真蛸 まだこ(octopus)

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まだこ
今日の日付
です
 

真蛸の英語表記

common octopus
Octopus
Devil fish

 

真蛸の旬

まだこ(瀬戸内)

まだこ(三陸)

*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

蛸の価格推移

たこ100gの値段を全国のスーパーで価格調査した結果。
全国内のスーパーでたこが最も高かったのは2024年9月で452円、逆に最もたこが安かった年月は2016年7月で267円となっている。

2024年9月の平均価格は452円

参照→小売物価統計調査

 

真蛸とは ~解説~

  • 漢字で「真蛸」
  • タコ目・マダコ科に属する
  • 頭足類に属する軟体動物で主に海中に生息している
  • 軟体動物としては珍しく寿命が長い(5年~7年)
  • 体長は約60 cm。腕は胴体の約3倍の長さがある
  • オスよりメスの方が大きくなる
  • 日本人は世界で最もタコを消費していると言われる
  • 市場には茹でたものの流通が多い
  • 国産のマダコは高価
  • 真蛸の卵を塩漬けや素干しにしたものが「海藤花(かいとうげ)」
  • 一般的に「タコ」といえば真蛸を指すことが多い
  • 瀬戸内では産卵期(6~9月頃)の真蛸を「麦わらだこ」と呼び、旬である
  • 三陸地方では11~12月が旬

味わい
オスの方が身に締りがあり歯ごたえが良い
メスは身がふっくらとしていて柔らかめ
一般的にメスの方が味が良いとされる
国産は茹でると小豆色になり香りが高い
外国産はピンク色になり香りが少ない

栄養
高たんぱくで低脂肪
ビタミンB12やミネラルを多く含む

 

地方名

  • いしだこ
  • たこ
 

目利き

  • 鮮度が良いものは弾力があり、身を押すと色が変わる
  • 大きい方がおいしい
  • 茹蛸は吸盤が小さく粒が揃っているものが良い
  • 表面は茶色で艶があり、切り口が乾いていないものが良い
 

仲間

  • ミズダコ
  • イイダコ
  • テナガダコ
 

真蛸を使った料理

  • 刺身、すし
  • 蛸のマリネ
  • タコ焼き
  • カルパッチョ
  • たこめし
  • 酢の物
  • 煮物
  • 燻製
  • 干物
  • しゃぶしゃぶ
 

真蛸の栄養素(食品成分表)

可食部100g当たり

まだこ(生)

廃棄率15 %
エネルギー70 ㎉
水分81.1 g
タンパク質16.4 g
脂質0.7 g
炭水化物0.1 g
ナトリウム280 ㎎
カリウム290 ㎎
カルシウム16 ㎎
マグネシウム55 ㎎
リン160 ㎎
0.6 ㎎
亜鉛1.6 ㎎
0.30㎎
マンガン0.03 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)5 ㎍
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.9 ㎎
ビタミンK
ビタミンB10.03 ㎎
ビタミンB20.09 ㎎
ナイアシン2.2 ㎎
ビタミンB60.07 ㎎
ビタミンB121.3 ㎎
葉酸4 ㎍
パントテン酸0.24 ㎎
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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