塌菜(たあさい)とは?栄養・保存法・相性の良い食材を解説【Tatsoi】

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塌菜の英語・漢字表記

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たあさいの旬

たあさい

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

たあさいとは~解説~

たあさい
  • 中国野菜で白菜・青梗菜の仲間
  • アブラナ科アブラナ属の植物
  • 「ターツァイ」「如月奈(きさらぎな)」と呼ばれる
  • アジア系の野菜として欧米でも人気があるTatsoi(塌菜/たあさい)は、日本ではチンゲン菜に似た見た目と味わいから「小松菜やチンゲン菜の仲間」として扱われることが多い
  • 旬は冬で霜が降りる頃に甘みが増しおいしくなる
  • 葉は濃い緑色で、茎は黄緑色
  • 肉厚な葉はへらのような形をしている
  • 火の通りが早く、アクが少ないので調理しやすい
  • 豚肉や牛肉との相性が良い
  • 地を這うように葉を広げて育つので土が入り込んでいることが多いのでよく洗う

選び方
葉の色が濃く鮮やかな緑色をしているものを選ぶとよい
葉に厚みがあり、葉先までピンとしているものを選ぶ
細かいしわが多い方が甘みが強いと言われている

味わい
クセがなく、炒めたりお浸しなどにして食べる
アクが少なく、したゆではしなくても良い
葉は柔らかく、茎はシャキシャキ感がある
炒めると茎の部分の歯ごたえも良く色合いも綺麗に仕上がる

保存方法

塌菜は鮮度が落ちやすいため、以下のように保存しましょう

冷蔵保存
軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ
3〜4日以内に使い切るのが理想です

冷凍保存
軽くゆでてから水気を切り、小分けして冷凍保存
解凍後は炒め物やスープに最適です

たあさいと相性の良い食材

塌菜はクセが少なく、さまざまな食材と合わせやすいのが魅力です。

  • 塌菜 × :炒め物にして栄養バランスアップ
  • 塌菜 × ベーコン:塩気が塌菜の甘みを引き立てる
  • 塌菜 × 豆腐:和風スープやあんかけに
  • 塌菜 × きのこ類:旨みを引き出し合う組み合わせ
  • 塌菜 × にんにく:中華風の炒め物に最適

たあさいの栄養素(食品成分表)

たあさい
可食部100g当たり

栄養素茹で単位
廃棄率66%
エネルギー1112
水分95.094.3g
タンパク質1.11.3g
脂質0.20.2g
食物繊維(総量)2.11.9g
炭水化物2.32.2g
ナトリウム2329
カリウム320430
カルシウム110120
マグネシウム1823
リン4346
0.60.7
亜鉛0.40.5
0.040.05
マンガン0.320.38
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)24002200
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.71.5
ビタミンK230220
ビタミンB10.020.05
ビタミンB20.030.09
ナイアシン0.40.9
ビタミンB60.050.12
ビタミンB12
葉酸4265
パントテン酸0.090.19
ビオチン
ビタミンC1431
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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