特徴
- 「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分類される
- 不溶性食物繊維=排便促進、整腸作用
- 水溶性食物繊維=腸内細菌の改善、血圧上昇の抑制
- 不溶性と水溶性のバランスは2:1が良いと言われる
- ほとんど消化吸収せず、余分な栄養を排出する
- 体を構成する成分やエネルギーにはならない
働き
- 皮膚の新陳代謝を促進する効果がある
- 皮膚、のど、鼻、消化器官の粘膜を正常にする
- 糖尿病、高血圧、夜盲症の予防
- 腸内粘膜を刺激し便通を促進(便秘予防)
- 余分な脂質・糖・ナトリウムなどを排出してくれる
欠乏症
- 便秘
- 肥満、糖尿病
- 動脈硬化、高脂血症など
過剰症
- 普通の食事ではとりすぎを心配する必要はありません
- ごくまれに下痢
- 他の栄養素(ミネラル)の吸収をさまたげる
多く含む食材
食材 | 100g当たりの成分(g) |
辣韭 | 20.7 |
とうがらし | 10.3 |
グリンピース(冷凍) | 9.3 |
じゃがいも(皮つき) | 9.8 |
椎茸 | 6.4 |
白キクラゲ | 6.4 |
ぶなしめじ | 6.2 |
エリンギ | 5.4 |
ひじき(茹で) | 3.7 |
くきわかめ | 5.1 |
鶏冠海苔 | 4.1 |
わかめ | 3.6 |
まとめ
- 「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分類
- 不溶性と水溶性のバランスは2:1
- ほとんど吸収されず、余分な栄養の排泄などに役立つ
- 摂りすぎは他の栄養素まで排出してしまう