ビタミンD (Vitamin D)

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特徴

  • 脂溶性ビタミン
  • 紫外線の作用により、皮膚でかなりの量のビタミンDが作られる
    (季節や野外活動時間などにより大きく左右される)
  • 紫外線による産生は調整されているので必要以上に産生されない
  • ビタミンDにはD2からD7まで6種類ある
    (D4~D7は食品にはほとんど含まれない)
  • 植物性食品にはプロビタミンD2
    (紫外線を浴びてビタミンD2に変化)
  • 動物性食品にはプロビタミンD3
    (紫外線を浴びてビタミンD3に変化)
  • 健常人が適度な日光のもとで通常の生活をしている場合、ビタミンDが不足することは少ないと考えられます
  • 高齢者は皮膚におけるビタミンD産生能力が低下する
  • 高齢者は活動量減少で通常よりも多くのビタミンDを食事から摂取する必要があることが指摘されています

働き

  • 血中のカルシウム濃度を正常に保つ
  • カルシウムが骨に沈着するのを助ける
  • 腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進する



欠乏症

  • 紫外線により生成されるため、欠乏の心配なし
  • 骨粗しょう症、骨軟化症
  • 歯がぐらつく、下あごの骨が弱る

過剰症

  • 食事で過剰に取ることはほとんどない
  • サプリメントによる過剰症に注意
  • 高カルシウム血症(血中カルシウム濃度が上昇)
  • 腎機能障害
  • 軟組織の石灰化
  • 食欲不振、嘔吐、多尿など

多く含む食材

食材 100g当たりの成分(㎍)
あんきも(生) 110
きくらげ(乾) 85.4
しらす干し(半乾) 61.0
玉筋魚(煮干し) 54.0
たたみいわし 50.0
身欠きにしん 50.0
すじこ 47.0
いくら 44.0
かわはぎ(生) 43.0
白鮭(焼き) 39.4
紅鮭(焼き) 38.4
からすみ 33.0





まとめ

  • 脂溶性ビタミン→体内に蓄積される
  • 植物性→プロビタミンD2(紫外線に当たりビタミンD2になる)
  • 動物性→プロビタミンD3(食べて皮膚に紫外線が当たりビタミンD3になる)
  • ビタミンD2,D3は体内でビタミンDになる
  • 働き→カルシウム、リンの吸収を高める
  • カルシウム、リンと同時摂取が望ましい
  • サプリメントによる過剰症に注意