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ひよこ豆の旬
ひよこ豆
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*各数字で歳時記を表示
9月|おいしい野菜と果物の一覧表|旬の野菜と果物
ひよこ豆とは ~解説~
- 中国語では「鶏児豆」
- スペイン語では「garbanzo」(ガルバンソ)
- 食感が栗に似ていることから、別名「栗豆」とも呼ばれる
- 缶詰などには「ガルバンゾー」という名が記載されていることもある
- 原産地はヒマラヤ西部を含む西南アジア地域と推定されている
- 豆粒のヘソの近くに鳥のくちばしのような突起がありひよこに似ている
- ひよこに似た豆の形が名前の由来と認識されている
- ひよこまめには、2つの種類がある
大粒種(Kaburi)=豆粒の大きさが10~13mm程度で表皮の色が薄橙色
小粒種(Desi)=豆粒の大きさが7~10mm程度で濃褐色
流通
日本では栽培されていない輸入豆
国内で流通しているひよこまめは、メキシコ、米国、カナダ等から輸入されたもので、ほとんどが大粒種である
世界の生産量は860万トン。そのうち約70%はインドが占めている。
味わい
独特のホクホク感があり、日本でもカレー、スープ、サラダ等の食材として利用される
食感が栗に似ている。
インドのひよこまめの多くは小粒種で、挽き割り(ダール)にしてスープに利用したり、粉末(ベサン)にして揚げ物の衣などに利用されている
ひよこ豆の選び方
- 粒が揃っているものを選ぶ
- 乾燥物は予行乾燥している物
ひよこ豆の保存方法
- 茹でたひよこ豆はゆで汁と一緒にタッパーに入れ冷蔵庫で保存
- 乾燥したひよこ豆は高温多湿を避け冷暗所で保存
(野菜室で保存の方が長持ちする)
冷凍方法
茹でたひよこ豆の水分をよく切り、密封袋に入れて冷凍保存
ゆで汁と一緒に冷凍しても良い
*スープなどに使う時は汁ごと、炒め物に使う時は水気を切って冷凍するとよい
乾燥ひよこ豆の戻し方
- 一晩、たっぷりの水に浸ける(ひよこ豆の5倍程度の水)
- そのまま、火にかける
- 沸騰してきたら、アクを取り除く
- 弱火~中火にしてコトコト煮込む
- 好みの硬さになったら火を止める(30分程度)
- すぐに水から上げずにそのまま放置する
ひよこ豆を使った料理
- 煮込み料理
- 炒め物
- スープ
- サラダ
- カレー
ひよこ豆の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
ひよこ豆 全粒(ゆで)
廃棄率 | 0% |
エネルギー | 149㎉ |
水 | 59.6g |
タンパク質 | 9.5g |
脂質 | 2.5g |
炭水化物 | 27.4g |
ナトリウム | 5㎎ |
カリウム | 350㎎ |
カルシウム | 45㎎ |
マグネシウム | 51㎎ |
リン | 120㎎ |
鉄 | 1.2㎎ |
亜鉛 | 1.8㎎ |
銅 | 0.29㎎ |
マンガン | 1.10㎎ |
ヨウ素 | – |
セレン | 5㎍ |
クロム | 1㎍ |
モリブデン | 56㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 1.7㎎ |
ビタミンK | 6㎍ |
ビタミンB1 | 0.16㎎ |
ビタミンB2 | 0.07㎎ |
ナイアシン | 0.4㎎ |
ビタミンB6 | 0.18㎎ |
ビタミンB12 | – |
葉酸 | 110㎍ |
パントテン酸 | 0.48㎎ |
ビオチン | 8.9㎍ |
ビタミンC | – |
食物繊維(総量) | 11.6g |