
山葵の旬
わさび
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
---|
花わさび
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
---|
*各数字で歳時記を表示
山葵とは~解説~
- アブラナ科ワサビ属の植物で原産国は日本
- 根茎部分だけでなく、葉や花も収穫され出荷される
- 育てるには水質、水温、土壌などの条件が厳しい
- 収穫まで日数がかかるので希少価値が高く、非常に高価
- 花は春に咲き、貴重な食材で天ぷらやお浸しなどにされる
- 長野県と静岡県が全国の約90%の生産量を占める
- 金物との相性が悪いので金物のおろし金は避ける
- 目の細かいおろし金を使い、ゆっくりと細胞を壊すようにすりおろすとよい
- わさびには大腸菌などの細菌やカビの増殖阻止作用がある
- 山葵の制菌作用を利用した製品が開発されている
味わい
日本だけで採用されるスパイス
鼻に抜け、サッと消える独特の辛味
秋から冬にかけて辛さが強くなる
茎に近い方が辛味、香りが強い
皮に香りがあるので皮は剥かずに使う
良い食べ合わせ

保存方法
- 濡れた新聞紙などに包みビニール袋に入れ冷蔵庫で保存する
- 長期保存するときはグラスに水を張り山葵をたて、冷蔵庫で保存する
(こまめに水を変える) - 冷凍するときはしっかりとラップで包み冷凍
(使う時は凍ったまますりおろす)
山葵を使った料理
- 天ぷら
- 吸い物
- 刺身の付け合わせ
- マヨネーズ
- ドレッシング
- 漬物
山葵の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
わさび(生)
廃棄率 | 30% |
エネルギー | 88㎉ |
水分 | 74.2g |
タンパク質 | 5.6g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 18.4g |
ナトリウム | 24㎎ |
カリウム | 500㎎ |
カルシウム | 100㎎ |
マグネシウム | 46㎎ |
リン | 79㎎ |
鉄 | 0.8㎎ |
亜鉛 | 0.7㎎ |
銅 | 0.03㎎ |
マンガン | 0.14㎎ |
ヨウ素 | 1㎍ |
セレン | 9㎍ |
クロム | 1㎍ |
モリブデン | 2㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 7㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 1.4㎎ |
ビタミンK | 49㎍ |
ビタミンB1 | 0.06㎎ |
ビタミンB2 | 0.15㎎ |
ナイアシン | 0.6㎎ |
ビタミンB6 | 0.32㎎ |
ビタミンB12 | – |
葉酸 | 50㎍ |
パントテン酸 | 0.2㎎ |
ビオチン | 3.5㎍ |
ビタミンC | 75㎎ |
食物繊維(総量) | 4.4g |
関連記事
1月|食の歳時記|睦月|JANUARY
2月|食の歳時記|如月|FEBRUARY
西洋山葵 ホースラディッシュ(Horseradish)
黒鮪 くろまぐろ(bluefin tuna)