根深葱 ねぶかねぎ(Nebuka-negi)の特徴と栄養素

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根深葱 ねぶかねぎ(Nebuka-negi)
 

根深葱の旬

ねぶかねぎ

10月|旬の野菜・果物 一覧表 japanese-food.net
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おいしい野菜が多い10月。秋と言えばキノコ類が旬を迎え美味しくなってきます。秋刀魚が美味しくなり、それに合わせるように酢橘やカボスなども出てきます
https://japanese-food.net/october-vegetables-and-fruits/
 

根深葱とは~解説~

  • 別名「しろねぎ」「ながねぎ」
  • 日に当たらないようにして、白い部分が多くなるように育てる
  • 関東では白い部分を好み、関西では緑の部分を好む傾向がある
  • 生で刻んで食べると、シャキシャキした食感と辛味を味わえる
  • 中国では体を温め、疲労を回復する薬用植物として珍重されていた
  • 旬は冬ですが年間を通して安定して供給される
  • カリウムやカルシウム、ビタミンC、カロテンなどが豊富に含まれる
  • ネギ特有の香りは硫化アリルの一種アリシンによるもの
  • アリシンは糖質のエネルギー代謝やビタミンB1の吸収にかかわっている
  • 低温の油で加熱する事でアホエンという物質が生成される
  • アホエンには強い抗酸化力があり、血液をサラサラにしてくれる
 

根深葱の選び方

  • 白い部分が締まっていて弾力があるものを選ぶ
  • 葉先まで濃い緑色で張りがあるものが良い
  • 滑らかでスジがなく、艶があるものが良品
  • 付け根がしっかりしていて、葉と茎の境目がくっきりしているものが良品
 

相性の良い食材

老化防止
疲労回復
豚肉
紫蘇
生姜
高血圧
動脈硬化予防
木耳
昆布
便秘予防薩摩芋
蓮根
 

保存方法

  • 乾燥しないようにラップに包むか、ビニール袋に入れ冷蔵庫で保存
  • 長い時は緑の部分と白い部分に分けてビニール袋に入れるとよい
  • 冷凍するときは3等分程度に切り分け冷凍する
    (小口に切って冷凍すると、アリシンが失われる)
  • 冷凍したものを使う時は凍ったまま料理に使う
    (解凍すると旨味や水分が抜けてしまうので凍ったまま切って使う)
 

主な品種

  • 千住ねぎ
  • 深谷ねぎ
  • 信長ねぎ
  • 加賀ねぎ
  • 下仁田ねぎ
  • 曲がりねぎ
 

根深葱を使った料理

 

根深葱の食品成分表

可食部100g当たり

ねぶかねぎ(生)軟白

廃棄率40 %
エネルギー35 ㎉
水分89.6 g
タンパク質1.4 g
脂質0.1 g
炭水化物8.3 g
ナトリウム
カリウム200 ㎎
カルシウム36 ㎎
マグネシウム13 ㎎
リン27 ㎎
0.3 ㎎
亜鉛0.3 ㎎
0.04 ㎎
マンガン0.12 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン2 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)82 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.2 ㎎
ビタミンK8 ㎍
ビタミンB10.05 ㎎
ビタミンB20.04 ㎎
ナイアシン0.4 ㎎
ビタミンB60.12 ㎎
ビタミンB12
葉酸72 ㎍
パントテン酸0.17 ㎎
ビオチン1.0 ㎍
ビタミンC14 ㎎
食物繊維(総量)2.5 g
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」から引用
 

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