脂質の特徴
- 脂質は三大栄養素で一番カロリーが高い
- 体を動かすエネルギー源になる
- 脂質には、常温で固まるもの固まらないものがある
- 体の細胞膜やホルモン、角膜の構成成分になってる
- 脂質は皮下脂肪として臓器を保護したり、体を寒さから守る役割がある
- 脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収に役立っている
- 脂質をとりすぎると体脂肪として蓄積されるため、肥満やメタボリックシンドロームの原因になる
脂質の働き
- 細胞膜、神経組織、角膜の構成成分
- 脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を助ける
- 皮下脂肪として臓器を保護する
- 体を寒さから守る役割がある

脂質の欠乏症
- 脂質が不足すると痩せすぎ、疲れやすい、体力低下などになる
- 血管、細胞膜が弱くなる
- 脳出血の可能性
- 脂溶性ビタミン(A,D,E,K)の吸収が悪くなる
脂質の過剰症
- 脂質を取りすぎると肥満になる
- 糖尿病、動脈硬化、大腸がん、前立腺がんのリスクが増える
- 脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の原因になる
- メタボリックシンドローム、冠動脈疾患のリスクの増加
脂質を多く含む食材
脂質を多く含んだ食材を見て驚く。
上位は油が多く、胡麻油やサラダ油、バターにショートニングと並ぶ。そのあとに牛肉の脂身(生)や豚肉の脂身(生)が続く。
そんな中で出てくる「マカダミアナッツ」。その脂質の含有量はブタロースの脂身(生)よりも多い。
という事は油(食肉の脂身)を除くと脂質ナンバーワンの「マカダミアナッツ」はすごい
野菜類

魚介類
肉類
種実類
食材(種実類) | 脂質 |
---|---|
マカダミアナッツ 炒り | 76.7 g |
まつ 炒り | 72.5 g |
ヘーゼルナッツ フライ | 69.3 g |
くるみ 炒り | 68.8 g |
ココナッツパウダー | 65.8 g |
乳類
食材(乳類) | 脂肪 |
---|---|
クリーム 乳脂肪 | 43.0 g |
クリーム 植物性 | 39.5 g |
ナチュラルチーズ チェダー | 33.8 g |
ナチュラルチーズ クリーム | 33.0 g |
ナチュラルチーズ パルメザン | 30.8 g |
脂質についてまとめ
- 通常の食事で不足することはない
- ダイエットなどにより欠乏の可能性がある
- 植物性、動物性が存在するが良し悪しがない
- 体内でエネルギーや細胞膜、ホルモンなどに使われる
- 体脂肪として蓄えられる
- 体脂肪=エネルギー不足になるとエネルギーとして使われる
- 脂溶性ビタミンの吸収がされにくくなる
- 脂肪酸の一種(リノール酸やα-リノレン酸)は体内で作ることができない
- お菓子、肉、魚などに含まれる「見えない油」のとりすぎに気を付けましょう
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