扁桃 アーモンド(Almond)

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アーモンドの栄養とその効果

注目すべき栄養素は「ビタミンE」「ミネラル」「食物繊維
(ミネラルはカリウム、カルシウム、鉄分などが豊富)

  • 「ビタミンE」は老化防止
    (「活性酸素」の働きを抑える効果があります)
  • 「カリウム」は取りすぎたナトリウムを排出する効果がある
  • 「カルシウム」は骨の健康維持
  • 「鉄分」は貧血などに役立つ
  • 「食物繊維」は排便促進、整腸作用に効果があります

アーモンドの一日の目安量は20~25粒が良いと言われています。粉砕したりペーストにしたりして、調理方法を変えると摂取しやすくなります。

おすすめのアーモンド

アーモンドの写真。旬や特徴、栄養について解説します。
アーモンドの旬の時期や栄養素については本文で詳しく解説しています。

毎日、食べるのにお勧めするアーモンドは「無塩ロースト
チョコがコーティングされていたり、塩味がついているものは避けましょう。塩分や糖分の摂りすぎにつながります。
さまざまな形状のアーモンドが売られているので、この機会に探してみましょう。
スライス、ペースト、ダイス、パウダーなど

そこでおすすめしたいのはこのアーモンド。(425g×2)なんですが、遮光袋に入っていて、チャックがついているので、このまま保存できます。

一日の摂取量は20~25粒=約30~35g
425g(1袋)÷30g(一日の摂取量)=14.16...

という事は毎日、20粒を食べると14日間で一袋なくなる計算です。

アーモンドの旬|おいしい時期

アーモンドの旬のカレンダー。9月と10月が収穫時期で新物が美味しいことを示す図解。
アーモンドの旬は9月〜10月。この時期だけの「新物」は香ばしさが格別です。

アーモンドといえば乾燥した状態が一般的ですが、実は「新物(しんもの)」を味わえる特別な時期があることをご存知でしょうか。

アーモンドの収穫は、産地であるカリフォルニアや日本国内でも8月下旬から10月にかけて行われます。そのため、最も鮮度が良く、香りが高いアーモンドが出回る9月と10月が、まさに一番の食べ頃、つまり「旬」となります。

プロが教える「新物」の魅力

調理師として多くの食材を扱ってきた経験からお伝えすると、この時期のアーモンドは油脂の酸化が少なく、口に入れた瞬間の香りの立ち方が全く違います。

9月のアーモンド
収穫が始まったばかりの、フレッシュで力強い香ばしさが楽しめます。

10月のアーモンド
新物が市場に出揃い、品質・味ともに最も安定して美味しい時期です。

普段、何気なく食べているアーモンドも、この旬の時期を意識するだけで、ナッツ本来の深い甘みとカリッとした食感をより一層堪能できます。


アーモンドの他にも、今この時期に最高の食べ頃を迎えている食材が数多くあります。お買い物の際の参考に、ぜひチェックしてみてください。
9月が旬の食材一覧はこちら
10月が旬の食材一覧はこちら

アーモンドの解説

  • 別名「扁桃(へんとう)」と呼ばれる
  • 南ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカなどで栽培されている
  • 日本では鹿児島、山形などで栽培されている
  • スライス、ホール、ダイス、ペースト、パウダーなどの形状で売られている
  • 栄養価が高く、世界的にも注目されている食品
  • ビタミンEの含有量が多い
  • ビタミンEには抗酸化作用があり、老化防止、美肌効果が期待できる
  • 一日の適切な摂取量20~25粒
  • カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄分などが含まれており、体の調子を整える

保存方法

アーモンドは水気に弱く、含まれる「ビタミンE」は光に弱いので、光と水気を避けて保存するのが好ましい。

  • ジッパー付きの袋に小分けして冷凍
  • 湿気を吸わないようにして保存する
  • 光を遮る容器にいれて保存する
    ※匂いが移りやすく、湿気に弱いので、密封容器に入れ冷凍。使用分のみ解凍するのが好ましい

アーモンドを使った料理

  • アーモンド揚げ
  • アーモンド焼き
  • ほうれん草のアーモンド和え
  • サラダのトッピング

アーモンドの栄養素

食品成分表「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

アーモンド(煎り)無塩
可食部100g当たり

栄養素煎り単位
廃棄率0%
エネルギー608
水分1.8g
タンパク質20.3g
脂質54.1g
食物繊維(総量)11.0g
炭水化物20.7g
ナトリウム
カリウム740
カルシウム260
マグネシウム310
リン480
3.7
亜鉛3.7
1.19
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)7
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)29.0
ビタミンK
ビタミンB10.03
ビタミンB21.04
ナイアシン3.9
ビタミンB60.08
ビタミンB12
葉酸48
パントテン酸0.26
ビオチン
ビタミンC
出典「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

アーモンドは、その成分の半分以上(54.1%)が良質な脂質でできていますが、それ以上に注目すべきは現代人の食生活で不足しがちな栄養素の宝庫である点です。

上の表の通り、特筆すべき数値がいくつもあります。ここでは、日々の健康管理に取り入れたい3つのポイントを解説します。

トップクラスの含有量「ビタミンE」

アーモンドの大きな特徴は、なんといってもビタミンE(トコフェロールα)の多さです。100gあたり29.0mgという数値は、全食品の中でも圧倒的です。 ビタミンEは、美容や健康維持に関心が高い方に広く知られている栄養素です。いつまでも若々しい印象を保ちたい方にとって、これほど効率的に摂取できる食材は貴重です。▶ビタミンEの働きと上手な摂取方法はこちら

ごぼうの約2倍の「食物繊維」

意外かもしれませんが、アーモンドは食物繊維も非常に豊富です。その量は100gあたり11.0g。これは野菜の中でも繊維質が多いとされる「ごぼう(5.7g)」の約2倍にも相当します。 朝のスッキリしたリズムを整えたい方や、食事の満足感を高めたい方にとって、アーモンドは手軽な補給源となります。▶食物繊維の種類や働きについて詳しく

不足しがちな「必須ミネラル」を補給

汗とともに失われやすいカリウム(740mg)や、身体の土台作りに必要なカルシウム(260mg)、マグネシウム(310mg)がバランスよく含まれています。 特にマグネシウムなどのミネラル類は、健康維持に欠かせない栄養素です。忙しい毎日の栄養バランスを整えるサポート役として最適です。▶マグネシウムの重要な役割とは?

現役和食調理師のイラスト|25年以上の経験から料理のヒントを伝えます

現役和食調理師のヒント

アーモンドは栄養の塊ですが、エネルギーもしっかりあります(100gあたり608kcal)。健康的な食習慣として続けるなら、「1日20〜25粒(約25g〜30g)」を目安に、よく噛んで味わうのがおすすめです。


手のひらの100g

アーモンド100gの写真。掌に載せるとこのくらい
掌に載せたアーモンド100gの画像

まとめ:アーモンドは9月・10月が狙い目

ここまで、アーモンドの意外な「旬」と、身体に嬉しい栄養素について解説してきました。

  • 旬は秋: 9月・10月に出回る「新物」は香りと食感が格別。
  • 栄養の宝庫: ビタミンEや食物繊維など、現代人に足りない栄養を効率よく補える。
  • 適量: 1日20〜25粒を目安に、毎日の習慣にするのがおすすめ。

アーモンドは、袋から出すだけで食べられる「天然のサプリメント」です。ぜひ今年の秋は、新物の美味しさを味わってみてください。

【編集後記】食生活を頑張るあなたへ

アーモンドの栄養を調べてこの記事に辿り着いた方は、きっと「忙しい中でも、身体に良い食事をとりたい」という高い意識をお持ちだと思います。

ですが、現役の調理師である私ですら、仕事終わりの自炊は「しんどい」と感じることがあります。 もしあなたが、日々の買い物や夕飯作りでストレスを感じているなら、それは「頑張りすぎ」のサインかもしれません。

もっと肩の力を抜いて、食卓を笑顔にするためのヒントを2つ用意しました。今の気分に合わせて読んでみてください。

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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