アールグレイ2.4％の食パン｜紅茶の香りと渋みを検証【ホームベーカリー奮闘記】

紅茶の香りを食パンに閉じ込めた「アールグレイ食パン」を、今回は**粉に対して2.4％**の茶葉を練り込んで焼き上げました。
ホームベーカリーで作ると、どんな風味や香りが残るのか？苦味や発酵への影響は？
調理師として、香りの出方・生地の膨らみ・味のバランスを細かく観察しました。

紅茶の風味を活かすコツや、使用量の目安も実験を通して検証しています。
香りを楽しむパン作りをしたい方や、アレンジレシピの参考にしたい方におすすめの内容です。

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アールグレイ2.4％の食パン レシピ（基本分量）

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当日の環境

今回の奮闘ポイントと結果まとめ

今回は、紅茶の香りをしっかり感じられる食パンを目指して。
強力粉は「スーパーキング」、紅茶は「アールグレイ」のティーバッグ（2g×3袋）を使用。
うち2袋は粉末状にして生地に練り込みました。リッチな風味を狙って生クリーム（植物性脂肪40％）も40％配合しています。

焼き上がりは予想以上に濃い茶色。見た目からも紅茶の存在感が強く、焼成中やトースト時には、キッチンいっぱいにアールグレイの香りが広がります。

渋みが少し強めで、紅茶の量はやや多かった印象。
また、スーパーキングの特徴であるハードな表面も影響し、「ふわふわ」「サクサク」は感じられませんでした。

生クリーム感はあまり感じられず、全体的には「香り重視・やや大人向け」の仕上がり。
決して不味くはないものの、期待していたミルキーさとのバランスが難しい結果に。
香りの立ち方と渋みのバランスをとるには、紅茶は2袋程度＋ミルク系素材を増やすのが次回の課題です。

※紅茶（アールグレイ）は意外とコストがかかるため、材料費にも注意が必要です。

今回の食パンの参考資料

今回使用したホームベーカリーはPanasonic SD-BH104（廃盤モデル）
発売からかなり年数が経っていますが、現在も安定した焼き上がりで現役使用中です。

ホームベーカリー　Panasonic SD-BH104の消耗品一覧表

原価計算表

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この記事を書いた人
現役の和食調理師／おかだ けんいち（調理歴25年以上）

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