河豚 ふぐ(Globefish)

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河豚(ふぐ)の旬|おいしい時期

ふぐ

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

河豚とは ~解説~

河豚 ふぐ(Globefish)
  • 河豚の旬は秋から冬
  • 口は小さいが歯は強く鋭い
  • トラフグ=体長70㎝程度、胸ヒレの後ろに白い縁取りの斑紋
  • マフグ=体長40㎝程度、腹は白緑黒色の背に不規則な褐色斑
  • シマフグ=体長70㎝程度、背は黒色、白縞模様
  • 河豚の毒は「テトロドトキシン」
  • 下関市南風泊港の「河豚の初セリ」は秋の風物詩(トラフグのみ)
  • 主役は「とらふぐ」
  • 成熟させた方がおいしい魚の一つ
  • 淡白な身に強い旨味があり冬の味覚として人気
  • 毒を取り除いた身のことを「身欠き」という
  • 白子はクリームのような滑らかな食感に旨味と甘みがあり絶品
  • 養殖物(とらふぐ)は天然物に比べ、尾びれが短く全体的に黄色を帯びている
  • フグ取扱資格がないと捌くことができない

参考→水産庁トラフグの部屋

地方名

  • テッポウ
  • キタマクラ
  • ガンバ
  • トミ
  • シロ
  • ナゴヤ
  • ジュッテントン

目利き ~河豚の選び方~

  • 「身欠き」での選び方は身が飴色でふっくらしているものを選ぶとよい
  • 身に張りがあり、艶があって太めが良い

仲間

  • 白鯖河豚(シロサバフグ)
  • 真河豚(マフグ)
  • 箱河豚(ハコフグ)

河豚を使った料理

  • てっさ
  • ふぐちり
  • 河豚の寿司
  • 河豚のから揚げ
  • 河豚の醤油焼き
  • 煮凝り
  • 雑炊
  • ヒレ酒

河豚の栄養素(食品成分表)

ふぐ(生)
可食部100g当たり

栄養素まふぐとらふぐ単位
廃棄率00%
エネルギー7880
水分79.378.9g
タンパク質18.919.3g
脂質0.40.3g
食物繊維(総量)g
炭水化物0.2g
ナトリウム83100
カリウム470430
カルシウム56
マグネシウム2425
リン260250
0.20.2
亜鉛1.50.9
0.020.02
マンガン0.01
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)73
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD6.04.0
ビタミンE(トコフェロールα)0.60.8
ビタミンK
ビタミンB10.040.06
ビタミンB20.170.21
ナイアシン7.05.9
ビタミンB60.50.45
ビタミンB123.01.9
葉酸33
パントテン酸0.230.36
ビオチン
ビタミンC
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

高たんぱく・超低脂質で、エネルギーは80kcal前後/100gと控えめ。

ミネラル(カリウム・リン)とビタミンD・B群がバランスよく含まれる。

味にクセが少なく、加熱しても身質が締まって崩れにくいのが調理面の特徴。

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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