大蒜 にんにく(garlic)

※本記事には広告が表示されます。

大蒜 にんにく(garlic)
 

にんにくの英語・漢字 表記

Garlic
大蒜


忍辱

“野菜の英語表記を学びながら、日本の文化に触れる
言語学習者向けの英語・漢字・ひらがなガイド

 

にんにくの旬 ~おいしい時期

大蒜

*各数字で歳時記を表示
【月別】 旬の食材一覧食材の風薫る季節
月別の旬の食材を一挙公開表 【食の歳時記】

 

大蒜とは ~解説~

  • 香りづけに欠かせない香辛野菜でイタリア料理、中国料理に欠かせない存在
  • 日本では古くから強壮作用を持つ薬用植物として食べられてきた
  • 体内でビタミンB1と結びつき、スタミナ回復する
  • 生姜と合わせると香りは弱くなるが、効能はアップする
  • ニンニクを熟成発酵させた黒ニンニク(フルーティーにんにく)という物が存在する
  • 黒にんにくは生よりもポリフェノールやアミノ酸が多く含まれる
  • にんにくは刺激が強い成分が含まれているので、過剰に摂取すると胃腸の調子が悪くなる可能性がある
  • 国内の物は約70%が青森県産

香りの元「アリシン」
刻んだり、すりおろすことで細胞が壊れて、アリシンが多く発生する
アリシンは殺菌作用や血栓予防に効果がある

上手な使い方
低温から炒めて、香りとうまみを引き出す
にんにくの中の芽は焦げやすく刺激も強いので、風味を良くしたい時は取り除くとよい

上手なにんにくの選び方
固くて全体的に丸みを帯びているもの。(固さがあると新鮮である証、古くなると形が崩れていく)
ずっしりと重さを感じるもの。(古くなると水分が抜けていく。水分が抜けると旨味や香りが損なわれていく)

 

良い食べ合わせ

  • 脱毛予防=椎茸、ブロッコリー、苺
  • スタミナ強化=玉葱、ニラ、ネギ
  • 肥満防止=烏賊、蛸、牡蠣
  • 下痢解消=白菜、三つ葉、ヨーグルト
  • 疲労回復効果=豚肉
 

保存方法

  • 湿気に弱いので、冷蔵庫には入れずにネットなどに入れて吊るす
  • カット後はラップをして冷蔵庫で保存する
  • 冷凍する時はすりおろしたり、みじん切りにするとよい
  • 醤油やオリーブ油につけておくと、保存がきくのでオススメ
 

主な品種群

  • プチニンニク
  • ニューホワイト六片
  • 福地ホワイト六片
  • ジャンボニンニク
  • 最上赤にんにく
 

大蒜を使った料理

  • 醤油漬け、味噌漬け
  • 丸焼き
  • にんにく味噌
  • ガーリックトースト
  • 炒め物
  • 揚げ物
  • 薬味
 

にんにくの栄養素 ~食品成分表

可食部100g当たり

にんにく(りん茎)

栄養素油いため
廃棄率0 %9 %
エネルギー191 ㎉129 ㎉
水分53.7 g63.9g
タンパク質8.2 g6.4g
脂質5.9 g0.9g
炭水化物30.6 g27.5g
ナトリウム16 ㎎8 ㎎
カリウム610 ㎎510 ㎎
カルシウム18 ㎎14 ㎎
マグネシウム29 ㎎24 ㎎
リン200 ㎎160 ㎎
1.2 ㎎0.8 ㎎
亜鉛1.0 ㎎0.8 ㎎
0.21 ㎎0.16 ㎎
マンガン0.36 ㎎0.28 ㎎
ヨウ素
セレン1 ㎍
クロム
モリブデン16 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)2 ㎍2 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.5 ㎎0.5 ㎎
ビタミンK3 ㎍
ビタミンB10.23 ㎎0.19 ㎎
ビタミンB20.09 ㎎0.07 ㎎
ナイアシン0.8 ㎎0.7 ㎎
ビタミンB61.8 ㎎1.53 ㎎
ビタミンB12
葉酸120 ㎍93 ㎍
パントテン酸0.68 ㎎0.55 ㎎
ビオチン2.0 ㎍
ビタミンC10 ㎎12 ㎎
食物繊維(総量)6.8 g6.2 g

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
35種類食べ物の栄養について知識を深めたいなら→栄養素 一覧表

 

関連記事

茗荷 みょうが(Japanese ginger)
紫蘇 しそ(Japanese basil)
酢橘 すだち(Sudachi)
臭橙 かぼす(Kabosu)
唐辛子 とうがらし(Red pepper)