枝豆 えだまめ(Green soybeans)

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夏の風物詩として欠かせない「枝豆」
居酒屋のおつまみや家庭の食卓でも大人気ですが、実は栄養価も高く、健康を支える優秀な食材です。
このページでは、枝豆の旬の時期・特徴・英語や漢字での表記・相性の良い食材・100gあたりの栄養素までをまとめました。調理師の視点からおいしい食べ方や選び方のコツも紹介しますので、ぜひ日々の食生活に役立ててください。

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枝豆の旬~おいしい時期~

枝豆

季節ごとの旬の食材をもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。▶ 旬の野菜・魚介【年間カレンダー】

枝豆とは?~野菜の解説~

枝豆の写真。旬や特徴、栄養について解説します。
枝豆。旬の時期や栄養素については本文で詳しく解説しています。
  • カルシウム、カリウムが豊富
  • カロテン、ビタミンCも多く含む
  • 実の入り方が7~8割くらいがおいしい
  • 大豆と同様に栄養素が豊富(大豆にはないビタミンCを含む)
  • 枝付きで丸々太ったものを選ぶようにする
  • 中身がびっしりと詰まっているものが良い
  • 産毛がたくさん付いているものを選ぶ
  • 身が丸々と太ったものが良い
  • 購入後はすぐに茹でるのが良い

枝豆のおいしい茹で方

  1. 塩味を入りやすくするためさやの端をカットする
  2. 少し多めの塩で揉む(産毛を取る)
  3. 多めの湯を沸かし、塩がついたまま枝豆を入れる
  4. 約4分ほど茹でる
  5. ざるに上げ、広げて荒熱を取る(流水で冷ますと旨味&栄養が失われる)
    色を出すにはうちわなどで仰いで粗熱を取る

保存方法

  • 生のまま保存すると栄養や風味が落ちるのでなるべくすぐに茹でる
  • 茹でて冷蔵保存
  • 茹でて冷凍保存可能

主な品種群

  • 茶豆
  • だだちゃ豆
  • 丹波黒大豆

枝豆を使った料理

  • 枝豆とチーズのサラダ
  • 枝豆のお浸し
  • 枝豆のスープ
  • 枝豆の炊き込みご飯
  • 枝豆のかき揚げ

枝豆の栄養素~食品成分表~

えだまめ
可食部100g当たり

栄養素茹で単位
廃棄率5045%
エネルギー118125
水分72.171.7g
タンパク質11.511.7g
脂質6.16.2g
食物繊維(総量)4.65.0g
炭水化物8.98.8g
ナトリウム21
カリウム490590
カルシウム7658
マグネシウム7262
リン170170
2.52.7
亜鉛1.31.4
0.360.41
マンガン0.740.71
ヨウ素
セレン1
クロム1
モリブデン240
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)260240
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.60.8
ビタミンK3330
ビタミンB10.240.31
ビタミンB20.130.15
ナイアシン1.01.6
ビタミンB60.080.15
ビタミンB12
葉酸260320
パントテン酸0.450.53
ビオチン11.0
ビタミンC1527
参照「「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」」

▶ 栄養の全体像を知りたい方はこちら
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この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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