女梶木 めかじき (Swordfish)

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女梶木  めかじき (Swordfish)
 
 

女梶木の英語表記

Swordfish
Broadbill swordfish
Mekajiki
眼梶木
眼旗魚
女旗魚
女梶木
女舵木

魚介類の英語表記をまとめた記事→魚介類の漢字と英語表記一覧表

 

女梶木の旬 ~おいしい時期~

めかじき

*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

女梶木とは ~解説~

  • 名前は真梶木と比べて目が大きいことから由来する
  • マカジキの種類は11種類あるが、メカジキの種類は1種のみ
  • 成魚は全長4m、体重300㎏にもなる大型魚
  • カジキマグロと言われるが「マグロ」とは無関係
  • 「マグロ」はサバ科、「マカジキ」はマカジキ科、メカジキはメカジキ科なので全て別の魚である
  • 冬から春にかけて国産品が多く出回る
  • 夏季には冷凍品が多い(輸入品は血合いが黒ずみ全体的に乾いた感じがする)
  • 夏場、収穫されるものは「夏メカ」と呼ばれる
  • 国産、輸入物共に年間を通して多く流通する
  • 東日本での流通が多く、西日本では少ない
  • 「カジキ」と言えばこの「女梶木」を指す
  • 三陸などではマグロとあわせ、紅白の刺身にして祝い事などに使われる
  • 炒め物にしても煮崩れしにくい

味わい
刺身よりも照り焼きやみそ焼きなどがおいしい
夏場は脂のりが穏やかであっさりとした味わい
冬場はたっぷりと脂がのり、濃厚な旨みを楽しめる
解凍カジキは調理すると身がパサつく

冷凍物の調理のコツ
冷凍カジキは「解凍カジキは調理すると身がパサつく」と言われている。この原因は冷凍時に細胞が壊れ、そこから水分が流れでることにあります。こんな冷凍カジキをおいしく食べるちょっとしたコツを2つ。
1つ目はソテーする時は水分が逃げないように小麦粉をまぶして焼くと水分の流出を防ぐことができる。2つ目は加熱温度。必要以上の加熱はパサ付きのもと。表面に焦げ目がついたら蓋をして蒸し焼きにする。
原因を理解することでおいしいく調理しましょう

 

地方名

  • イオ
  • カジキ
  • クダマキ
  • スズ
  • メサラ
 

目利き

  • 身に張りがあって盛り上がっているもの
  • 白っぽい方が脂がある
  • 鮮度の良い物は血合いが美しい赤色している
  • 脂でつやつやと輝いているものが良い
  • 古くなると血合い血合いが黒みを帯びてくる
 

仲間

  • メカジキ
  • マカジキ
 

女梶木を使った料理

  • フライ
  • ムニエル
  • 刺身、すし
  • 照り焼き
  • しゃぶしゃぶ
  • 味噌煮
  • ステーキ
 

女梶木の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

めかじき(生)

栄養素含有量
廃棄率0 %
エネルギー139 ㎉
水分72.2 g
タンパク質19.2 g
脂質7.6 g
炭水化物0.1 g
ナトリウム71 ㎎
カリウム440 ㎎
カルシウム3 ㎎
マグネシウム29 ㎎
リン260 ㎎
0.5 ㎎
亜鉛0.7 ㎎
0.04 ㎎
マンガン
ヨウ素16 ㎍
セレン59 ㎍
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)61 ㎍
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD8.8 ㎍
ビタミンE(トコフェロールα)4.4 ㎎
ビタミンK1 ㎍
ビタミンB10.06 ㎎
ビタミンB20.09 ㎎
ナイアシン7.6 ㎎
ビタミンB60.37 ㎎
ビタミンB121.9 ㎍
葉酸8 ㎍
パントテン酸0.39 ㎎
ビオチン2.7 ㎍
ビタミンC1 ㎎
食物繊維(総量)

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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