帆立貝 ほたてがい(Scallop)

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帆立貝の英語表記

Scallo

 

ほたてがいの旬 ~おいしい時期

ほたて(紐付き)

貝柱

*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

帆立貝とは ~解説~

  • 別名「扇貝」「海扇」
  • 産卵期前の冬から春にかけてが美味
  • 帆立貝自体の旬は冬
  • 東北から北海道の寒海に分布する二枚貝
  • 上下2枚の殻は形が違い、下の殻は鍋のように深く膨れ、上の殻はほぼ平らである
  • 市場には安定して年中入荷されている
  • 昔は高価な食材でしたが、養殖されるようになり安価になった
  • 安価で味も良く扱いやすいためスーパーなどによく並ぶ
  • 今では天然物はほぼなく、ほとんどが養殖物
  • 貝柱は冷凍しても味が劣化が少ない

味わい
養殖と天然では味の大差はない
貝柱は産卵後の4~7月の方が甘み(グリコーゲン)が強くなりおいしい
噛めば噛むほどうまみが増して美味
上品な旨味と滑らかな舌触りが特徴

下ごしらえ
①殻の間にナイフを差し込み、殻から貝柱を取り出す
②薄い塩水でヌメリを洗い流す
③貝柱のまわりのヒモを外す

 

地方名

  • 海扇(カイセン)
  • 秋田貝(アキタガイ)
  • ボホガイ
【刺身用】北海道産ほたて貝柱 約1kg
 

目利き

  • 生きているものが良い
  • 殻がしっかり閉じている物
  • 殻つきのものは触れるとすぐに閉じるものが良い
  • 貝柱は透明感があり、艶のあるもので大きめ物が良い

仲間

  • 檜扇貝(ヒオウギガイ)
 

レシピ

  • 刺身、すし
  • バター醤油焼き
  • グラタン
  • おでん
  • 味噌汁
  • 炊き込みご飯
  • 照り焼き
  • くしかつ
 

帆立貝の栄養素 ~食品成分表~

可食部100g当たり

ほたてがい(生)

廃棄率50 %
エネルギー66 ㎉
水分82.3 g
タンパク質13.5 g
脂質0.9 g
炭水化物1.5 g
ナトリウム320 ㎎
カリウム310 ㎎
カルシウム22 ㎎
マグネシウム59 ㎎
リン210 ㎎
2.2 ㎎
亜鉛2.7 ㎎
0.13 ㎎
マンガン0.12 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)10 ㎍
ビタミンA(β-カロテン)150 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.9 ㎎
ビタミンK1 ㎍
ビタミンB10.05 ㎎
ビタミンB20.29 ㎎
ナイアシン1.7 ㎎
ビタミンB60.07 ㎎
ビタミンB1211.0 ㎎
葉酸87 ㎍
パントテン酸0.66 ㎎
ビオチン
ビタミンC3 ㎎
食物繊維(総量)

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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