【栄養素】ビタミンK(Vitamin K)

ビタミンK(Vitamin K)の特徴
 

ビタミンKの英語表記

Vitamin K

 

ビタミンKの特徴

  • 脂溶性ビタミン(油脂に溶けるビタミン)
  • 食品から摂取する方法と体内の腸内細菌や組織で作られるビタミンKがある
  • 体内で生成される(腸内細菌など)ため欠乏の心配はほぼない
  • 骨粗鬆症の治療薬として使われている
  • ビタミンKには多種類あるが栄養上、特に重要なものは下記2種類
  • ビタミンK1(フィロキノン)とビタミンK2(メナキノン類)
  • ビタミンK1=植物性(野菜、豆、海藻など)
  • ビタミンK2=細菌や動物性(納豆、チーズなど)
  • 新生児は腸内環境が未熟なのでビタミンKを生成できない
  • 「新生児ビタミンK欠乏性出血症」を防ぐため、妊娠後期の女性はビタミンKを摂取するように勧められている

参考HP→厚生労働省「ビタミン(脂溶性ビタミン)

 

ビタミンKの働き

  • 出血時に血を固める役割がある
  • カルシウムが骨に沈着するのを助ける
  • 血管を健康維持する役割を持つ
  • 動脈の石灰化、動脈硬化を防止する
 

ビタミンKの欠乏症

  • 腸内細菌によって合成されるので、通常の生活では不足の心配はない
  • 抗生物質の長期投与で腸内細菌が死滅してしまったり、ビタミンKを活性化させる酵素の活性が低下したりすることがあるので、欠乏する恐れがある
  • 欠乏症になると血液凝固に時間がかかる
  • ビタミン K 不足は骨折のリスクを増大させることが報告されている
 

ビタミンKの過剰症

  • 通常の食生活では心配なし
  • 現在の食事摂取においてビタミン K の栄養はほぼ充足していると考えられる
  • 日本人では納豆の影響が大きいと言われる
 

ビタミンKを多く含む食材

 

藻類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量(㎍)
ほしのり2600 ㎍
乾燥ワカメ1800 ㎍
いわのり 素干し1700 ㎍
まつも 素干し1100 ㎍
てんぐさ 素干し730 ㎍
 

し好飲料類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量( ㎍ )
玉露 茶4000 ㎍
抹茶 茶2900 ㎍
青汁 ケール1500 ㎍
紅茶 茶1500 ㎍
煎茶 茶1400 ㎍
 

豆類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量( ㎍ )
ひきわり納豆930 ㎍
糸引き納豆600 ㎍
きな粉81 ㎍
油揚げ 生67 ㎍
凍り豆腐 乾燥60 ㎍
 

野菜類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量( ㎍ )
パセリ 生850 ㎍
紫蘇 生690 ㎍
モロヘイヤ 生640 ㎍
ほうれん草 葉510 ㎍
明日葉 生500 ㎍
ちじみゆきな 葉 茹で500 ㎍
春菊 茹で460 ㎍
モロヘイヤ 茹で450 ㎍
バジル 生440 ㎍
嫁菜 生440 ㎍
ブロッコリー 焼き380 ㎍

引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

ビタミンKの食事摂取基準

ビタミンKの食事摂取基準

引用→ビタミン(脂溶性ビタミン)(PDF:1,370KB)

 

ビタミンKについてまとめ

  • 脂溶性ビタミンである
  • 栄養上、重要なものはビタミンK1とK2の2種類
  • 体内で腸内細菌などにより生成される
  • 血液凝固に深くかかわる
  • 血管を健康維持する役割がある
  • カルシウムの骨への沈着を促す働きがある
  • ビタミン K 不足は骨折のリスクを増大させる
 

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