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細魚の旬
さより
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サヨリが美味しい2月。2月が旬の魚介類を一覧表で見る
細魚とは ~解説~
- 英語で「halfbeak」
- 漢字で「鱵」「細魚」「針魚」「針嘴魚」「水針魚」「竹魚」「長鰯」
- ダツ目トビウオ亜目サヨリ科サヨリ属
- 全国的に獲れるため、旬の時期がずれる
- 産卵期は初夏で春の魚(3~4月)
- 白身で高級魚
- 東京では120g以上の物を「カンヌキ」と呼び珍重する
- 干物は高価だが価値あり
- 腹の中は黒いため「ハラグロ」と呼ばれることもある
- 祝いの席では長い身を結び吸い物に使われる
- 日本全国で獲れるが、福井県の水揚げが多い
- 12月頃には韓国から空輸された細魚が出回る
- ウロコは薄くはがれやすい
- 皮は薄いが強い。骨はあまり硬くない。
味わい
香り高く上品な白身
見た目にも美しく美味
春は旨味や脂がのっていて美味しい
皮目に独特の風味がある
生で食べてもうま味が強い
地方名
- エンピツ(小型)
- カンヌキ
- カンノウオ
- サイレンボウ
- ショウブ
- サイチ
- ゼンド
- ハリオ
- ヨロズ
- チョウカツ
- スズ
目利き
- 下あごの前部が赤いと新鮮な証拠
- 全身が透き通るような色をしているものが良い
- 腹側が銀白色に輝いているもの
- エラが綺麗な赤色なら新鮮
- 下あごの赤みが薄い物は鮮度が落ちている
- ヒレが乾いているものは古い
仲間
- ナンヨウサヨリ
- ホシザヨリ
- クルメザヨリ
- トウザヨリ
細魚を使った料理
- 細魚の一夜干し
- 細魚の寿司・刺身
- 細魚の天ぷら・から揚げ
- 細魚の潮汁
細魚の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
さより(生)
廃棄率 | 40 % |
エネルギー | 88 ㎉ |
水分 | 77.9 g |
タンパク質 | 19.6 g |
脂質 | 1.3 g |
炭水化物 | – |
ナトリウム | 190 ㎎ |
カリウム | 290 ㎎ |
カルシウム | 41 ㎎ |
マグネシウム | 37 ㎎ |
リン | 190 ㎎ |
鉄 | 0.3 ㎎ |
亜鉛 | 1.9 ㎎ |
銅 | 0.03 ㎎ |
マンガン | 0.02 ㎎ |
ヨウ素 | – |
セレン | – |
クロム | – |
モリブデン | – |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | 3.0 ㎍ |
ビタミンE(トコフェロールα) | 0.9 ㎎ |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | – |
ビタミンB2 | 0.12 ㎎ |
ナイアシン | 5.2 ㎎ |
ビタミンB6 | 0.33 ㎎ |
ビタミンB12 | 5.5 ㎍ |
葉酸 | 10 ㎍ |
パントテン酸 | 0.44 ㎎ |
ビオチン | – |
ビタミンC | 2 ㎎ |
食物繊維(総量) | – |