4月|旬の魚介類 一覧表【保存版】

4月 旬の魚介類
4月 旬の魚介類

4月の魚介類を一覧表にしました。
4月は春本番を迎え、魚介類も春らしい爽やかな味わいが楽しめる季節です。この時期は、桜の花が咲き誇る中、旬の魚や貝類が豊富に出回ります。身が締まり脂がのった魚や旬を迎える貝類を食卓に取り入れて、春の味覚を満喫してみませんか?

このページでは、4月が旬の魚介類を種類ごとにわかりやすく一覧表にまとめました。また、4月の和風月名や英語表記、他の月との比較情報も掲載していますので、魚介類の旬を深く知ることができます。4月の食卓を彩る旬の魚介類を、ぜひご活用ください!

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4月|旬の魚介類|一覧表

★甲殻類
甘海老あまえび桜海老さくらえび芝海老しばえび
牛海老ブラックタイガー牡丹海老ぼたんえび蝦蛄しゃこ
鱈場蟹たらばえび花咲蟹はなさきがに毛蟹けがに
蝤蛑がざみ
★頭足類
障泥烏賊あおりいか甲烏賊こういか槍烏賊やりいか
蛍烏賊ほたるいか飯蛸いいだこ
★海水魚類
鬢長鮪びんながまぐろ南鮪みなみまぐろ
鮎魚女あいなめかます赤魚鯛あこうだい
あじ玉筋魚いかなご糸撚鯛いとよりだい
虎魚おこぜ笠子かさご
黍魚子きびなご金目鯛きんめだいたい
細魚さよりさわら縞鯵しまあじ
白愚痴しろぐちにしん飛魚とびうお
かつおひいらぎひらめ
眼張めばる
★淡水魚類
なまずます虹鱒にじます
ふな天魚あまご岩魚いわな
桜鱒さくらます稚鮎ちあゆ山女魚やまめ
★貝類
青柳あおやぎ赤貝あかがい浅利あさり
栄螺さざえ鳥貝とりがいばい
はまぐり北寄貝ほっきがい常節とこぶし
帆立貝ほたてがい板屋貝いたやがいエッチュウバイ
★その他★
雲丹うに海苔のり青海苔あおのり
石蓴あおさ若布わかめ数の子かずのこ

4月の魚介類10選

桜鱒(サクラマス)

旬の食材|マス
ます

旬の時期
旬の目安は春(3〜5月)で、桜の時期に水揚げが増える魚として紹介されます。北海道・日本海側の例では3月下旬〜5月中旬に水揚げされる地域もあります。
※産地で少しズレるので、店頭では「産地+入荷時期」で判断が確実。

主な栄養素
食品成分表(さくらます/生)では100gあたり146kcal。たんぱく質20.9g・脂質7.7g
ビタミンはD、B12 、ナイアシンなどが含まれています

選び方のコツ
脂のり狙いなら、体高が高い個体(厚みがある)が良い目安。鮮度は、表面のツヤ・腹の弾力・エラが鮮やかな赤をチェック。刺身にするなら寄生虫リスクもあるので、基本は信頼できる処理済みか、家庭なら冷凍を挟むのが安心です。

おすすめの調理法
身がやわらかく上品なので、定番は塩焼き・ムニエル/バター焼き・西京焼き。皮目をパリッと焼くと香りが立ち、火を入れすぎないとふっくら。アラは潮汁・あら汁にすると出汁が強く、無駄が出にくいです。

価格帯
価格は「天然/養殖」「丸魚/フィレ」「ブランド」で幅が大きいです。
業務筋の例だと、国産サクラマスで2,000円/kg前後の掲載があります(入荷状況で変動)。

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桜海老(サクラエビ)

旬の魚介類|桜海老
さくらえび

旬の時期
春漁は3月下旬〜6月上旬で、4月〜5月が最盛期です。国内の水揚げ100%が駿河湾産という大変貴重な海老です。「海の宝石」「駿河湾の宝石」とも呼ばれ、春の風物詩として親しまれています。

主な栄養素
カルシウム、タンパク質、アスタキサンチン、ビタミンE、キチン質が含まれています。殻ごと食べられるため、カルシウムの摂取に適した食材です。赤色色素のアスタキサンチンも含まれています。

選び方のコツ
生桜海老は透明感のあるピンク色で、ツヤがあるものを選びましょう。釜揚げや素干しは色が鮮やかで、香りが良いものが良品です。生桜海老は鮮度が命なので、購入したらすぐに調理するか冷凍保存しましょう。

おすすめの調理法
かき揚げが定番です。生桜海老は刺身、釜揚げ桜海老は丼やパスタに。素干し桜海老は炊き込みご飯、お好み焼き、チヂミなどに使えます。旬の春キャベツと合わせたかき揚げが絶品です。静岡県の郷土料理「サクラエビのかき揚げ」レシピ(農林水産省)

価格帯
★★☆〜★★★(中級〜高級)駿河湾限定の希少品です。

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鰊(ニシン)

秋と春が旬のにしん
「春告魚」

旬の時期
ニシンは「春告魚」とも呼ばれ、産卵のために沿岸へ寄る春(北海道だと1月下旬〜6月下旬の系群も)が大きな旬になりやすいです。ただし回遊グループや水揚げ地でズレがあり、2〜3月が旬とされることもあれば、秋に旬とされるケースもあります。

主な栄養素
たんぱく質、脂質が多い“脂がのる青魚”寄り。ビタミンはD、B、Eなどが目立ちます。脂肪酸はn-3系多価不飽和脂肪酸がおおく、いわゆる青魚らしい脂の強みがあります。

選び方のコツ
生で買うなら、鱗がしっかり残っていて、腹が固く張りがあるものが当たり。銀白色のツヤがあり、目が乾いてしぼんでいない(エラはきれいな赤)ものを選ぶと失敗しにくいです。

おすすめの調理法
定番は塩焼き・煮付け・昆布巻き・にしんそば。身欠きニシンなら照り焼き/煮物もやりやすいです。北海道系ならぬかにしんの三平汁も鉄板(昆布だし×にしんの旨味が強い)。
※生食するなら寄生虫対策として内臓は早めに除去が基本(加熱・冷凍が確実、という注意喚起もあります)。

価格帯
相場は水揚げで上下しますが、豊洲の平均卸だと例として2025年12月:ニシン 約580円/kg。加工品は別で、同月の平均卸で身欠きニシン 約1,403円/kgというデータもあります。スーパー/通販はここに加工・流通コストが乗るので、表示価格はもう少し上がりやすいです。

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真鯵(マアジ)

鯵 あじ(Horse mackerel)

旬の時期
春から夏(4月〜8月)が旬で、特に4月〜7月頃が美味しい時期です。産卵前のこの時期は身が太って脂が乗り、「春アジ」として人気があります。年間を通して入手できますが、旬の時期は格別です。

主な栄養素
タンパク質、DHA、EPA、カルシウム、ビタミンB群、タウリンが含まれています。青魚の代表格として、バランスの良い栄養組成を持つ魚です。

選び方のコツ
目が澄んでいて、体表にツヤがあるものを選びましょう。身が太っていて、ゼイゴ(尾の付け根の硬いトゲ状のウロコ)がしっかりしているものが新鮮です。エラが鮮やかな赤色のものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身、たたき、なめろう、塩焼き、フライ(アジフライ)、南蛮漬けと調理法が豊富です。新鮮なものは刺身やたたきで、小型のものはフライや南蛮漬けがおすすめ。万能な魚です。

価格帯
★☆☆(手頃)比較的手頃な価格で手に入る大衆魚です。

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青柳(アオヤギ)

旬の魚介類|あおやぎ
あおやぎ

旬の時期
アオヤギ(=バカガイのむき身)は、冬〜春が“味の旬”と言われ、目安は晩秋〜3月ごろ。一方で入荷は2〜7月にも多く、産地や個体でズレます。生殖巣が大きくなる時期は風味が落ちる、という見方もあります。

主な栄養素
栄養は高たんぱく・低脂質寄り。成分表ではたんぱく質、脂質。ビタミンではB12(7.9µg)が目立ち、鉄や亜鉛などミネラルも含まれます。

選び方のコツ
殻付きは割れがなく、持つと重い=身入り良が目安。むき身はオレンジ色の足が鮮やかで、ツヤがあり乾き・ドリップが少ないものを。砂をかみやすい貝なので、下処理(洗い・砂抜き)の説明がある売り方だと安心です。

おすすめの調理法
鮮度が良ければ刺身・寿司が鉄板。火を入れるならさっと湯通し→ぬた/酢の物が香りを活かせます。小柱はかき揚げ・天ぷらにすると甘みが立ちやすい。足・ひも・内臓で味が違うので、部位で使い分けも

価格帯
価格は時期と産地で大きく動きます。参考として豊洲の平均卸では、2025年11月:2,781円/kg、12月:2,185円/kgというデータがあり、秋冬に高めになりやすい傾向。日々の相場は市場統計でも確認できます。

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玉筋魚(イカナゴ)

旬の食材|いかなご
いかなご

旬の時期
いかなごは“春を告げる魚”で、関西で人気の稚魚 「シンコ(新子)」の旬は2月下旬〜4月ごろ(解禁〜短期勝負)になりやすいです。

主な栄養素
たんぱく質、脂質
ミネラルは カルシウム、リン、カリウム、鉄、亜鉛 などが目立ちます。
“小魚らしい栄養のまとまり”です。

選び方のコツ
いかなごは身がやわらかく傷みやすいので、いちばん大事なのは 「買ったらすぐ調理」前提で買うこと。店頭では、身が崩れていない・腹が割れていない・ドリップが少ないものを優先すると失敗しにくいです。可能なら“入荷直後(解禁直後の便)”を狙うのが鉄板。

おすすめの調理法
王道は いかなごのくぎ煮。ポイントは「洗いはサッと」「調味液を沸かしてから少しずつ入れる」「落としぶたで強火→仕上げに生姜」。農林水産省レシピ「イカナゴのくぎ煮」
ほかに 釜揚げ(塩ゆで)→そのまま/酢の物、ちりめん(煮干し)など加工・保存にも向きます。
鮮度が命なので、“その日で炊く・茹でる”がいかなごの正解ムーブ。

価格帯
相場は漁の量で大きく上下します。近年は不漁の年もあり、2025年の例では店頭で 1kgあたり9,000〜13,000円 といった高値報告もあります。

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虎魚(オコゼ)

旬の時期
オコゼ(主にオニオコゼ)の“味の旬”は冬〜春(12〜4月)とされることが多いです。いっぽう産地によっては夏が旬扱いのケースもあり、漁獲が増える時期=旬とされることも。買うなら産地表示+入荷時期で判断が確実。

主な栄養素
可食部100gあたり81kcal/たんぱく質19.6g/脂質0.2gで、かなり“高たんぱく・低脂質”。ミネラルはカリウムなど、ビタミンはB2・ナイアシン・B12・Dが載っています。

選び方のコツ
基本は活け(活魚)か活〆。刺身狙いは特にここ重要。死んでいる個体なら、皮に張りがある/まだら模様が鮮明/エラが鮮紅色を目安にし、においもチェック。 ※背ビレなどに棘があるので触り方注意。

おすすめの調理法
定番は唐揚げ(外カリッ、中ふわっとしやすい)。鮮度が良ければ薄造り(刺身)も最高で、皮は湯引きにすると香りが立ちます。アラは味噌汁・あら汁で出汁が強い。調理前に毒棘は必ず除去が安全。

価格帯
価格はサイズと「活け/活〆/下処理済み」で大きく変動。例として産直では約1kgで3,450〜4,520円の掲載があり、通販だと300g前後で4,000円台+送料なども見かけます。活けは特に高価になりがち。

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帆立貝(ホタテガイ)

旬の魚介類|ホタテ貝
ほたてがい

旬の時期
春(3月〜5月)と冬(12月〜2月)の年2回旬があります。春のホタテは産卵に向けて栄養を蓄えており、甘みが強く貝柱がふっくらしています。北海道産が有名で、春は特に美味しい時期です。

主な栄養素
タンパク質、タウリン、ビタミンB12、亜鉛、グリコーゲンが含まれています。低脂肪・高タンパクで、貝柱の甘みはグリコーゲンによるものです。

選び方のコツ
貝柱が透明感のある白色で、弾力があるものを選びましょう。生食用は表面がツヤツヤしていて、水分が適度にあるものが新鮮です。変色していないものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身、バター焼き、フライ、グラタン、炊き込みご飯がおすすめです。シンプルにソテーして塩コショウだけでも美味しく、貝ひもも酢の物や炒め物にすると良いでしょう。甘みを活かした調理が適しています。

価格帯
★★☆(中級)比較的手頃な価格で手に入ります。

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鳥貝(トリガイ)

7月で旬が終わる魚介類|夏の魚介類|鳥貝 とりがい(Japanese egg cockle)
とりがい

旬の時期
3月〜5月が旬で、春の高級貝として知られています。身が太って甘みが強く、独特のコリコリとした食感が楽しめます。寿司ネタとしても人気が高く、春の訪れを告げる貝のひとつです。

主な栄養素
タンパク質、鉄分、ビタミンB12、タウリン、亜鉛が含まれています。貝類の中でも鉄分の含有量が多く、赤い身の色はヘモグロビンによるものです。

選び方のコツ
身が鮮やかな赤色(またはオレンジ色)で、ツヤがあるものを選びましょう。弾力があり、水分が適度にあるものが新鮮です。変色していないものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身、寿司が定番です。サッと湯通しして冷水で締めると、色が鮮やかになり食感も良くなります。酢の物、バター焼き、炊き込みご飯もおすすめ。繊細な味わいを活かすシンプルな調理が向いています。

価格帯
★★★(高級)春の高級貝として高値で取引されます。
▶詳しいトリガイの情報はコチラ


障泥烏賊(アオリイカ)

甲は薄くて透明

旬の時期
春(4月〜6月)と秋(9月〜11月)の年2回旬があります。春のアオリイカは産卵前で身が太っており、甘みが強く「イカの王様」として珍重されます。大型のものは特に美味しいとされています。

主な栄養素
タンパク質、タウリン、ビタミンE、亜鉛、銅が含まれています。低脂肪・高タンパクで、タウリンの含有量が多い食材です。透明感のある白い身が特徴です。

選び方のコツ
胴体が透明感のある白色で、ツヤがあるものを選びましょう。目が澄んでいて、吸盤がしっかりしているものが新鮮です。身に弾力があり、墨袋が破れていないものを選びましょう。

おすすめの調理法
刺身、寿司が最高です。天ぷら、バター焼き、煮付け、イカ焼きもおすすめ。刺身は包丁で細かく切り込みを入れると、甘みが増して食感も良くなります。肝(ワタ)も濃厚で美味しいです。

価格帯
★★☆〜★★★(中級〜高級)大型のものは高値で取引されます。
▶障泥烏賊の詳しい情報はコチラ


4月|旬の魚介類まとめ

4月 旬の魚介類
4が旬の魚介類|鰆のたたき

4月は春の訪れとともに美味しい魚介類が旬を迎える季節です。
この時期にしか味わえない新鮮な魚介類は食卓を彩り、健康にも嬉しい栄養がたっぷり含まれています。代表的な食材としては、甘エビや桜海老などの甲殻類、槍烏賊や甲烏賊といった頭足類が挙げられます。
旬の貝類や魚も豊富で、それぞれの特徴を活かした調理法で楽しむことができます。

旬の魚介類はその時期特有の美味しさがあるのでシンプルな調理法でも絶品に仕上がります。このページで紹介した魚介類を参考に、春の食材を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?旬を食べよう。農林水産省「春夏秋冬のレシピ」はコチラ

免責事項

※本記事に記載されている栄養素に関する情報は、一般的な情報提供を目的としたものです。特定の疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

※栄養素の含有量は、魚介類の個体差、産地、漁獲時期、調理方法などによって変動します。本記事の数値は目安としてご参照ください。

※アレルギーをお持ちの方は、食材の選択にご注意ください。

※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを大切にしましょう。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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