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にんにくの英語・漢字 表記
Garlic
大蒜
蒜
葫
忍辱
“野菜の英語表記を学びながら、日本の文化に触れる
言語学習者向けの英語・漢字・ひらがなガイド
にんにくの旬 ~おいしい時期~
大蒜
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
【月別】 旬の食材一覧食材の風薫る季節
月別の旬の食材を一挙公開表 【食の歳時記】
大蒜とは ~解説~
- 香りづけに欠かせない香辛野菜でイタリア料理、中国料理に欠かせない存在
- 日本では古くから強壮作用を持つ薬用植物として食べられてきた
- 体内でビタミンB1と結びつき、スタミナ回復する
- 生姜と合わせると香りは弱くなるが、効能はアップする
- ニンニクを熟成発酵させた黒ニンニク(フルーティーにんにく)という物が存在する
- 黒にんにくは生よりもポリフェノールやアミノ酸が多く含まれる
- にんにくは刺激が強い成分が含まれているので、過剰に摂取すると胃腸の調子が悪くなる可能性がある
- 国内の物は約70%が青森県産
香りの元「アリシン」
刻んだり、すりおろすことで細胞が壊れて、アリシンが多く発生する
アリシンは殺菌作用や血栓予防に効果がある
上手な使い方
低温から炒めて、香りとうまみを引き出す
にんにくの中の芽は焦げやすく刺激も強いので、風味を良くしたい時は取り除くとよい
上手なにんにくの選び方
固くて全体的に丸みを帯びているもの。(固さがあると新鮮である証、古くなると形が崩れていく)
ずっしりと重さを感じるもの。(古くなると水分が抜けていく。水分が抜けると旨味や香りが損なわれていく)
良い食べ合わせ
- 脱毛予防=椎茸、ブロッコリー、苺
- スタミナ強化=玉葱、ニラ、ネギ
- 肥満防止=烏賊、蛸、牡蠣
- 下痢解消=白菜、三つ葉、ヨーグルト
- 疲労回復効果=豚肉
保存方法
- 湿気に弱いので、冷蔵庫には入れずにネットなどに入れて吊るす
- カット後はラップをして冷蔵庫で保存する
- 冷凍する時はすりおろしたり、みじん切りにするとよい
- 醤油やオリーブ油につけておくと、保存がきくのでオススメ
主な品種群
- プチニンニク
- ニューホワイト六片
- 福地ホワイト六片
- ジャンボニンニク
- 最上赤にんにく
大蒜を使った料理
- 醤油漬け、味噌漬け
- 丸焼き
- にんにく味噌
- ガーリックトースト
- 炒め物
- 揚げ物
- 薬味
にんにくの栄養素 ~食品成分表~
可食部100g当たり
にんにく(りん茎)
栄養素 | 油いため | 生 |
---|---|---|
廃棄率 | 0 % | 9 % |
エネルギー | 191 ㎉ | 129 ㎉ |
水分 | 53.7 g | 63.9g |
タンパク質 | 8.2 g | 6.4g |
脂質 | 5.9 g | 0.9g |
炭水化物 | 30.6 g | 27.5g |
ナトリウム | 16 ㎎ | 8 ㎎ |
カリウム | 610 ㎎ | 510 ㎎ |
カルシウム | 18 ㎎ | 14 ㎎ |
マグネシウム | 29 ㎎ | 24 ㎎ |
リン | 200 ㎎ | 160 ㎎ |
鉄 | 1.2 ㎎ | 0.8 ㎎ |
亜鉛 | 1.0 ㎎ | 0.8 ㎎ |
銅 | 0.21 ㎎ | 0.16 ㎎ |
マンガン | 0.36 ㎎ | 0.28 ㎎ |
ヨウ素 | – | – |
セレン | – | 1 ㎍ |
クロム | – | – |
モリブデン | – | 16 ㎍ |
ビタミンA(レチノール) | – | – |
ビタミンA(β-カロテン) | 2 ㎍ | 2 ㎍ |
ビタミンD | – | – |
ビタミンE(トコフェロールα) | 1.5 ㎎ | 0.5 ㎎ |
ビタミンK | 3 ㎍ | – |
ビタミンB1 | 0.23 ㎎ | 0.19 ㎎ |
ビタミンB2 | 0.09 ㎎ | 0.07 ㎎ |
ナイアシン | 0.8 ㎎ | 0.7 ㎎ |
ビタミンB6 | 1.8 ㎎ | 1.53 ㎎ |
ビタミンB12 | – | – |
葉酸 | 120 ㎍ | 93 ㎍ |
パントテン酸 | 0.68 ㎎ | 0.55 ㎎ |
ビオチン | – | 2.0 ㎍ |
ビタミンC | 10 ㎎ | 12 ㎎ |
食物繊維(総量) | 6.8 g | 6.2 g |
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
35種類食べ物の栄養について知識を深めたいなら→栄養素 一覧表
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