小松菜の英語は「komatsuna」または「Japanese mustard spinach」
小松菜は英語で「komatsuna(コマツナ)」と書くのが最もシンプルです。日本の食材として扱われる場面ではそのまま通じますが、初めて聞く外国人には「Japanese mustard spinach」と補足すると伝わりやすくなります。
発音は日本語の「コマツナ」に近い言い方でOK。英語っぽく崩すより、自然に発音するほうが通じやすいのが特徴です。
この記事では、英語表記・発音・外国人への説明例から、2月が旬の理由、カルシウム・鉄分などの栄養の特徴、冷蔵・冷凍保存方法まで、和食調理師の視点でまとめました。
小松菜の英語は「komatsuna」|通じやすい言い方3つ

小松菜を英語で伝えるとき、場面に応じて使い分けられる3つの言い方を覚えておくと便利です。
① komatsuna(最もシンプル)
日本の食材として扱われる場面(英語レシピ・和食店・日本食スーパーなど)では、komatsuna表記がよく使われます。
② Japanese mustard spinach(説明として通じやすい)
初めて聞く外国人には、Japanese mustard spinachと補足するとイメージが伝わりやすくなります。
③ greens / leafy greens(”青菜”として)
「青菜」という意味でざっくり言いたいなら、greensやleafy greensが便利です。ただし、これは葉物野菜全般を指すため、小松菜を特定するにはkomatsunaを併記すると確実です。
発音(読み方)と外国人への説明例
発音のコツ
「komatsuna」は“コマツナ”と自然に発音すればOKです。英語っぽく崩すより、日本語に近い発音のほうが伝わりやすいです。アクセントは「MA(マ)」を少し強めにすると自然です。
外国人への説明例
- “It’s a type of Japanese leafy greens, similar to spinach but milder.”
(ほうれん草に似た日本の葉物野菜ですが、よりマイルドです) - “It’s rich in calcium and iron, often used in miso soup and stir-fries.”
(カルシウムと鉄分が豊富で、味噌汁や炒め物に使います)
そのまま使える例文
- “I bought komatsuna today.”(今日は小松菜を買いました)
- “Do you have komatsuna?”(小松菜はありますか?)
- “Komatsuna is often called Japanese mustard spinach.”(小松菜は “Japanese mustard spinach” と呼ばれます)
小松菜は英語で 「komatsuna」 と書くのがいちばんシンプルです。
ただし、海外の人に説明するときは「それ何の野菜?」となりやすいので、伝わりやすい言い方を3つ覚えておくと安心です。
小松菜の旬 ~おいしい時期~
小松菜の旬は12月から3月ごろ
| ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
|---|
旬カレンダー(1月〜12月)※色が付いている月が旬の目安です。
コマツナの旬(おいしい時期)
12月〜2月ごろ(冬がピーク)
3月ごろまで「春小松菜」としておいしい地域もあります
小松菜は一年中手に入る野菜ですが、いちばん味がのる旬は「冬〜早春」です。
寒い時期の小松菜は、加熱したときに甘みが出やすく、葉もやわらかく仕上がりやすいのが特徴。おひたし・味噌汁・炒め物が“決まりやすい”季節です。
✅ 買い物前に「2月に旬の食材」をまとめて確認したい方はこちら
▶ 2月|旬の野菜と果実|一覧表【保存版】
小松菜の栄養の特徴

小松菜は低カロリー(生13kcal/100g)ながらカルシウム・鉄分・ビタミンK・β-カロテンが豊富な緑黄色野菜です。「青菜の王様」とも呼ばれ、日々の食事に取り入れやすい身近な栄養源として親しまれています。
小松菜に豊富な栄養素と体への働き
カルシウム(生170mg/100g)
- 牛乳(110mg)を上回る含有量
- 骨や歯の形成に必要な栄養素
- 成長期の子どもや高齢者の食事におすすめ
鉄分(生2.8mg/100g)
- ほうれん草(2.0mg)より豊富
- 赤血球を作るのに必要な栄養素
- ビタミンCと一緒に摂ると吸収されやすくなる
ビタミンK(生210μg/100g)
- 正常な血液凝固能を維持する栄養素
- 骨の形成を助ける働きがある
- 脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂取すると吸収されやすい
β-カロテン(3100μg/100g)
- 体内で必要に応じてビタミンAに変換される
- 皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素
- 油と一緒に摂取すると吸収率が高まる
葉酸(生110μg/100g)
- 赤血球の形成を助ける栄養素
- 妊娠を計画している女性、妊娠中の女性に特に重要
- 細胞の分裂や成熟に関わる
ビタミンC(生39mg/100g)
- 皮膚や粘膜の健康維持を助ける
- 鉄分の吸収を促進する働きがある
- 水溶性ビタミンで、茹でると減少しやすい(茹で21mg)
シュウ酸が少なく食べやすい
小松菜の大きな特徴は、ほうれん草と比べてシュウ酸が少ないことです。そのため、アク抜き不要で調理でき、生のままサラダにも使えます。シュウ酸はカルシウムの吸収を妨げることがあるため、カルシウムを効率よく摂りたい場合は小松菜が適しています。
調理法による栄養の違い
生で食べる場合(サラダなど)
- ビタミンC(39mg)や葉酸(110μg)など水溶性ビタミンを効率よく摂取できる
- カリウム(500mg)も豊富に摂れる
- やわらかい葉の部分を使うと食べやすい
茹でる・炒める場合
- ビタミンC(21mg)や葉酸(86μg)は減少するが、カサが減って量を食べやすい
- ビタミンKは茹でると含有量が増える(210μg→320μg)
- 油で炒めると、β-カロテンやビタミンKの吸収率が2〜3倍に向上
冷凍保存した場合
- 栄養価の大きな損失は少ないが、ビタミンCはやや減少しやすい
- 茹でてから冷凍することで、栄養を保ちやすく、使いやすい
- 約1か月保存可能で、汁物や炒め物に便利
栄養を効率よく摂取するポイント
油と一緒に調理する
β-カロテンやビタミンKは脂溶性ビタミンのため、ごま油やオリーブオイルで炒めると吸収されやすくなります。
ビタミンCが豊富な食材と組み合わせる
鉄分の吸収を高めるため、トマト、パプリカ、レモンなどビタミンCが豊富な食材と一緒に食べると効率的です。
汁物にする
水溶性ビタミン(ビタミンC、葉酸、カリウム)が溶け出しても、汁ごと食べることで栄養を無駄なく摂取できます。

現役和食調理師のヒント
小松菜は油と一緒に調理すると、ビタミンA・Kの吸収が良くなります。ごま油やオリーブオイルを少量加えるだけでも、風味と栄養の両方がアップします。一度に使いきれないときは、茹でて冷凍しておくと時短にも◎。
小松菜の栄養素含有量(100gあたり)
小松菜
可食部100gあたり
| 栄養素 | 茹で | 生 | 単位 |
|---|---|---|---|
| 廃棄率 | 9 | 15 | % |
| エネルギー | 14 | 13 | ㎉ |
| 水分 | 94.0 | 94.1 | g |
| タンパク質 | 1.6 | 1.5 | g |
| 脂質 | 0.1 | 0.2 | g |
| 食物繊維(総量) | 2.4 | 1.9 | g |
| 炭水化物 | 3.0 | 2.4 | g |
| ナトリウム | 14 | 15 | ㎎ |
| カリウム | 140 | 500 | ㎎ |
| カルシウム | 150 | 170 | ㎎ |
| マグネシウム | 150 | 12 | ㎎ |
| リン | 46 | 45 | ㎎ |
| 鉄 | 2.1 | 2.8 | ㎎ |
| 亜鉛 | 0.3 | 0.2 | ㎎ |
| 銅 | 0.07 | 0.06 | ㎎ |
| マンガン | 0.17 | 0.13 | ㎎ |
| ヨウ素 | – | 2 | ㎍ |
| セレン | – | 1 | ㎍ |
| クロム | – | 2 | ㎍ |
| モリブデン | – | 10 | ㎍ |
| ビタミンA(レチノール) | – | – | ㎍ |
| ビタミンA(β-カロテン) | 3100 | 3100 | ㎍ |
| ビタミンD | – | – | ㎍ |
| ビタミンE(トコフェロールα) | 1.5 | 0.9 | ㎎ |
| ビタミンK | 320 | 210 | ㎍ |
| ビタミンB1 | 0.04 | 0.09 | ㎎ |
| ビタミンB2 | 0.06 | 0.13 | ㎎ |
| ナイアシン | 0.3 | 1.0 | ㎎ |
| ビタミンB6 | 0.06 | 0.12 | ㎎ |
| ビタミンB12 | – | – | ㎍ |
| 葉酸 | 86 | 110 | ㎍ |
| パントテン酸 | 0.23 | 0.32 | ㎎ |
| ビオチン | – | 2.9 | ㎍ |
| ビタミンC | 21 | 39 | ㎎ |
小松菜とは

小松菜(こまつな)は、アブラナ科アブラナ属の日本原産の葉物野菜です。
江戸時代初期、現在の東京都江戸川区小松川周辺で盛んに栽培されたことが名前の由来といわれています。関東地方を中心に古くから親しまれ、江戸の地野菜としても知られています。
葉はやわらかくクセが少ないため、おひたし・炒め物・味噌汁・ナムルなど、幅広い料理に使いやすいのが特徴。見た目はほうれん草に似ていますが、シュウ酸が少なくアク抜き不要で、そのまま調理できるのも利点です。
栄養面では、ビタミンC・鉄・カルシウムなどを豊富に含み、骨や歯の健康維持に役立つ野菜として注目されています。冬場の寒さに強く、霜にあたると甘みが増して風味が良くなるため、冬が最もおいしい季節です。
小松菜の選び方

おいしくて栄養価の高い小松菜を選ぶには、次のポイントをチェックしましょう。
葉・茎・根元の状態から鮮度を見分けることができます。
| チェックポイント | チェックポイント |
|---|---|
| 葉 | 葉の色が濃く、ツヤがあるもの 葉にハリがあり、しおれていないもの 葉に傷みや変色、虫食いがないもの |
| 茎 | 茎がまっすぐで太さがそろっているもの |
| 根本 | 根元の切り口がみずみずしいもの |
また、葉の内側が少し丸まっているものや、全体的にふっくらとした株は甘みが強い傾向があります。旬の冬場に出回る「寒締め小松菜」は霜にあたることで甘みと旨味が増して特におすすめです
小松菜の保存方法|冷蔵・冷凍のコツ

| 保存方法 | 目安期間 | ポイント |
|---|---|---|
| 冷蔵保存 | 2〜4日 | 根元を湿らせてポリ袋に入れ、立てて保存 |
| 冷凍保存(茹で) | 約1か月 | 20〜30秒ゆでてから冷凍。凍ったまま使える |
| 冷凍保存(生) | 約3週間 | 水分をよく拭いてから冷凍 |
小松菜は水分を多く含むため、日持ちしにくい葉物野菜のひとつです。ただし、少しの工夫で鮮度を保ちながら保存することができます。冷蔵なら2〜4日、冷凍なら約1か月ほど保存できるため、まとめ買いしても安心です。ここでは、それぞれの方法と注意点を紹介します。
冷蔵保存
目安:保存期間 2〜4日(冬場はやや長く持つ)
- 小松菜は乾燥に弱いため、根元を湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で「立てて」保存します。
- 冷気の強い冷蔵庫奥よりも、野菜室の温度(3〜7℃)が適温です。
- 立てて保存することで、畑に生えていたときと同じ姿勢を保ち、しおれを防ぎやすくなります。
- 乾燥を防ぐことで、葉の変色やパサつきを抑え、食感と風味を保てます。
- 葉先がしんなりしてきた場合は、根元を水につけて30分ほど置くと、シャキッと戻ります。
冷凍保存(約1か月)
冷凍保存する場合は、「生のまま」と「下ゆでしてから」のどちらでもOKです。
アクが少ないため下処理が簡単で、冷凍しても色・味ともに比較的劣化しにくいのが特徴です。
● 茹でてから冷凍する方法(おすすめ)
- 沸騰した湯で20〜30秒ほどサッとゆでる
- すぐに冷水にさらし、粗熱を取る
- 水気をよく絞り、食べやすい長さにカット
- 小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫へ
→ 解凍せず、凍ったまま味噌汁や炒め物に使用可能。
→ おひたしなどで使う場合は、自然解凍して軽く水気を絞る。
● 生のまま冷凍する方法(時短向き)
- 洗ってよく水気を切り、ざく切りにする
- 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ
→ 調理時にそのまま投入OK(汁物や炒め物向き)
→ 冷凍前に水分が残っていると、霜がついて味が落ちやすくなるため注意。
小松菜と相性の良い食材

| 食材 | おすすめの料理例 |
|---|---|
| 卵 | 小松菜と卵の炒め物 卵スープ |
| しらす サーモン | 小松菜としらすのおひたし 鮭と小松菜の味噌汁 |
| 油揚げ | 小松菜と油揚げの煮びたし |
| しいたけ まいたけ | 小松菜ときのこの炒め煮 |
| ごま | 小松菜のごま和え |
| 豚肉 | 小松菜と豚肉の炒め物 スープ |
| にんじん パプリカ | 彩り炒め ナムル風サラダ |
| ブロッコリー | 小松菜とブロッコリーの温サラダ |
小松菜はサラダにも使える?
「小松菜は火を通す野菜」というイメージが強いかもしれませんが、実は生のままでもサラダとして美味しく食べられる万能野菜です。ただし、生食に向いているのは新鮮な小松菜。やや辛味や青臭さを感じることがあるため、下処理や組み合わせがポイントになります。
- やわらかい葉の部分を使うと食感がよくなり、クセも感じにくい。
- 苦味が気になる場合は、さっと水にさらしてから使用。
- 根元は土がつきやすいので丁寧に洗い、場合によっては軽く茹でてから使うのも◎。
よく合う組み合わせ
- 小松菜 × ツナ × コーン:マヨネーズと和えるだけで簡単副菜に
- 小松菜 × トマト × チーズ:オリーブオイルと塩で洋風サラダに
- 小松菜 × 豆腐 × ごまドレッシング:和風さっぱりヘルシーサラダ
- 小松菜 × りんご × くるみ:シャキシャキと香ばしさを楽しむおしゃれサラダ

現役和食調理師のヒント
小松菜は油と一緒に調理すると、ビタミンA・Kの吸収が良くなります。ごま油やオリーブオイルを少量加えるだけでも、風味と栄養の両方がアップします。一度に使いきれないときは、茹でて冷凍しておくと時短にも◎。
まとめ
小松菜は英語で 「komatsuna」 と書くのがいちばんシンプルです。説明するときは 「Japanese mustard spinach」 と補足すると伝わりやすく、発音は「コマツナ」に近い言い方でOK。
旬は 冬〜早春(とくに12〜2月ごろ)で、寒い時期は甘みが出やすく、汁物や炒め物が決まりやすいのが魅力です。保存は、すぐ使うなら冷蔵、まとめ買いするなら 下ゆでして冷凍しておくと、献立がぐっとラクになります。
2月の旬食材もまとめてチェックしたい方へ
小松菜以外にも、2月はおいしい野菜や果物がたくさんあります。「今月は何を買えばいい?」を迷わず決めたいときは、2月の旬食材を一覧にした保存版が便利です。
▶ 2月|旬の野菜と果実|一覧表
