植物性生クリーム40％の食パン｜軽やかでもっちり、ミミがサクサク｜ホームベーカリー奮闘記

「生クリームをたっぷり使ったリッチな食パンを作りたい」
そんな想いから、今回は植物性生クリームを40％配合してホームベーカリーで焼いてみました。

動物性ではなく植物性を選んだ理由は、価格と入手しやすさ。
しかし、配合量が多くなると「膨らみ」や「ふんわり感」はどう変わるのか？
実際に焼いてみて、水分量の調整・食感・香りの違いを検証しました。

パン作り初心者の方にもわかりやすく、
“植物性40％配合”のリアルな結果と気づきを、調理師目線で紹介します。

👉 まだホームベーカリーをお持ちでない方は、最新機種を月額で使えるサブスクも便利です。
【調理師が解説】パナソニックのホームベーカリーサブスクとは？0.6斤サイズで手軽に焼きたてパン生活 もあわせてチェック！

※本記事には広告が表示されます。

生クリーム40％の食パン レシピ（基本分量）

使用した材料はオンラインで購入できます　👉 楽天｜Amazon
パン作りの材料・道具をまとめて揃えたい方には 👉【cotta】
製菓材料・焼き型・ラッピングまで一式がそろう人気ショップです。

現役和食調理師のヒント

生クリームって以外にも賞味期限が1か月～2か月くらいあったりします。牛乳と比べてはるかに長いので重宝します。

当日の環境

今回の奮闘ポイントと結果まとめ

今回は、国産強力粉「ソメイヨシノ」を使用。
水分の一部を植物性生クリーム（脂肪分40％）100g＋水100gに置き換えた配合で焼き上げました。
「ソメイヨシノ」は北海道産と九州産のブレンド小麦で、もちもち感と軽い食感を両立できる特徴があります。 プロも愛用！安心安全の材料と豊富な品揃えが自慢の【cotta】で購入しました。

焼き上がりはふっくら膨らみ、カットした断面もきれい。
外側はサクサクのミミ、中はもっちり柔らかいクラムで、これまでにないほど軽やかな食感に仕上がりました。特に、ミミのサクサク感は今回が一番の出来栄えです。

一方で、トーストして食べた際には、
「もう少しコクや甘みが欲しい」と感じる場面も。
生クリームを植物性にしたことで、風味やミルク感が控えめになった可能性があります。

また、前回試した水120g＋生クリーム100gのほうが、よりもちもち感が強く、食感の満足度が高かった印象です。今後は、水分量を増やすか、甘味や油脂を補うことで、さらにリッチな味わいを目指せそうです。

現役和食調理師のヒント

植物性生クリームは、動物性よりもあっさり軽い仕上がりになります。
コクを出したい場合はバター・練乳などを組み合わせると、風味と満足感がぐっと高まります。

今回の食パンの参考資料

今回使用したホームベーカリーはPanasonic SD-BH104（廃盤モデル）
発売からかなり年数が経っていますが、現在も安定した焼き上がりで現役使用中です。

ホームベーカリー　Panasonic SD-BH104の消耗品一覧表

原価計算表

材料をまとめて揃えるなら、 プロも愛用！安心安全の材料と豊富な品揃えが自慢の【cotta】が便利です。安心・安全な国産素材から業務用まで豊富に揃い、強力粉・イースト・スキムミルク・ココナッツオイルなど、パン作りに必要な材料を一度に購入できます。

あわせて読みたい

ホームベーカリー奮闘記シリーズの他の記事もチェック！

• ココナッツ食パンの配合まとめ
• アーモンドミルク40％の食パンを2レシピ比較

自宅でパン作りをもっと楽しむならこちらもおすすめ

【調理師の自由研究】食パンの材料と役割
【調理師が解説】パナソニックのホームベーカリーサブスクとは？

この記事を書いた人
現役の和食調理師／おかだ けんいち（調理歴25年以上）

▶ プロフィールを見る