
エネルギーの特徴
- エネルギーの多くは最終的に熱として身体から放出される
- 三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)がエネルギーの元になる
- タンパク質1gで4kcal
- 脂質1gで9kcal
- 炭水化物1gで4kcal
- 栄養学でのエネルギーの単位はcal(カロリー)
- 国際機関でのエネルギーの単位はjoule(ジュール)
- 「1000 cal=1 kcal」で「1 kcal=4.184 kj」
*1kcalは1㎏の水を14.5度~15.5度(1度)まで高めるために必要なエネルギー
- 「1000 cal=1 kcal」で「1 kcal=4.184 kj」
- エネルギーの摂取量と消費量が等しいとき、体重の変化はない
肥満者もやせの者も、体重、体組成に変化がなければ、エネルギー摂取量とエネルギー消費量は等しい
エネルギーの働き
- エネルギーは生命活動、生活活動、運動・トレーニング等に不可欠である
- エネルギーは身体を動かす源であり、脳を機能させる
- 生きるための原動力
- 活動量とエネルギーのバランスが大事
- 活動量が多い=たくさんのエネルギー消費
- 安静にしていても臓器を動かすなど、生命を維持するためにはエネルギーが必要
- 活動量で使う分より多くのエネルギー(糖質や脂質)をとると、その分は身体に蓄積される
参考HP→厚生労働省「策定検討会報告書・エネルギー」
エネルギーの欠乏症
- 痩せすぎ
- 疲れやすい
- 筋肉量の低下
- 肌や髪のトラブル
- 思考能力低下
- 運動能力低下

エネルギーの過剰症
- 肥満
- 糖尿
- 動脈硬化
- 高血圧
- 脂質異常症
エネルギーを多く含む食材
食材 | 100ℊ当たりの成分(kcal) |
---|---|
ラード | 941 |
牛脂 | 940 |
とうもろこし油 | 921 |
ごま油 | 921 |
なたね油 | 921 |
パーム油 | 921 |
オリーブ油 | 921 |
ラー油 | 919 |
牛 リブロース脂身 | 831 |
マーガリン | 778 |
バター | 763 |
豚ロース 脂身 | 754 |
エネルギーについてまとめ
- エネルギーは生きていくうえで必要不可欠な栄養素である
- 他の栄養素とバランスよく摂取することが大切である
- エネルギーは最終的に熱として体から放出される
- 性別、身長、体重、運動量によって摂取する量が変わってくる
- エネルギーの摂取量と消費量が等しければ体重は増加しない
年齢別食事摂取基準表はコチラ
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