肉じゃが

英語表記

Beef and potato stew

食材・調味料・下ごしらえ

食材

牛肉 
じゃがいも 
人参 
玉葱 
  

調味料

調味料分量 割合
出汁400 cc20
薄口醤油20 cc1
濃口醤油20 cc1
砂糖10 g0.5
みりん30 cc1.5
料理酒20 cc1
   

下ごしらえ

牛肉食べやすい大きさに切る
玉葱皮を剥き、串切り
(8~16切り)
人参皮を剥き、一口大に乱切り
じゃがいも皮を剥き、一口大に乱切り
水にさらしておく
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①鍋で炒める

  1. 鍋に油を少々引いて、肉を炒める
  2. 肉の色が変わったら、野菜を入れる
  3. 焦げないように混ぜながら、炒める
    (野菜の表面が炒まるまで)

②調味料を入れる(順番)

  1. 出汁と砂糖、酒を入れる
  2. 沸騰してきたらアクをとる
  3. 醤油を入れ、中火にする
  4. 沸いてきたら、再度アクを取り、味醂を入れる

③煮含める

  1. 味見をしながら、適度に煮詰める
  2. 具材が踊らないように火を加減する

 

ワンポイント

★肉じゃがについて

肉じゃがは様々な作り方がある。肉は最後。玉葱は最後など。どのレシピにも根拠があり、間違ったものは一つもない。どの食材がおいしい食材なのかを見極めることがポイントだと言える。玉葱の食感を大事にしたい時は玉葱が最後。肉をあまり煮込みたくない場合は最後となる。

★食材について

牛肉の代わりに、豚肉や鶏肉でも作れます。じゃがいもはメークインだと煮崩れしにくい。ホクホク感を味わうなら男爵。彩りにグリンピースや隠元豆、莢隠元などを入れると綺麗に仕上がります。糸こんにゃくや白滝を入れても良い。

 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い煮不足もう一度、火にかける
柔らかい煮すぎそのまま食べる
味が薄い分量間違い
煮込み不足
様子を見ながら煮込む
必要に応じて調味料を入れる
味が濃い分量間違い水を加え、味を調整する 
煮すぎに注意
焦げた火が強い 混ぜ不足焦げてない部分を別鍋に移し、味をつけなおす
煮崩れた火加減が強いそのまま食べる
甘い分量間違い
野菜の甘みが出た
もう少し煮込む
醤油を少し加え、味を整える

 

 

長芋の含め煮

英語表記

Boiled Chinese yam

食材・調味料・下ごしらえ

食材

長芋 
しめじ 
人参 
  

調味料

調味料分量 割合
出汁300 cc15
薄口醤油20 cc1
みりん40 cc2
料理酒10 cc0.5
少々 
   

下ごしらえ

長芋皮を剥き、2cm程度の厚さに切る
半月にしても良い
しめじ石づきを切り、小房に分ける
人参拍子切りにする
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①鍋に水を張り、食材を入れる

  1. 鍋に調味料と下ごしらえした食材を入れる
  2. 火にかけ、沸騰直前に火を弱める(食材が踊らないように)

②煮含める

  1. アクを取りながら約10分程度煮含める

③冷やして保存

  1. そのまま、常温で冷やしていく

 

ワンポイント

★長芋の含め煮について

長芋は火を通すとホクホクになります。その他の具材は色々と変えることができます。そのままでもおいしいですが、一度冷ますことによって、味がしみ込みます。
アクセントに香り野菜を添えると変わった味わいになります。

★食材について

莢豌豆、水菜、海老、隠元豆、蕗などを入れると色鮮やかになる。その他の野菜を入れるときは火の通りや食材の色に注意しながら入れるとよい。

★アレンジ

  • 天盛りに刻み柚子や茗荷
  • 生姜や昆布を入れる
  • 鶏肉を入れて旨味をプラス
 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
柔らかい煮すぎ水気を切り、二次利用する
味が薄い調味料不足味を調整する
味が濃い分量間違い水を足し、味を調整する
甘い調味料間違い少し醤油を足す

 

 

冬瓜の煮物

英語表記

Simmered wax gourd

食材・調味料・下ごしらえ

食材

冬瓜 
茗荷 
  

調味料

調味料分量 割合
出汁500cc20
薄口醤油25 cc1
みりん25 cc1
片栗粉適量 
   

下ごしらえ

冬瓜ワタをとり、皮を厚めに剥いて食べやすい大きさに切る
皮側に格子状に切れ目を入れる
茗荷千切りにして水にさらす
片栗粉片栗粉と水で水溶き片栗粉を作っておく
(片栗:水=1:2だと失敗が少ない)
  
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①下茹でする

  1. 鍋に塩を少々入れ、冬瓜を水から5~10分程度下茹でする
  2. ザルに上げて粗熱を取る

出汁で煮る

  1. 下茹でした冬瓜、調味料を入れ火にかける
  2. 沸騰する前に弱火~中火にして10分程度
    (具材が鍋で踊らないようにする)

③とろみをつける

  1. 食べる直前にとろみをつける
  2. 出汁を沸騰直前まで温め、火を止める
  3. 水溶き片栗粉を回し入れ、手早く混ぜる
  4. 再度、火にかけ弱火~中火で1分加熱する

④盛り付ける

  1. 皿に盛り付け天盛りに茗荷を添える

ワンポイント

★料理について

基本的に薄味なので、冬瓜の味を楽しむ。茗荷の香りと共にあじわう。
夏には冷製にするとおいしく食べれる

★食材について

冬瓜は火が入りだすと早い事に注意。煮崩れると見た目も悪くなるので、ある程度の固さを保つことがポイント。皮を薄く剥くと綺麗な緑が残る。

★アレンジ

  • 鶏肉や鶏ミンチを加えて旨味を足す
  • 冷製にする

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い加熱不足レンジを活用する
もう一度、火にかける
柔らかい加熱しすぎそのまま食べる
スープにする
味が薄い調味料不足好みで調味料を入れる
味が濃い調味料間違い水を加え、味を調整する 
   

 

冬瓜のそぼろ餡

 

英語表記

Wax gourd of minced sauce

食材・調味料・下ごしらえ

食材

冬瓜300 g
鶏ひき肉150 g
生姜好み
  

調味料

調味料分量 割合
出汁400 cc20
薄口醤油20 cc1
みりん40 cc2
5 g0.25
★鶏ひき肉の下味用
(ひき肉150 gに対して)
分量 割合
薄口醤油5 cc1
みりん10 cc2
5 cc1

下ごしらえ

冬瓜ワタを取り、皮を厚く剥き、3cm角に切る
(皮は薄く剥いても良い)
皮目に細かい切れ目を十字に入れる
鶏ひき肉

鍋に酒、味醂、醤油を入れ沸騰させる
鶏ひき肉を入れて、炒り煮にする

生姜すりおろす
  
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①冬瓜を下茹でする

  1. 切った冬瓜の皮目に塩を少々擦り込む
    (皮を薄く剥いたときは、色出しに重曹と塩を混ぜるたものを使う)
  2. 鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ入れ、冬瓜を入れる
  3. 竹串がスッと通るぐらいまで茹でる(7~8分程度)
  4. 氷水に落とし、粗熱を取る

②出汁を合わせ火にかける

  1. 調味料を入れた鍋に冬瓜を入れる
  2. 火にかけ、中火で煮含める
  3. 火から下ろしておく

③そぼろを入れる

  1. ②にそぼろを入れ火にかける
  2. 沸騰させ、アクを取る
  3. 火を止め、水溶き片栗粉をゆっくりとかき回しながら入れる
    (ダマにならないように)
  4. 再度、火をつけて1分程度、ゆっくりとかき混ぜる
  5. おろし生姜を好みで入れる

ワンポイント

★冬瓜のそぼろ餡について

冷やしてもおいしい。温かい物と冷やしたものでは味は変える(冷めると塩味は濃く感じます)

★冬瓜について

下ごしらえをしっかりすると味が染みやすくなります。皮を薄く剥くときは重曹と塩を混ぜたもので皮目に擦りつけると、柔らかく鮮やかに仕上がります。柔らかくなり出すと一気に柔らかくなるので注意。気持ち硬めで火を止め、余熱で火を通すのがベスト。

 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い下茹で不足再度火にかける
レンジを利用する
柔らかい煮すぎこれ以上、火にかけない
味が薄い調味料不足好みの味になるように調味料を入れる
味が濃い分量間違い水を加え、味を調整する
煮すぎに注意する
   
 

筑前煮

English page

英語表記

braised chiken and vegetable(Chikuzenni)

食材・調味料・下ごしらえ

調味料

調味料分量 割合
出汁600 cc6
濃口醤油100 cc1
砂糖50 g(好み)0.5
みりん1001
   

下ごしらえ

鶏もも肉筋を取り、一口大に切る
牛蒡良く洗い、皮をこそげ落とす
小口に乱切りにし、酢水に落としておく
人参皮を剥き、乱切りにする
蒟蒻スリコギなどで叩き、スプーンなどでちぎる
熱湯をくぐらせ、冷水にとる
莢隠元筋をとり、熱湯で茹でて、冷水にとる
水気を切り、吸地に浸けておく

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①鍋で炒める

  1. 鍋に油をひき、莢豌豆以外の食材を炒める
  2. ある程度、炒めたら工程②へ
    (完全に火が通らなくてよい)

出汁を入れる

  1. ①の鍋に調味料を入れ、強火にかける
  2. 沸騰してきたら、アクを取り火を弱める
  3. 食材が踊らないように20分程度コトコト煮る
    (出汁がなくならないように注意する)
  4. 最後に莢豌豆を入れる

ワンポイント

筑前煮について

由来は筑前地方(福岡県の北西部)
鶏肉と牛蒡、蓮根、人参、蒟蒻などを醤油、味醂などで甘辛く煮たもの
「いり鶏」「がめ煮」ともいう。莢豌豆は最後に入れることで色が鮮やかに仕上がる。

★食材について

様々な食材でできる。蓮根、里芋、椎茸、油揚げ、隠元豆など。材料はどれに変わっても基本的な作り方は変わらない。下ごしらえして煮る。青野菜は最後に入れると鮮やかな色が残り、盛り付け時に綺麗に仕上がる。

 

 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い煮不足もう一度、火にかける
レンジを利用する
   
味が薄い調味料不足
煮不足
もう一度、火にかけて味を調整する
味が濃い分量間違い水を加え、味を調整する 濃すぎる場合は出汁を全部捨て、味をつけなおす
焦げた火が強い
混ぜ不足
焦げてない所を別鍋に移し、味をつけなおす
   
甘い調味料間違い水を足して醤油を入れる
煮詰める
醤油を入れる

 

【よくわかるレシピ】筍の土佐煮

English page

英語表記

Boiled bonito of bamboo shoots

食材・調味料・下ごしらえ

食材

筍の水煮 
削り節 
  

調味料

調味料分量 割合
出汁300 cc6
薄口醤油20 cc0.4
濃口醤油20 cc0.4
砂糖15 g0.3
みりん50 cc1
料理酒50 cc1
   

下ごしらえ

筍の水煮食べやすい大きさにカットする
市販の物は茹でて、水にさらしておく
削り節フライパンで乾煎りして、細かくつぶす
(焦げないように注意する)
細かい物はそのままで良い
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①鍋に調味料を入れる

  1. 鍋に筍の水煮を入れ、味醂と削り節以外を入れる

②火にかける

  1. アクを取りながら強火~中火で煮ていく
  2. 出汁が少なくなったら味醂を加える
  3. 落し蓋をしてしばらく煮る
    (好みの味で止める)

③かつお節を入れる

  1. 火を止める直前に削り節を加える
  2. サッと混ぜ、火を止める

 

ワンポイント

★筍の土佐煮について

土佐煮とは「土佐」の名物である鰹節を使った煮物料理。削り節は大きい物だと塊になりやすいので、少し細かくすると食べやすい。筍は煮崩れしないので失敗しにくい

★食材について

市販の筍の水煮は一度、湯通しすることで薬品臭さを抜くとよい。自分であく抜きをしたものはそのまま使う

★アレンジ

  • 混ぜご飯
 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
味が薄い煮込み不足
分量間違い
もう一度火にかけ煮詰める
味が濃い煮込みすぎ
分量間違い
水を加え、味を調整する
濃すぎる場合は出汁を全部捨て味をつけなおす
焦げた火が強い
混ぜ不足
焦げてない部分を取り出し、味をつけなおす
甘い分量間違い火にかけ、味を調整する
(水と醤油を入れる)
 

【よくわかるレシピ】大根と厚揚げの煮物

English page

英語表記

Simmered radish and thick fried tofu

食材・調味料・下ごしらえ

食材

大根鷹の爪
厚揚げ柚子
かつお節 
  
  

調味料

調味料分量 割合
出汁50010
薄口醤油501
みりん501
   

下ごしらえ

大根3cmの輪切りにし、皮を剥き半月に切る
米のとぎ汁にたかのつめを入れて、竹串が通るくらいまで下茹でする
茹で上がったら水にさらす
厚揚げ熱湯に湯通しする(油抜き)
4cm角に切る
柚子表面の皮(白い部分は苦いので黄色い部分)を千切りにする
  
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①鍋に材料を並べる

  1. 下ごしらえした大根、厚揚げを鍋に入れる
  2. 合わせた調味料を入れる(材料が被るくらい)
  3. キッチンペーパーを乗せ、かつお節を乗せる
  4. 落し蓋をする

②火にかける

  1. 中火~弱火で炊いていく
    (強火だと厚揚げにスが入るので注意する)
  2. 味見をしながら、ちょうど良いところで火を止める

③盛り付ける

  1. 盛り付けは平たく盛らず、上に積む感じで盛り付ける
    (出汁も少し入れる)
  2. 天盛りに刻み柚子を散らす

ワンポイント

★大根と厚揚げの煮物について

しっかりと下ごしらえをして、スが入らないようにすることがポイント。かつお節と煮ることでかつおの風味が入る。鷹の爪は大根の下茹でに使うとぬか臭さが抜けます。殺菌効果があるともいわれています。

★食材について

大根は秋~冬の物がおすすめ。厚揚げはしっかりと油を抜く事で味が染みやすくなります。

 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い加熱不足
下ごしらえ不足
再度、火にかける(味の変化に注意)
レンジを利用する
柔らかい煮すぎそのまま食べる
味が薄い煮不足
調味料間違い
様子を見ながら、もう少し煮る
味が濃い煮すぎ
分量間違い

 

水を加え、味を調整する
濃すぎる場合は出汁を全部捨て味をつけなおす
焦げた火が強い
煮すぎ
すぐに焦げていない部分だけを取り出す
   
   
 

【よくわかるレシピ】里芋の土佐煮

 

英語表記

Boiled Tosa of taro

食材・調味料・下ごしらえ

食材

里芋 
かつお節 
  

調味料

調味料分量 割合
出汁130 cc13
薄口醤油5 cc0.5
濃口醤油5 cc0.5
砂糖5 g0.5
みりん101
   

下ごしらえ

里芋良く洗い、泥を落とす
皮を剥き、水にさらす
塩もみして、ぬめりを落とす
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①里芋を下茹でする

  1. 里芋をボウルにいれ、塩もみする
  2. サッと水で流し、ぬめりを取る
  3. 鍋に米のとぎ汁と里芋を入れ、火にかける
  4. 沸騰したら、中火にして竹串がスッと通るまで茹でる
    (ふきこぼれないように)
  5. 火から下ろし、流水にさらす
  6. 里芋をよく洗い、ヌメリを取り除く

出汁を合わせ、里芋を入れる

  1. 鍋に調味料を入れ、里芋を入れる
  2. 火にかけ、沸騰直前に弱火にする
  3. 弱火で約5~10分程度煮る
    (焦げないように注意する)
  4. 火を止め、仕上げにかつお節を揉みながら入れる

ワンポイント

里芋の土佐煮について

里芋のヌメリを取るのがポイント。煮崩れる前に弱火にして、里芋が踊らないように。土佐煮はかつお節を使った煮物。最終的に出汁は少なくなる感じで仕上げるとよい。かつお節は揉んで細かくする。

★食材について

手がかゆくなる時は、手に酢を塗るとかゆくない。
里芋の代わりに筍や蒟蒻、牛蒡などを使っても良い。

【茹でてから皮を剥く方法】

  1. 里芋をよく洗う
  2. 鍋に里芋と水と塩を入れ沸騰させる
  3. 10分~15分程度茹でたら、ザルに上げる
  4. 熱いうちに皮を剥く
 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い煮不足もう一度、火にかける
レンジを利用する
柔らかい煮すぎ水気を切り、二次利用する
そのまま食べる
味が薄い調味料不足何が足りないかを判断して、調味料を入れ、もう一度火にかける
味が濃い分量間違い
煮詰めすぎ
水を加え、味を調整する
濃すぎる場合は出汁を全部捨て味をつけなおす方が早い
焦げた火が強い
混ぜ不足
焦げてない部分を取り出し、別鍋で炊きなおす
甘い分量間違い水を足して醤油を入れる
少し煮詰める
 

【よくわかるレシピ】がんもどきと椎茸の含め煮

English page

英語表記

Boiled, including the ganmodoki and shiitake mushrooms

食材・調味料・下ごしらえ

調味料

#1 椎茸

調味料分量 割合
椎茸の戻し汁150cc15
濃口醤油20cc2
砂糖10g1
みりん10g1
料理酒20g2


#2 がんもどき

調味料分量 割合
椎茸の戻し汁150cc15
濃口醤油20cc2
砂糖20g2
   
   

下ごしらえ

がんもどきザルにがんもどきを広げ、熱湯をかけ、油抜きをする
干し椎茸水で戻して、石づきを取る。
戻し汁は取っておく
莢隠元スジを取って、4cm程度に切る
塩をいれた熱湯で柔らかく茹で、
冷水にとっておく
  
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①椎茸の味付け

  1. 戻し汁で椎茸が柔らかくなるまで中火~弱火で煮る
    (煮詰まって出汁が減らないように)
  2. 椎茸の調味料(#1)を入れ、煮含める
  3. 椎茸を別皿に取っておく

②がんもどきの味付け

  1. ①の残り汁に出汁(150cc)を入れる
  2. がんもどきの調味料(#2)を入れ、弱火でに含める

③莢隠元の味付け

  1. ②のだし汁を取り、水を切った莢隠元を煮る
    (色が飛ばないようにサッと煮る)

④盛り付け

  1. 椎茸、がんもどき、莢隠元を彩りよく盛り付ける

ワンポイント

★この料理について

椎茸の香りを移していくように煮ていく。椎茸はしっかりと、がんもどきは中まで味がしみ込むように煮ていく。煮詰まりすぎに注意する。少しでも濃いと感じたら、水や椎茸の戻し汁を加えるとよい。莢隠元は鮮やかな色になるように。

★食材について

水、莢隠元は彩り。その他の食材で代用できる。がんもどきは色々な種類があるがどんなものでも可能。小さい物は煮る時間が少なく済む。

 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い煮不足再度、火を入れなおす
(煮詰まるので注意する)
柔らかい煮すぎ 
味が薄い調味料間違い足りない調味料を足す
味が濃い分量間違い
煮すぎ
水を加え、味を調整する
濃すぎる場合は出汁を交換する
焦げた火が強い
煮すぎ
出汁が少ない
焦げてない部分を取り出し味をつけなおす
   

【よくわかるレシピ】金平牛蒡

【英語表記】

Kinpira burdock

 

食材と調味料と下ごしらえ

調味料
調味料分量 割合
出汁60 cc3
濃口醤油20 cc1
砂糖20 g1
みりん10 cc0.5
胡麻油20 cc1
   

下ごしらえ

牛蒡良く洗い、泥を落とす
(旨味は皮に含まれるので皮は剥かない)
笹がき(千切り)にして水にさらす
水気を切っておく
人参皮を剥き、牛蒡の大きさに合わせて切る
赤唐辛子種を取り、小口に切る
  

大さじ、小さじの重量一覧表(g)

 

作り方

当レシピについて5つのポイント


①フライパンで炒める

  1. ごま油を引き、強火で牛蒡と人参を炒める
    (牛蒡の水気が残っていると脂が跳ねるので注意)
  2. しんなりしてくるまで炒める

②調味料をいれ、炒り煮にする

  1. 中火にして、調味料を入れる
  2. 上下をひっくり返すように混ぜる
  3. 焦げないように火を弱め、煮詰める
  4. 最後に赤唐辛子を入れ、軽く混ぜる

ワンポイント

★きんぴらごぼうについて

最大のポイントは牛蒡の下ごしらえ。アクを抜き、旨味を残す。大きさを揃えることで、味と火の通りを均一にする。煮崩れすることがないので、炒めるときにしっかりと炒める。

★食材について

メインの食材を牛蒡から蓮根や独活、大根などに変える事ができる。食材の水分含有量が違うため、味の調整が必要。

★アレンジ

  • 五目金平
    (豚肉、コンニャク、ピーマン、莢豌豆など)
  • 牛蒡以外の食材で
    (蓮根、独活、大根など)
 

失敗の原因と解決法

失敗原因解決方法
硬い炒め不足
煮不足
もう一度、火にかける
(味が濃くなるので注意)
レンジを利用する
味が薄い水切り不足再度、火にかけ煮詰める
(焦げないように注意する)
味が濃い分量間違い水を加え、味を調整する
焦げた火が強い
混ぜ不足
焦げてない部分を取り出し、別鍋で味をつけなおす
甘い水を足して醤油煮すぎ