銀杏 ぎんなん (Ginko nuts)

銀杏 ぎんなん (Ginko nuts)
 

銀杏の英語表記

ginkgo
ginkgo nut

 

銀杏の旬 ~おいしい時期~

ぎんなん

*各数字で歳時記を表示

 

銀杏とは ~解説~

  • 生きた化石と言われるほど大昔からある樹木になる実の中身
  • 銀杏の木になる実の中の胚乳種を食べる
  • 銀杏にはオスの木とメスの木があり、身がなるのはメスの木
  • 独特の風味と食感を持った秋の味覚
  • 大量に食べると食中毒を起こすことがある
  • 子供には数を制限し、5歳未満には与えない方が良い
  • 銀杏にはメチルピリドキシン(MPN)という中毒物質が含まれている
  • 銀杏はアルカリ性で手がかぶれる

栄養
カロテン、糖質、ビタミンC、ビタミンBなどが豊富

メチルピリドキシン(MPN)とは
神経を興奮させ、けいれんや呼吸困難、手足の麻痺、不整脈など、さまざまな中毒症状を起こす可能性がある

 

銀杏の下処理

  1. 消銀杏を水に漬けておく(2~3日)
  2. 直接触らないように皮を剥く(ゴム手袋など使用)
  3. 天日干しをして乾燥させる
  4. 殻に亀裂を入れ、フライパンで乾煎りする
  5. 身を取り出し、塩ゆでして薄皮を取る
  6. この状態で冷凍保存できる
 

保存方法

  • 紙袋に入れて野菜室で保存
  • 殻を外し塩ゆでして薄皮を取って冷凍保存
【祖父江町山崎産銀杏】贈答品に最適量!久治銀杏2L 1kg(久寿銀杏)【9月上旬発送開始】
 

銀杏を使った料理

  • 焼き銀杏
  • 揚げ銀杏
  • 炒め物
  • 炊き込みご飯
  • サラダ
  • 茶碗蒸し
 

銀杏の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

ぎんなん(生)

栄養素茹で
廃棄率25 %0 %
エネルギー168 ㎉169 ㎉
水分57.4 g56.9 g
タンパク質4.7 g4.6 g
脂質1.6 g1.5 g
炭水化物34.8 g35.8 g
ナトリウム1 ㎎
カリウム710 ㎎580 ㎎
カルシウム5 ㎎5 ㎎
マグネシウム48 ㎎45 ㎎
リン120 ㎎96 ㎎
1.0 ㎎1.2 ㎎
亜鉛0.4 ㎎0.4 ㎎
0.25 ㎎0.23 ㎎
マンガン0.26 ㎎0.25 ㎎
ヨウ素2 ㎍
セレン1 ㎍
クロム5 ㎍
モリブデン3 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)290 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)2.5 ㎎1.6 ㎎
ビタミンK3 ㎍3 ㎍
ビタミンB10.28 ㎎0.26 ㎎
ビタミンB20.08 ㎎0.07 ㎎
ナイアシン1.2 ㎎1.0 ㎎
ビタミンB60.07 ㎎0.02 ㎎
ビタミンB12
葉酸45 ㎍38 ㎍
パントテン酸1.27 ㎎1.02 ㎎
ビオチン6.2 ㎍2.8 ㎍
ビタミンC23 ㎎23 ㎎
食物繊維(総量)1.6 g2.4 g

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用

 
 

関連記事

椎茸 しいたけ(Shiitake)
湿地 しめじ(Shimeji)
臭橙 かぼす(Kabosu)
食用菊 しょくようぎく(Edible chrysanthemum)