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食用菊の旬 ~おいしい時期~
しょくようぎく
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
10月|旬の野菜・果物 一覧表 japanese-food.net
食用菊とは ~解説~
- 食用菊は観賞用のきくと同じ菊の仲間
- 菊の一種で、特に食用として栽培されている菊を指す
- 標準和名は「ショクヨウギク」で食菊、料理菊とも呼ばれる
- 観賞用に比べ、食用は苦みが少ない
- 花びらが大きくなるように品種改良された物がある
- 栽培が盛んで一年中出回るが旬であるが、秋物は香りのよさが違う
- 紫菊花には抗糖化作用があるとされる
※抗糖化作用=体内の糖化を防ぐ作用 - 刺身に添えられたものは菊の解毒効果を利用した、殺菌のためである
- 醤油に花弁を散らして彩り・香りを楽しむ食べ方もある
- 冷凍物や乾燥物も売られている
栄養素
ビタミンやミネラルが比較的に多く含まれている
β-カロテンやビタミンC、葉酸 ビタミンB群 が多く含まれている
ビタミンB群などの抗酸化作能力の高い栄養素が多い
選び方
色が鮮やかで形がきれいなものが良い
枯れたり、しおれたりしているものは避ける
良い食べ合わせ
- 貧血予防=牡蠣、鯖
- むくみ解消=わかめ、生姜
保存方法
- 乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫
- サッと茹でて冷凍可能(茹でるときに酢を垂らすとよい)
茹でて、キッチンペーパーでよく水気を切り広げて冷凍
使用するときは和え物などに使う
主な品種群
- カキノモト
- もってのほか
- 延命楽(エンメイラク)
- 阿房宮(アボウキュウ)
レシピ
- 菊花のお浸し
- 菊花の和え物
- 菊花の吸い物
- 菊花のちらし寿司
食用菊の栄養素 (食品成分表)
可食部100g当たり
きく 花びら
栄養素 | 生 | 茹で |
---|---|---|
廃棄率 | 15 % | 0 % |
エネルギー | 25 ㎉ | 21 ㎉ |
水分 | 91.5 g | 92.9 g |
タンパク質 | 1.4 g | 1.0 g |
脂質 | – | – |
炭水化物 | 6.5 g | 5.7 g |
ナトリウム | 2 ㎎ | 1 ㎎ |
カリウム | 280 ㎎ | 140 ㎎ |
カルシウム | 22 ㎎ | 16 ㎎ |
マグネシウム | 12 ㎎ | 9 ㎎ |
リン | 28 ㎎ | 20 ㎎ |
鉄 | 0.7 ㎎ | 0.5 ㎎ |
亜鉛 | 0.3 ㎎ | 0.2 ㎎ |
銅 | 0.04 ㎎ | 0.04 ㎎ |
マンガン | 0.36 ㎎ | 0.24 ㎎ |
ヨウ素 | – | – |
セレン | – | – |
クロム | – | – |
モリブデン | – | – |
ビタミンA(レチノール) | – | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 67 ㎍ | 61 ㎍ |
ビタミンD | – | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 4.6 ㎎ | 4.1 ㎎ |
ビタミンK | 11 ㎍ | 10 ㎍ |
ビタミンB1 | 0.1 ㎎ | 0.06 ㎎ |
ビタミンB2 | 0.11 ㎎ | 0.07 ㎎ |
ナイアシン | 0.5 ㎎ | 0.2 ㎎ |
ビタミンB6 | 0.08 ㎎ | 0.04 ㎎ |
ビタミンB12 | – | – |
葉酸 | 73 ㎍ | 40 ㎍ |
パントテン酸 | 0.2 ㎎ | 0.15 ㎎ |
ビオチン | – | – |
ビタミンC | 11 ㎎ | 5 ㎎ |
食物繊維(総量) | 3.4 g | 2.9 g |
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
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