
真蛸の旬
まだこ(瀬戸内)
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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まだこ(三陸)
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
真蛸とは ~解説~
- 英語で「octopus」「Devil fish」
- 漢字で「真蛸」
- タコ目・マダコ科に属するタコ
- 体長は約60 cm。腕は胴体の約3倍の長さがある
- オスよりメスの方が大きくなる
- 日本人は世界で最もタコを消費していると言われる
- 市場には茹でたものの流通が多い
- 国産のマダコは高価
- 真蛸の卵を塩漬けや素干しにしたものが「海藤花(かいとうげ)」
- 一般的に「タコ」といえば真蛸を指す
- 瀬戸内では産卵期のものを「麦わらだこ」と呼ばれ旬である
- 三陸地方では11~12月が旬
味わい
オスの方が身に締りがあり歯ごたえが良い
メスは身がふっくらとしていて柔らかめ
一般的にメスの方が味が良いとされる
国産は茹でると小豆色になり香りが高い
外国産はピンク色になり香りが少ない
地方名
- いしだこ
- たこ

目利き
- 鮮度が良いものは弾力があり、身を押すと色が変わる
- 大きい方がおいしい
- 茹蛸は吸盤が小さく粒が揃っているものが良い
- 表面は茶色で艶があり、切り口が乾いていないものが良い
仲間
- ミズダコ
- イイダコ
- テナガダコ
真蛸を使った料理
- 刺身、すし
- 蛸のマリネ
- タコ焼き
- カルパッチョ
- たこめし
- 酢の物
- 煮物
- 燻製
- 干物
- しゃぶしゃぶ
真蛸の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
まだこ(生)
廃棄率 | 15% |
エネルギー | 76㎉ |
水分 | 81.1g |
タンパク質 | 16.4g |
脂質 | 0.7g |
炭水化物 | 0.1g |
ナトリウム | 280㎎ |
カリウム | 290㎎ |
カルシウム | 16㎎ |
マグネシウム | 55㎎ |
リン | 160㎎ |
鉄 | 160㎎ |
亜鉛 | 1.6㎎ |
銅 | 0.3㎎ |
マンガン | 0.03㎎ |
ヨウ素 | – |
セレン | – |
クロム | – |
モリブデン | – |
ビタミンA(レチノール) | 5㎍ |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 1.9㎎ |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.03㎎ |
ビタミンB2 | 0.09㎎ |
ナイアシン | 2.2㎎ |
ビタミンB6 | 0.07㎎ |
ビタミンB12 | 1.3㎎ |
葉酸 | 4㎍ |
パントテン酸 | 0.24㎎ |
ビオチン | – |
ビタミンC | – |
食物繊維(総量) | – |
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