・湿度)

ロイヤルミルクティーの食パン (アッサム使用⊕生クリーム)
日付2020.12.20
室温16℃
湿度51℃
天気はれ
投入時間0:20
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

ロイヤルミルクティーの食パン (アッサム使用⊕生クリーム)
  • アッサムだと紅茶の香りが少ない感じる
  • 少し水分が多く柔らかくなりすぎ
  • ふわふわで食べやすいがややしっとりが強い
  • ミミの部分も食べやすい
  • ロイヤルミルクティーをきっちり作ったが食パンに使う時はきっちり作らなくても良い(食パンにあわせてつくる)
  • アッサムの茶葉では頼りない(本来ロイヤルミルクティーはアッサム)
  • 食パンには香りが強い「アールグレイ」の方が香りが強く出ると思われる
  • 水分量はもう少し減らしても良い(生クリームを減らす)
  • ロイヤルミルクティーの原価(牛乳120g⊕紅茶2p=20.4円⊕52円=70.4円)

生クリーム16%+ココアパウダー12%の食パン

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
64 %160 cc8 円
生クリーム
(植物性40%)
16 %40 g34 円
三温糖12 %30 g6.6円
ココアパウダー12 %30 g108.9円
2 %5 g1 円
バター6 %15 g30円
▼原価合計300.3円
  • 強力粉は「ソメイヨシノ」を使用
  • ココアパウダーは甘さが入っていないものを使用
  • ココアパウダーを12%(30g)を投入
  • 甘味は三温糖を使用
  • 水分量は水と生クリーム

当日の調理環境(気温・湿度)

項目環境
日付2021.1.18
室温14℃
湿度66℃
天気
タイマー設定あり
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

膨らみ
ココアパウダーを12%配合していますが、極端な失敗はなく、一応は膨らみます。ただし、生地の持ち上がりはやや弱く、全体として重さを感じる仕上がりです。


焼き色
フタを開けた瞬間に驚くほど、全体が真っ黒に仕上がります。焼き上がり時・カット時・トースト時と、見た目のインパクトはかなり強め。トースト時は焼き色で判断できず、焦げそうで不安になるレベルです。


クラム
クラムは色が非常に濃く、気泡は細かすぎず粗すぎずですが、ココアパウダーの影響か、水分を奪われたような印象があります。見た目の黒さに対して、甘さはあまり感じられません。


食感
香りは焼き上がり・カット時・トースト時すべてで非常に強く、ココア感ははっきりしています。
一方で、食感はややパサつきがあり、不味くはないものの「おいしい」と言い切れる仕上がりではありません。

色が濃すぎることで、見た目からおいしくなさそうに感じてしまう点も気になりました。

生クリーム16%+練乳12%の食パン

コンデンスミルクの食パン (練乳12%)

材料の分量と比率と原価

材料割合(%)分量原価
強力粉100 %250g95 円
ドライイースト1.2 %3g16.8 円
牛乳64 %160 cc27.2 円
生クリーム16 %40 g34 円
砂糖5 %5 g1 円
練乳12 %30 g45 円
2 %5 g1 円
バター6 %15 g30 円
▼原価合計250 円
  • 強力粉は「ソメイヨシノ」を使用
  • 水を牛乳に置き換える
  • 練乳の糖分は45%なので、考慮して砂糖を減らす
  • 練乳の水分量は無視

当日の調理環境(気温・湿度)

コンデンスミルクの食パン (練乳12%)
日付2021.1.25
室温14℃
湿度74℃
天気
投入時間0:50
焼き上がり時間7:10
ホームベーカリーの設定ソフトモード
焼き上がり「淡」

調理師による生クリーム配合の検証と総評

コンデンスミルクの食パン (練乳12%)
  • 焼き上がり時はとてもいい香り
  • 思ったよりもふくらみが大きい
  • 練乳の味はわからなかった
  • 少し甘いソフトなパンだが、ふわふわ感は少ない
  • トースト時はすぐに焼き色がつく
  • 中に空洞ができる
  • 不味くはない。おいしい
  • しっかりしてるふわふわ感(見た目とは違いしっかりしている感じ)
  • もう少し、練乳の香りがほしい

生クリームの食パンの魅力と特徴

ホームベーカリーで焼いた生クリーム食パン|しっとりふわふわの焼き上がり
生クリームを加えると、しっとりやわらかく、ミルキーな香りの食パンに。

生クリームを使った食パンは、牛乳や水だけのパンとはまったく違う、リッチで上品な仕上がりが魅力です。
焼き上がりはふんわりと柔らかく、しっとりとした口当たり。生地全体にほんのりとした甘みとコクが広がり、香ばしいミルクの香りが楽しめます。

生クリームには乳脂肪が多く含まれており、これがパンの

「しっとり感」
「コク」
「風味の豊かさ」

を生み出します。
配合の割合を変えることでさまざまな表情を楽しめるのが大きな特徴です。

  • 軽くふわふわな仕上がり
  • ミルク感が濃厚なリッチ系
  • アレンジ素材と組み合わせた風味パン(緑茶・ココア・練乳など)

家庭のホームベーカリーでも、配合を少し変えるだけで
「カフェのような高級食パン」から「毎朝食べやすい軽めのパン」まで自由自在。
まさに、自分好みの食パンを探す実験にぴったりの素材です。

生クリーム|植物性と動物性の違い

器に入った生クリーム|パン生地に使うと香りとコクがアップ
生クリームは乳脂肪が多く、パンにコクとしっとり感を与えます。

ホームベーカリーで使う「生クリーム」には2種類あります。

動物性(純生クリーム)
植物性(ホイップ)

この2つの他に混合された生クリームがあります(混合の割合も違う)
一般的な違いは以下の通りです。

  • 動物性(純生クリーム):ミルクの自然なコク・豊かな香り・濃厚な味わい
  • 植物性クリーム(ホイップ):あっさり・軽め・やや人工的な風味

私が試した結果、ホームベーカリーで焼く食パンでの生クリームの味の違いはあまり感じられませんでした。(極端に人工的なものを除く)

それぞれの特徴や選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています👇
👉 生クリームと植物性クリームの違いを調理師が解説

生クリームの食パンについて|まとめ

トーストした生クリーム食パンのカットサンプル|配合による味と香りの違いを比較
配合の違いで、トーストしたときの香りや食感も変化します。

生クリームの配合や種類を変えるだけで、パンの味・香り・食感は驚くほど変化します。
生クリームを加えることで、ふわふわとした柔らかい食感と、ほんのり甘くミルキーな香りが生まれます。
さらに、緑茶・紅茶・ココア・ミルクティーなどを組み合わせることで、
「香り豊かでスイーツのようなパン」や「和風の風味パン」など、アレンジの幅が一気に広がります。

味わいを比べたいときや、まず試してみたい方には
👉 生クリーム32%の食パン がおすすめ。
濃厚すぎず軽すぎず、基本のミルク感・しっとり感・香ばしさをバランスよく体験できます。

配合を少しずつ変えていくことで、
「ふわふわタイプ」「しっとりタイプ」「リッチタイプ」など、自分好みの食感が見つかりますよ。

現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

まずは「生クリーム32%」から試してみて、しっとり感や香りの違いを感じてみてください。そこから「もっと濃厚に」「もっと軽く」など、あなたの理想の一枚を探していくのが一番の楽しみです。

ホームベーカリーをもっと楽しみたい方

いろいろな配合を試してみると、パンの世界がぐっと広がります。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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