筍 たけのこ (bamboo shoot )

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たけのこの英語表記

bamboo shoot
bamboo sprout

野菜の英語表記一覧表→★野菜180選★英語/漢字/日本語表記一覧のまとめ

 

筍の旬 ~おいしい時期~

孟宗竹(もうそうだけ)

破竹(はちく)

真竹(まだけ)

*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

たけのことは ~解説

  • 春を待ってたかのように大地を割って芽を出す
  • 桜の散る頃がおいしいと言われる
  • 茹でた筍についている白い粉はでんぷんとチロシンが老化したもので害はない
  • 孟宗竹=筍の代表種。最も味が良くえぐみが少なく柔らかい
  • 破竹=えぐみが少なく淡白。独特の甘みを持つ
  • 真竹=アクが強く味も劣る。皮に産毛がない
  • 食用のほとんどは孟宗竹で皮に淡褐色のうぶ毛が密生しているのが特徴
  • 収穫直後からえぐみが出てくる
  • 掘りたてのものは生でも食べられるが、そうでないものは茹でて食べる
  • 食物繊維、カリウムが豊富
  • 米ぬかを使い、あく抜きをする

味わい
サクサクとした食感と深い味わいが特徴
独特のえぐみと甘みを持つ
生で食べられるのは春から夏にかけて
えぐみの元はシュウ酸

 

合わせると効果的な食材

 

目利き

  • 穂先が黄色で外皮の艶がいいもの(穂先が緑のものは日光に当たてるので筋が硬く、えぐみが強い)
  • 小ぶりでずっしりしたものが良い
  • 切り口が白くみずみずしいものがよい
  • 根元のイボが少なく、赤い斑点のないものが良い
  • 産毛が艶々した褐色で密生しているものが良い
  • 穂先が緑がかったものはえぐみが強いので避ける
 

主な品種群

  • 破竹(はちく)
  • 大名たけのこ
  • 真竹
  • 根曲がり竹
 

筍を使った料理

  • 筍の利久煮
  • 筍の土佐煮
  • 筍の木の芽和え
  • 天ぷら
  • 木の芽和え
 

たけのこの栄養素 (食品成分表)

可食部100g当たり

たけのこ(茹で)若茎

廃棄率0 %
エネルギー31 ㎉
水分89.9 g
タンパク質3.5 g
脂質0.2 g
炭水化物5.5 g
ナトリウム1 ㎎
カリウム470 ㎎
カルシウム17 ㎎
マグネシウム11 ㎎
リン60 ㎎
0.4 ㎎
亜鉛1.2 ㎎
0.13 ㎎
マンガン0.55 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)12 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)1.0 ㎎
ビタミンK2 ㎍
ビタミンB10.04 ㎎
ビタミンB20.09 ㎎
ナイアシン0.6 ㎎
ビタミンB60.06 ㎎
ビタミンB12
葉酸63 ㎍
パントテン酸0.63 ㎎
ビオチン
ビタミンC8 ㎎
食物繊維(総量)3.3 g

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 
 

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