菊苦菜 チコリー(chicory)

チコリー
 

チコリーの旬

チコリー

*各数字で歳時記を表示

 

チコリーとは~解説~

  • 和名はキクニガナ(菊苦菜)
  • 輸入物が多く、一年中流通している
  • ヨーロッパ原産の野菜で品種が多い
  • チコリーの変種を栽培品種化したものをラディッキオと呼ぶ
    (赤いラディッキオはラディッキオ・ロッソと呼ばれる)
  • ほのかな苦みとサクッとした食感が特徴
    (苦みは品種によってさまざま)
  • チコリーレッドは加熱すると変色するので生で使う方が良い
    (レモン汁などを使うと多少は変色を抑えられる)
  • 全体的に白く、葉先が柔らかい黄色の物が良い
  • 切り口が新鮮なもの(みずみずしい)が良い
  • フランス語と英語で言い回しが違うのでややこしい
    フランス語でアンディーブ(endive)
    英語でチコリー(chicory)
    *(フランス語でチコリー、英語でアンディーブは別の野菜)
 

保存方法

  • 乾燥に弱い野菜
  • ビニール袋やラップに包み冷蔵庫に立てて保存する
  • 冷凍保存はできない
 

主な品種群

  • リーフチコリー
  • サラダチコリー
  • ラディッキオ
  • ベルギーチコリー
  • インサラータ・ベルガ
  • チコリア
  • カタローニャ
  • チコリーノ
  • パン・ディ・ズッケロ / チコリア・ミラノ
  • ラディッキオ
 

チコリーを使った料理

  • サラダ
  • 温野菜
  • 焼き物
  • 天ぷら
 

チコリーの栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

チコリー(生)若芽

廃棄率15%
エネルギー16㎉
水分94.7g
タンパク質1.0g
脂質
炭水化物3.9g
ナトリウム3㎎
カリウム170㎎
カルシウム24㎎
マグネシウム9㎎
リン25㎎
0.2㎎
亜鉛0.2㎎
0.05㎎
マンガン0.07㎎
ヨウ素1㎍
セレン
クロム1㎍
モリブデン1㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)11㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.2㎎
ビタミンK8㎍
ビタミンB10.06㎎
ビタミンB20.02㎎
ナイアシン0.2㎎
ビタミンB60.03㎎
ビタミンB12
葉酸41㎍
パントテン酸0.14㎎
ビオチン1.1㎍
ビタミンC2㎎
食物繊維(総量)1.1g

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用

 

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