【栄養素】コレステロール(Cholesterol)

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【栄養素】コレステロール(Cholesterol)
 

コレステロールの英語表記

Cholesterol

 

コレステロールの特徴

  • コレステロールは「脂質」の一種で、体内に常時100〜150gが蓄えられている。そのうち、食事から摂取するコレステロールは15~20%
  • 残りの85~80%は肝臓で体内合成されている
  • LDLとHDLが存在する
    (LDL)=悪玉コレステロール=体内へコレステロールを運ぶ
    (HDL)=善玉コレステロール=余分なコレステロールの回収
  • コレステロール値を下げるには、1日25~30グラムの食物繊維の摂取が効果的
  • 口から摂取したコレステロールの量がそのまま血液中の総コレステロール値に反映されるわけではない

参考→e-ヘルスネットLDL

 

コレステロールの働き

  • 脳神経や筋肉の働きを助ける
  • 細胞膜の主成分となっている
  • ホルモンを生成している
  • 脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸を作る
  • 肌や髪をなめらかにする働きがある
 

欠乏症

  • 現在の食生活では欠乏することはあまりありません
  • 細胞膜や血管が弱くなり免疫力が低下する
  • 脳出血などを起こしやすくなる
  • 動物性たんぱく質の摂取不足になる
  • 高齢者では、低栄養になる可能性がある
 

コレステロールの過剰症

  • 動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる
  • 血管内膜にコレステロールが沈着した泡沫細胞が集まり、ドロドロしたおかゆのような塊(アテローム)ができる
  • 肥満の原因になる
 

コレステロール食べ物ランキング

*食事によるコレステロールの摂取は血中のコレステロール値に直接的に影響を与えないことから、現在の食事摂取基準では、コレステロールの摂取量の基準値は定められていません。

 

卵類

食材食材100ℊ当たりの含有量(ℊ)
乾燥卵黄2300g
乾燥全卵1500g
卵黄 生1400g
卵黄 茹で1400g
ピータン アヒル卵680g
 

魚介類

食品食材100ℊ当たりの含有量(ℊ)
数の子 乾燥1000g
するめ 加工品980g
蛍烏賊 燻製930g
からすみ ボラ860g
田作り カタクチイワシ720g
 

肉類

食材食材100ℊ当たりの含有量(ℊ)
フォアグラ ガチョウ650
スモークレバー 豚480
肝臓 鶏 生370
豚 胃 ゆで250
牛 ミノ ゆで240
 

コレステロールの食事摂取基準

コレステロール

参照→「3脂質-厚生労働省

 

まとめ

  • 善玉と悪玉があるが良い悪いというわけではない
    善玉=体内へコレステロールを回収する(HDL)
    悪玉=余分なコレステロールを運ぶ(LDL)
  • 食事で摂取=約20%。体内で生成=約80%
  • 口から摂取したコレステロールの量がそのまま血液中の総コレステロール値に反映されるわけではない
 

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