
蓮根の旬
新蓮根
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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蓮根
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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蓮根の解説
- 蓮根は英語で「Lotus root」
- 真ん中に1つの穴があり、それを囲むように9~10個の穴が開いている
- 「見通しがきく」といって縁起物として節句やお祝いの席で使われる
- 新れんこんの旬は6月~9月
- 地域(種類)によって旬は異なるが通常は寒い時期
- 新れんこんは柔らかくあっさりした味で水分が多い
- 冬になると粘りが出て甘みが増す
- 野菜には珍しいビタミンB1やB2が含まれる
- ミネラルも多く、栄養の宝庫
- 体を内側から綺麗にしてくれる栄養素が多い
- 切ってすぐに水に浸け、空気に触れないようにするとアク抜きできる
- 酢水を使う事により、より白くなる(使う料理によって酢水を使うとよい)
- 酢水に長くつけていると、風味や粘りがなくなってしまうので注意
- 切り方によって、歯ごたえが変わる
- 輪切り=シャキシャキした食感(金平や酢の物、天ぷらなど)
- 乱切り=味がしみ込み易い(煮物)
- 縦切り=歯ごたえが残る(炒め物など)

蓮根の選び方
- ふっくらと太い物が良品
- 持った時にずっしりと重い物が良品
- 穴の中が綺麗なものが新鮮で良品
- 豊円で節間が長い物が良品
- 表面はみずみずしくて張りのあるものを選ぶとよい
- 節の部分でカットされているものを選ぶ方が良い
- 古くなると、表面の艶がなくなり茶色いシミができる
相性の良い食材

保存方法
- 湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れ冷蔵庫で保存する
- 泥付きの物はそのままで保存する方が良い
- カットしたものは切り口をラップして冷蔵庫で保存する
- 新れんこんは傷みやすいので注意が必要
冷凍方法
- 皮を剥いて、使いやすい大きさにカットして硬めに茹でて冷凍
- 生のまま冷凍する場合は一度酢水につけて、水気を切って冷凍する
- 冷凍するときは使いやすいサイズに切り、使う分量づつ冷凍するとよい
主な品種
- 岩国れんこん(10月~2月)
- 加賀れんこん(8月~5月)
- 大口れんこん(10月~4月)
- 備中ロースター
- 志那
- オオジロ
蓮根を使った料理
- 蓮根饅頭
- 辛子蓮根
- 筑前煮
- 酢蓮根
- レンコンチップス
- きんぴられんこん
- 天ぷら
- 炒め物
- 酢の物

蓮根の栄養素(食品成分表)
可食部100g当たり
れんこん(生)
廃棄率 | 20% |
エネルギー | 66kcal |
水分 | 81.5g |
タンパク質 | 1.9g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 15.5g |
ナトリウム | 24㎎ |
カリウム | 440㎎ |
カルシウム | 20㎎ |
マグネシウム | 16㎎ |
リン | 74㎎ |
鉄 | 0.5㎎ |
亜鉛 | 0.3㎎ |
銅 | 0.09㎎ |
マンガン | 0.78㎎ |
ヨウ素 | 9㎍ |
セレン | 1㎍ |
クロム | – |
モリブデン | 1㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 3㎍ |
ビタミンD | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 0.6㎎ |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.1㎎ |
ビタミンB2 | 0.01㎎ |
ナイアシン | 0.4㎎ |
ビタミンB6 | 0.09㎎ |
ビタミンB12 | – |
葉酸 | 14㎍ |
パントテン酸 | 0.89㎎ |
ビオチン | 2.9㎍ |
ビタミンC | 48㎎ |
食物繊維(総量) | 2.0g |
日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用
野菜類/れんこん/根茎、生
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