魚醤油の種類
しょっつる
いしる
いかなご醤油
- 香川県で作られる調味料
- 原材料は玉筋魚
- 玉筋魚と塩を樽に入れ、30℃前後の部屋で熟成させる
- いかなご醤油を使う郷土料理はない
- 1950年頃に生産が途絶えたが、近年生産されるようになった
ナンプラー
- タイの魚醤
- ナン=水、プラ=魚を意味する
- 原材魚は片口鰯などを使う(淡水魚が使われる事があるが基本的に海水魚)
- 塩と魚をタンクに入れ、重石と蓋をして1年程度で出荷される
- タイ料理では欠かせない調味料
- タイの飲食店では机上に常備され、日本における醤油の存在
ヌックマム
- ベトナムの魚醤(ヌクマム・ヌクナム・ヌォクマヌ)
- 原材魚は鰯・ムロアジが使われることが多い
- 魚と塩を壺などに入れ熟成させる
- 下級のヌクマヌは臭気が強い
- ベトナム料理には欠かせない調味料
魚醤油の特徴
- はたはたなどの魚を塩漬けにして発酵、熟成させたもの。
- 鎌倉時代から調味料として使われる。
- 魚の成分の分解溶融によるアミノ酸などの旨味に富んでいる
醤油の働き
- 塩分が多いので浸透圧の働きによって、水分が引き出される
- 魚類や肉類の生臭みを消す
- 防腐作用がある
- 素材の持ち味を生かす
魚醤油の使い方
- 旨味が強いので少し足すだけで豊かな味わいになる
- 魚臭さや肉臭さを抑えたい時に使うとよい
- 少量で効果があるので様子を見ながら使う
醤油の重量
小さじ | 6g |
大さじ | 18g |
1カップ | 230g |
醤油の保存方法
- 醤油は時間がたつとともに風味が落ち、色が濃くなる
- 直射日光を避け冷暗所に保存
- 開封後は空気に触れ、酸化が進むので冷蔵庫保存が好ましい
- 開封後は早めに使いきるようにする(一か月程度)
醤油の種類
- 濃口醤油
- 薄口醤油
- たまり醤油
- 再仕込み醤油
- 白醤油
- 魚醤油
栄養素含有量
可食部100g当たり
しょっつる
廃棄率 | 0% |
エネルギー | 29kcal |
水分 | 69.4g |
タンパク質 | 6.1g |
脂質 | – |
炭水化物 | 1.1g |
ナトリウム | 9600㎎ |
カリウム | 190㎎ |
カルシウム | 6㎎ |
マグネシウム | 14㎎ |
リン | 70㎎ |
鉄 | 0.2㎎ |
亜鉛 | 0.2㎎ |
銅 | 0.01㎎ |
マンガン | – |
ヨウ素 | 29㎍ |
セレン | 11㎍ |
クロム | 11㎍ |
モリブデン | 1㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | 0 |
ビタミンE(トコフェロールα) | – |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.03㎎ |
ビタミンB2 | 0.06㎎ |
ナイアシン | 1.0㎎ |
ビタミンB6 | 0.03㎎ |
ビタミンB12 | 1.9㎍ |
葉酸 | 5㎍ |
パントテン酸 | 0.31㎎ |
ビオチン | 3.0㎍ |
ビタミンC | – |
食物繊維(総量) | 0.1g |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用