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菊芋の旬 ~おいしい時期~
きくいも
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菊芋とは ~解説~

- キク科ヒマワリ草の多年草の肥大した根の部分
- 原産国は北アメリカ
- 外見は生姜に似ている
- 生のままでもクセがなく、シャキシャキした食感が楽しめる
- 皮は薄いので土などがついている部分だけ取り除くとよい
- 繁殖力が強く、環境省から要注意外来生物に指定されている
- シャキシャキとした食感で、生でも加熱しても食べられる
- クセが少なく、和洋中問わずさまざまな料理に使いやすい
- 煮物、炒め物、サラダ、漬物、きんぴらなど幅広い用途がある
- 長期保存には不向きで、冷蔵または土付きでの保存が一般的
- 食感や見た目から「天然のインディアンポテト」などとも呼ばれることがある
保存方法
- 土をつけたままビニール袋に入れ冷蔵庫で保存
(洗うとイヌリンが流出する) - 長期保存するには土に埋めるとよい
(夏を越す場合は芽が出るので冷凍する) - 皮を剥いてから冷凍
- 皮を剥き、スライスして乾燥させて保存する事ができる
菊芋を使った料理

- サラダ
- 炒め物
- 焼き物
- 煮物
- 汁物
- 揚げ物
菊芋の栄養素(食品成分表)
きくいも(生)塊茎
可食部100g当たり
| 栄養素 | 水煮 | 生 | 単位 |
|---|---|---|---|
| 廃棄率 | 0 | 20 | % |
| エネルギー | 51 | 66 | ㎉ |
| 水分 | 85.4 | 81.7 | g |
| タンパク質 | 1.6 | 1.9 | g |
| 脂質 | 0.5 | 0.4 | g |
| 食物繊維(総量) | 2.1 | 1.9 | g |
| 炭水化物 | 11.3 | 14.7 | g |
| ナトリウム | 1 | 1 | ㎎ |
| カリウム | 470 | 610 | ㎎ |
| カルシウム | 13 | 14 | ㎎ |
| マグネシウム | 13 | 16 | ㎎ |
| リン | 56 | 66 | ㎎ |
| 鉄 | 0.3 | 0.3 | ㎎ |
| 亜鉛 | 0.3 | 0.3 | ㎎ |
| 銅 | 0.14 | 0.17 | ㎎ |
| マンガン | 0.07 | 0.08 | ㎎ |
| ヨウ素 | – | 1 | ㎍ |
| セレン | – | – | ㎍ |
| クロム | – | – | ㎍ |
| モリブデン | – | 2 | ㎍ |
| ビタミンA(レチノール) | – | – | ㎍ |
| ビタミンA(β-カロテン) | – | – | ㎍ |
| ビタミンD | – | – | ㎍ |
| ビタミンE(トコフェロールα) | 0.2 | 0.2 | ㎎ |
| ビタミンK | – | – | ㎍ |
| ビタミンB1 | 0.06 | 0.08 | ㎎ |
| ビタミンB2 | 0.03 | 0.04 | ㎎ |
| ナイアシン | 1.2 | 1.6 | ㎎ |
| ビタミンB6 | 0.06 | 0.09 | ㎎ |
| ビタミンB12 | – | – | ㎍ |
| 葉酸 | 19 | 20 | ㎍ |
| パントテン酸 | 0.29 | 0.37 | ㎎ |
| ビオチン | – | 3.7 | ㎍ |
| ビタミンC | 6 | 10 | ㎎ |
- 主成分は多糖類の一種であるイヌリン(※効果には触れません)
- 食物繊維を含む野菜のひとつで、日々の食事に取り入れられている
- ビタミンB群(B1、B2、ナイアシンなど)やカリウム、鉄を含む
- エネルギーは100gあたり約35kcalと、一般的な芋類よりも低め
- でんぷんが少なく、水分が多いため煮崩れしにくい
- 生で食べられる数少ない「芋」としても知られている
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