食材・栄養・レシピ・食中毒・料理の基本などをまとめてお届けします
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特徴
- 水溶性ビタミンでビタミンB群の仲間
- おもに緑黄色野菜に含まれる
- ビタミンB12と共に赤血球を作るので一緒に摂取するとよい
- 妊娠中の女性は約2倍必要になる
- 水に溶けやすく、熱に弱い
- 若い女性が極端な食事制限によるダイエットで葉酸不足に陥るので注意が必要
- 細胞の合成や修復に役立つ
働き
- 赤血球の細胞の形成を助ける役割をする
- 細胞分裂が活発である胎児の発育を助ける
- 動脈硬化を予防する効果がある
- 脳機能を改善する
欠乏症
- 通常の食生活では摂取不足による欠乏の心配はない
- 妊娠すると欠乏しやすい
(貧血、倦怠感、めまい、口内炎、下痢、胃潰瘍、動脈硬化)
過剰症
- 通常の食生活ではとり過ぎによる過剰症の心配なし
- サプリメントで過剰摂取(神経障害、発熱、じんましん)

多く含む食材
食材 |
100g当たりの成分(㎍) |
鶏 肝臓(生) |
1300 |
抹茶 |
1200 |
牛 肝臓(生) |
1000 |
玉露(お茶) |
1000 |
青汁(ケール) |
820 |
豚 肝臓(生) |
810 |
大豆 |
460 |
鰻 肝(生) |
380 |
生雲丹 |
360 |
なばな |
340 |
枝豆 |
310 |
からしな |
310 |
まとめ
- 水溶性のビタミンB群
- ビタミンB12と共に赤血球の形成を助ける(造血ビタミン)
- 胎児の発育に重要な働きをするビタミン
- 妊娠初期には2倍ほどの摂取量が推奨される
- 成長を促進する
- 貧血を予防する
- 動脈硬化の予防に役立つ
- 脳機能を改善する