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喜知次の英語表記
Kichiji rockfish
broadbanded thornyhead
broadfin thornyhead
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喜知次の旬 ~おいしい時期~
きちじ
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
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*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】
喜知次とは ~解説~
- 正式名称「喜知次」「吉次」(きちじ)で別名は「きんき」
- 産卵期は2~5月
- カサゴの仲間で体長は30cm程度まで成長する
- 水深150~600にいる深海魚で全身トゲだらけの魚
- 「釣りキンキ」というブランドがある
「釣りキンキ」=魚体を傷つけない漁法で釣りあげたらすぐに氷詰めにするので鮮度が良い - エサが海老なので魚体が赤い(海老の色素アスタキサンチンの影響)
- 大正時代には肥料になるほど安い魚であったが今では高級魚
- 脂がのり、見た目が鮮やかで華やかなので人気
- マスコミで取り上げられることが多く、高騰の原因にもなっている
※関東では非常に値が高く、1キロ1万円を超えることがある。 - 日本海には生息しない
- 大きいほど高価で小さい物は「ショウキン」と呼ばれる
味わい
脂のノリが良い
脂がのっているので濃い味付けがよく合う
頭は大きいが、出汁が出るので頭を落として調理するのはオススメしない
地方名
- きんき
- 小金(ショウキン)
- メンメ
- アカジ
- アカチョ
- キンギョ
- アスナロ
目利き
- エラが鮮紅色のものが良い
- 腹を触ってしっかりしているもの
- 全体的に深紅に輝いているものが良い(時間がたつとオレンジ色になる)
- 体表の朱色が深く、背びれの黒斑が濃いものが新鮮
- 黄色っぽい物や白っぽい物は避ける
仲間
- アラスカキチジ
喜知次を使った料理
- 刺身、すし
- 煮つけ
- 干物
- 塩焼き
- 唐揚げ
喜知次の栄養素 食品成分表
可食部100g当たり
きちじ(生)
廃棄率 | 0 % |
エネルギー | 238 ㎉ |
水分 | 63.9 g |
タンパク質 | 13.6 g |
脂質 | 21.7 g |
炭水化物 | – |
ナトリウム | 75 ㎎ |
カリウム | 250 ㎎ |
カルシウム | 32 ㎎ |
マグネシウム | 32 ㎎ |
リン | 130 ㎎ |
鉄 | 0.3 ㎎ |
亜鉛 | 0.4 ㎎ |
銅 | 0.11 ㎎ |
マンガン | – |
ヨウ素 | 84 ㎍ |
セレン | 58 ㎍ |
クロム | – |
モリブデン | – |
ビタミンA(レチノール) | 65 ㎍ |
ビタミンA(β-カロテン) | – |
ビタミンD | 4.0 ㎍ |
ビタミンE(トコフェロールα) | 2.4 ㎎ |
ビタミンK | – |
ビタミンB1 | 0.03 ㎎ |
ビタミンB2 | 0.07 ㎎ |
ナイアシン | 0.8 ㎎ |
ビタミンB6 | 0.04 ㎎ |
ビタミンB12 | 1.0 ㎎ |
葉酸 | 2 ㎍ |
パントテン酸 | 0.20 ㎎ |
ビオチン | 0.8 ㎍ |
ビタミンC | 2 ㎎ |
食物繊維(総量) | – |
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表
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