
鰤の旬
ぶり
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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はまち・いなだ・わらさ
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
鰤とは ~解説~
- 英語名は【Yellowtail】
- 鰤の旬は冬から早春
- 鰤は「冬の味覚の王様」と言われる
- 厳しい冬から雪解けの頃は「寒ブリ」と呼ばれ脂がのりおいしい
- 出世魚でツバス→ハマチ→メジロ→ブリなどの呼び名が変わる(地方によって異なる)
(出世魚→成長するにつれて、名前が変わる) - 日本では伝統料理によく使われ、なじみ深い魚である
- 大型の鰤は非常に高価になる
- 養殖物は年間を通して流通していて、安定した価格
- 天然鰤(切り身)→余分な脂がついていないため赤っぽい
- 養殖鰤(切り身)→脂がたっぷりなので白くテカテカしている
- 鰤は温帯性の回遊魚で日本全国の海に生息する
呼び名
15~30cm=ワカシ、ツバス、ツバイソ
30~60cm=イナダ、はまち、フクラギ
60~80cm=ワラサ、メジロ、ガンド
80cm~=ぶり
*地方により呼び名は変わる(上記は一例)
ひみの寒ブリ宣言とは
重さ6キロ以上で脂ののったブリが安定して出荷できる見通しが立った時に出される宣言である。
①富山湾の定置網で獲られたブリである
②氷見漁港で競られたブリである
③6キロ以上の重さがあるブリである
認定されたブリは、1尾ずつ販売認定証を付けられ全国各地へと出荷されてる
地方名
- オオイオ
- ガンド
- メジロ
- フクラギ
- メジ
- アカンボ
- ゴブリ
- モンダイ
- ヤズ
- ワカナゴ

目利き ~鰤の選び方~
良品 | 悪品 |
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尾びれが大きい | 血合いの色が悪い |
背の青色が鮮やか | 黒ずんでいるものは鮮度が落ちている |
体表の黄色い帯線が鮮やか | 身が白く濁っている |
エラが鮮紅色のものが新鮮 | 切り身のカドの鋭角が失われている |
身肉が締まりスマート | |
皮や身に艶がある | |
仲間
鰤を使った料理
- ぶり大根
- 鰤の照り焼き
- 鰤の塩焼き
- 鰤の刺身、寿司
- 鰤しゃぶ
- カルパッチョ
鰤の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
ぶり(生)成魚
廃棄率 | 0% |
エネルギー | 257㎉ |
水分 | 59.6g |
タンパク質 | 21.4g |
脂質 | 17.6g |
炭水化物 | 0.3g |
ナトリウム | 32㎎ |
カリウム | 380㎎ |
カルシウム | 5㎎ |
マグネシウム | 26㎎ |
リン | 130㎎ |
鉄 | 1.3㎎ |
亜鉛 | 0.7㎎ |
銅 | 0.08㎎ |
マンガン | 0.01㎎ |
ヨウ素 | 24㎍ |
セレン | 57㎍ |
クロム | – |
モリブデン | – |
ビタミンA(レチノール) | 50㎍ |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | 8.0㎍ |
ビタミンE(トコフェロールα) | 2.0㎎ |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.23㎎ |
ビタミンB2 | 0.36㎎ |
ナイアシン | 9.5㎎ |
ビタミンB6 | 0.42㎎ |
ビタミンB12 | 3.8㎎ |
葉酸 | 7㎍ |
パントテン酸 | 1.01㎎ |
ビオチン | 7.7㎍ |
ビタミンC | 2㎎ |
食物繊維(総量) | – |