扁桃 アーモンド(Almond)

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アーモンドの栄養とその効果

注目すべき栄養素は「ビタミンE」「ミネラル」「食物繊維
(ミネラルはカリウム、カルシウム、鉄分などが豊富)

  • 「ビタミンE」は老化防止
    (「活性酸素」の働きを抑える効果があります)
  • 「カリウム」は取りすぎたナトリウムを排出する効果がある
  • 「カルシウム」は骨の健康維持
  • 「鉄分」は貧血などに役立つ
  • 「食物繊維」は排便促進、整腸作用に効果があります

アーモンドの一日の目安量は20~25粒が良いと言われています。粉砕したりペーストにしたりして、調理方法を変えると摂取しやすくなります。

おすすめのアーモンド

アーモンドの写真。旬や特徴、栄養について解説します。
アーモンドの旬の時期や栄養素については本文で詳しく解説しています。

毎日、食べるのにお勧めするアーモンドは「無塩ロースト
チョコがコーティングされていたり、塩味がついているものは避けましょう。塩分や糖分の摂りすぎにつながります。
さまざまな形状のアーモンドが売られているので、この機会に探してみましょう。
スライス、ペースト、ダイス、パウダーなど

そこでおすすめしたいのはこのアーモンド。(425g×2)なんですが、遮光袋に入っていて、チャックがついているので、このまま保存できます。

一日の摂取量は20~25粒=約30~35g
425g(1袋)÷30g(一日の摂取量)=14.16...

という事は毎日、20粒を食べると14日間で一袋なくなる計算です。

アーモンドのおいしい時期

日本では3~4月に花が咲き、7~8月に実が熟する。果実が自然に落下することなく、機械で気を揺さぶり実を落とす。日本の収穫時期は梅雨と重なり、早く収穫しないと腐敗したり、害虫に食べられたりする。通年、流通しているので旬はない。

アーモンドの旬

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

アーモンドの解説

  • 別名「扁桃(へんとう)」と呼ばれる
  • 南ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカなどで栽培されている
  • 日本では鹿児島、山形などで栽培されている
  • スライス、ホール、ダイス、ペースト、パウダーなどの形状で売られている
  • 栄養価が高く、世界的にも注目されている食品
  • ビタミンEの含有量が多い
  • ビタミンEには抗酸化作用があり、老化防止、美肌効果が期待できる
  • 一日の適切な摂取量20~25粒
  • カルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄分などが含まれており、体の調子を整える

保存方法

アーモンドは水気に弱く、含まれる「ビタミンE」は光に弱いので、光と水気を避けて保存するのが好ましい。

  • ジッパー付きの袋に小分けして冷凍
  • 湿気を吸わないようにして保存する
  • 光を遮る容器にいれて保存する
    ※匂いが移りやすく、湿気に弱いので、密封容器に入れ冷凍。使用分のみ解凍するのが好ましい

アーモンドを使った料理

  • アーモンド揚げ
  • アーモンド焼き
  • ほうれん草のアーモンド和え
  • サラダのトッピング

アーモンドの栄養素(食品成分表)

アーモンド(煎り)無塩
可食部100g当たり

栄養素煎り単位
廃棄率0%
エネルギー608
水分1.8g
タンパク質20.3g
脂質54.1g
食物繊維(総量)11.0g
炭水化物20.7g
ナトリウム
カリウム740
カルシウム260
マグネシウム310
リン480
3.7
亜鉛3.7
1.19
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)7
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)29.0
ビタミンK
ビタミンB10.03
ビタミンB21.04
ナイアシン3.9
ビタミンB60.08
ビタミンB12
葉酸48
パントテン酸0.26
ビオチン
ビタミンC

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
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手のひらの100g

アーモンド100gの写真。掌に載せるとこのくらい
掌に載せたアーモンド100gの画像

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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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