蒟蒻芋 こんにゃくいも(konnyaku potato)

蒟蒻芋 こんにゃくいも(konnyaku potato)
 

蒟蒻芋の旬

こんにゃくいも

*各数字で歳時記を表示

 

蒟蒻芋とは解説

  • サトイモ科の植物で肥大した根茎
  • 原産はインドシナ半島と言われている
  • インドシナ半島では「象の足」と呼ばれている
  • 花が咲くと芋が収穫できなくなる
  • ハエを使って受粉するため、花が咲くと動物が腐ったようなにおいを放つ
  • ショクダイオオコンニャクは世界最長の花としてギネスに載っている
  • 世界一くさい花としてもギネスに載っている
  • 蒟蒻芋は灰汁が強く、火を入れるだけでは食べることができない
  • 群馬県で日本の蒟蒻芋の90%を生産している
  • 生長して収穫できるまで2~3年かかる
  • コンニャクの原料になる芋
  • 生鮮品としては出回らない
  • 下記の栄養素は蒟蒻芋を精粉したものである
  • 収穫した蒟蒻芋はデリケートで保存が難しい
    (低温に弱く、腐りやすい)
 

こんにゃくの作り方

  1. 蒟蒻芋をすりおろす
  2. ミキサーで撹拌する
  3. 10分程度こねる
  4. 凝固剤(水酸化カルシウム)を入れ、混ぜる
  5. バットに入れしばらく放置する
  6. 適当な大きさに切り40分程度茹でる
  7. 茹でた水のまま保存
 

主な品種群

  • 備中種(日本で栽培されてきた品種。出芽期、開葉期が早い)
  • 支那種(中国から輸入されて植えたといわれる品種)
  • 在来種(古くから日本で栽培されてきた品種)
  • みやままさり
  • はるなくろ
  • あかぎおおだま
  • みょうぎゆたか
 

蒟蒻芋の栄養素(食品成分表

可食部100g当たり

こんにゃく(精粉)

廃棄率0 %
エネルギー177 ㎉
水分6.0 g
タンパク質3.0 g
脂質0.1 g
炭水化物85.3 g
ナトリウム18 ㎎
カリウム3000 ㎎
カルシウム57 ㎎
マグネシウム70 ㎎
リン160 ㎎
2.1 ㎎
亜鉛2.2 ㎎
0.27 ㎎
マンガン0.41 ㎎
ヨウ素4 ㎍
セレン1 ㎍
クロム5 ㎍
モリブデン44 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.2 ㎎
ビタミンK
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
ビタミンB61.20 ㎎
ビタミンB12
葉酸65 ㎍
パントテン酸1.52 ㎎
ビオチン4.5 ㎍
ビタミンC
食物繊維(総量)79.9 g

日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用

 

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