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葱の旬
ねぎ
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◆月別◆旬の食材一覧表 ~食材カレンダーまとめ~
葱とは~解説~
- 大きく分けると2種類
白ねぎ(根深葱)=主に白い部分を食用にする
青ねぎ(葉ねぎ)=緑色の部分を食べる - 収穫時期によって「夏ねぎ」「冬ねぎ」と呼ばれる
- 基本的に年中流通しているが旬は晩秋から春先
- 薬効成分のある野菜
- 薬味として使われる
- ねぎの匂いの元は「硫化アリル」
硫化アリルは食欲増進、消化促進、胃腸を健康にする効果がある - 肉や魚の匂い消しにも使われる
- 古くから関東は白部分、関西は緑部分が好まれる
東日本と西日本
東日本は根深ねぎが好まれる傾向にある
→「ねぎ」というと根深葱を指し、その他は固有名詞で呼ぶ(アサツキ、九条葱など)
西日本は葉ネギが好まれる傾向にある
→「ねぎ」というと葉ねぎを指し、根深葱は「しろねぎ」「ネブカ」と呼ぶ
栄養
白い部分にはビタミンC、硫化アリルが豊富
緑の部分にはカロテン、カルシウムが豊富
選び方
根に近い部分が締まっているものが良い
葉と茎の境目がはっきりしているものが良い
弾力があって、艶があるものが良い
葱と相性の良い食べ合わせ
葱の保存方法
- 湿らせた新聞紙(ペーパー)に包み、野菜室に立てて保存
- 刻んだ葱を水にさらし、水気を切り密封容器に入れ冷蔵で保存
- (水気をよく切り、密封容器の底にペーパーを敷くとよい)
刻んだ葱を冷凍保存できる
葱の品種群
- わけぎ
- 芽ねぎ
- あさつき
- 九条ネギ(京葱)
- 下仁田ネギ
- 加賀ネギ
- 千住ネギ
葱を使った料理
- 薬味
- 味噌汁
- 焼きネギ
- ねぎま
- 鍋物
- 煮物
- 炒め物
葱の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
葉ねぎ(生)
廃棄率 | 7 % |
エネルギー | 30 ㎉ |
水分 | 90.5g |
タンパク質 | 1.9g |
脂質 | 0.3g |
炭水化物 | 6.5g |
ナトリウム | 1 ㎎ |
カリウム | 260 ㎎ |
カルシウム | 80 ㎎ |
マグネシウム | 19 ㎎ |
リン | 40 ㎎ |
鉄 | 1.0 ㎎ |
亜鉛 | 0.3 ㎎ |
銅 | 0.05 ㎎ |
マンガン | 0.18 ㎎ |
ヨウ素 | 1 ㎍ |
セレン | 1 ㎍ |
クロム | 2 ㎍ |
モリブデン | 1 ㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 1500 ㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 0.9 ㎎ |
ビタミンK | 110 ㎍ |
ビタミンB1 | 0.06 ㎎ |
ビタミンB2 | 0.11 ㎎ |
ナイアシン | 0.5 ㎎ |
ビタミンB6 | 0.13 ㎎ |
ビタミンB12 | – |
葉酸 | 100 ㎍ |
パントテン酸 | 0.23 ㎎ |
ビオチン | 1.7㎍ |
ビタミンC | 32 ㎎ |
食物繊維(総量) | 3.2g |
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