春菊 しゅんぎく(Garland chrysanthemum)

春菊 しゅんぎく(Garland chrysanthemum)
 

春菊の旬

しゅんぎく

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春菊とは~解説~

  • 葉の切れ込み具合で種類が分かれる
    「大葉種」葉の切れ込みが浅いモノ
    「中葉種」葉の切れ込みが深いモノ
    「小葉種」葉の切れ込みが深く、葉が細めのモノ
    *小葉種は現在あまり栽培されていない
  • 葉の大きさは大中小とあり、西日本と東日本では栽培方法が異なる
  • 葉の大きさが大きいものは西日本の一部で生産されている
  • 春菊はアクが少なく、下茹での必要がない
  • 栄養価の高い緑黄色野菜
  • 牛乳以上のカルシウム&ミネラル
  • 豊富なカロテンは生活習慣病予防に効果的
  • 茹でると、カロテン吸収率が上がる
  • 独特の香り成分はアルファ・ピネン、ベンズアルデヒドでほかの野菜にはない
  • 独特の香りには食欲増進の効果あり
  • 香りが強く、脂分がある食材と相性が良い
  • 茎が細く、短い方が柔らかい
  • 関西では菊菜(キクナ)とも呼ばれる
  • 葉の緑色が濃く、鮮やかなものが良い
  • 黄色い葉が混じっているものは古くなったものです
  • 春菊のビタミンCは目減りが早いので収穫後、なるべく早く食べると良い
 

春菊と相性の良い食べ合わせ

 

保存方法

  • 新聞紙にくるみ、ビニール袋に入れて野菜室で立てて保存する
  • 新聞紙は軽く湿らせるとよい
  • サッと茹でて、カット&小分けして冷凍保存可能
 

春菊の主な品種

  • 中葉春菊
  • 大葉春菊
  • スティック春菊
  • サラダ春菊
  • きくまろ
  • 菊之助
 

春菊を使った料理

  • 春菊のお浸し
  • 春菊のかき揚げ
  • 鍋物
 

春菊の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

しゅんぎく(葉、ゆで)

廃棄率0 %
エネルギー27 ㎉
水分91.1 g
タンパク質2.7 g
脂質0.5 g
炭水化物4.5 g
ナトリウム42 ㎎
カリウム270 ㎎
カルシウム120 ㎎
マグネシウム24 ㎎
リン44 ㎎
1.2 ㎎
亜鉛0.2 ㎎
0.12 ㎎
マンガン0.49 ㎎
ヨウ素– ㎍
セレン– ㎍
クロム– ㎍
モリブデン– ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)5300 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)2.0 ㎎
ビタミンK460 ㎍
ビタミンB10.05 ㎎
ビタミンB20.08 ㎎
ナイアシン0.4 ㎎
ビタミンB60.06 ㎎
ビタミンB12
葉酸100 ㎍
パントテン酸0.13 ㎎
ビオチン– ㎍
ビタミンC5 ㎎
食物繊維(総量)3.7 g

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用

 

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