陸鹿尾菜 おかひじき(Salsola komarovii)

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おかひじきの旬~おいしい時期~

おかひじき

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おかひじきとは?~野菜の解説~

丘ひじきの写真。旬や特徴、栄養について解説します。
丘ひじき。旬の時期や栄養素については本文で詳しく解説しています。
  • 別名「水松菜(ミルナ)」「陸の海藻」
  • 春から初夏(4月〜6月頃)に旬を迎える緑黄色野菜
  • シャキシャキとした歯ごたえとクセのない味わいが特徴
  • 細くてツンツンとした見た目が海藻の「ひじき」に似ていることから名付けられた
  • 実際には海藻ではなく、陸地で育つアカザ科の植物
  • お浸し、和え物、炒め物、サラダ、味噌汁の具材など、幅広い調理法に向いている
  • 茹でると鮮やかな緑色になり、見た目にも季節感がある
  • 東北地方を中心に栽培されており、山形や秋田などでは春の味覚として親しまれている

栄養

  • エネルギーは100gあたり約16kcalと低く、ヘルシーな野菜のひとつ
  • 水分を多く含み、みずみずしい食感に寄与している
  • β-カロテンやビタミンCを含む緑黄色野菜のひとつ
  • カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルを含んでいる
  • 食物繊維を含み、日常の食生活に取り入れられている
  • 栄養価の高さから、春野菜の中でも注目されることがある

保存方法

  • 乾燥しないようにビニール袋に入れ冷蔵庫で保存する

おかひじきを使った料理

  • サラダ
  • お浸し
  • 和え物
  • ナムル
  • 天ぷら
  • 刺身の褄

おかひじきの栄養素 ~食品成分表~

おかひじき(茎葉)
可食部100g当たり

栄養素茹で単位
廃棄率06%
エネルギー1616
水分92.992.5g
タンパク質1.21.4g
脂質0.10.2g
食物繊維(総量)2.72.5g
炭水化物3.83.4g
ナトリウム6656
カリウム510680
カルシウム150150
マグネシウム4851
リン3440
0.91.3
亜鉛0.60.6
0.100.1
マンガン0.590.66
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)32003300
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.01.0
ビタミンK360310
ビタミンB10.040.06
ビタミンB20.10.13
ナイアシン0.40.5
ビタミンB60.030.04
ビタミンB12
葉酸8593
パントテン酸0.220.22
ビオチン
ビタミンC1521
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
五大栄養素・ビタミン・ミネラルをまとめたページへ
→ たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、健康に必要な栄養素35種類を、分類ごとにわかりやすく解説しています。

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現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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