林檎の漢字・英語表記と読み方・発音
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| 表記 | 読み方 | 備考 |
|---|---|---|
| 林檎 | りんご | 一般的には「りんご」とひらがなで表記されることが多いです。 |
| Apple | アップル | 英語表記。「リンゴ」は英語圏でも最もポピュラーな果物の一つです。 |
林檎の旬
りんご
| ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ |
|---|
りんごの旬は【9月〜12月頃】です。
特に秋から冬にかけて、甘みと酸味のバランスが整った国産りんごが多く出回ります。
旬のりんごを楽しむポイント
- 秋に収穫される「ふじ」「シナノスイート」「王林」などは、香りが高くジューシーで食べごろ。
- 早生(わせ)品種の「つがる」や「弘前ふじ」などは、9月上旬から楽しめます。
- 冬にかけては「サンふじ」「ぐんま名月」など貯蔵性の高い品種が登場します。

現役和食調理師のヒント
寒冷地で育ったりんごは、日中と夜間の寒暖差により糖度が上がり、果肉が引き締まっておいしくなります。
林檎とは?~世界で愛される果物~

りんご(林檎/Apple)は、バラ科リンゴ属の果実で、古くから世界中で食べられてきた代表的な果物の一つです。
日本では主に青森県や長野県などの寒冷地で栽培され、秋から冬にかけて旬を迎えます。
🌱 特徴と魅力
皮ごと食べることで、ポリフェノールや食物繊維もしっかり摂取できます。
シャキッとした歯ごたえと、甘み・酸味のバランスが魅力。
生食はもちろん、加熱すると香りと甘さが引き立ち、スイーツや料理にも幅広く活用できます。

現役和食調理師のヒント
りんごは肉料理の付け合わせや酢の物にも活躍する万能果物です。
細かく刻んでサラダや白和えに加えると、ほのかな甘みと食感がアクセントになります。
林檎と相性の良い食材・料理
りんごは甘みと酸味をあわせ持つ果物で、さまざまな食材と調和します。生食はもちろん、加熱調理でも旨みを引き立てます。
🥗 生食で相性のよい食材
チーズ(カマンベール、ブルーチーズなど)
⇒ 甘酸っぱさがチーズの塩気と好相性。サラダやカナッペにおすすめ。
ナッツ類(くるみ、アーモンド)
⇒ 食感の違いがアクセントになり、サラダやヨーグルトに◎。
レタス、セロリ、水菜
⇒ シャキシャキ系の野菜と組み合わせて、爽やかなサラダに。
🍖 加熱料理での好相性
豚肉・鶏肉
⇒ ソテーや煮込み料理に加えると、りんごの甘みで肉が柔らかく仕上がります。
玉ねぎ・にんじん
⇒ カレーやシチューにすりおろし林檎を加えると、まろやかさとコクがアップ。
さつまいも・かぼちゃ
⇒ りんごの酸味が甘い根菜の風味を引き立て、煮物やスープにぴったり。
🍰 デザート・飲料にも
紅茶(アップルティー)
シナモン・バター(焼きりんごに)
はちみつ・レモン(ジャムやコンポートに)
林檎の保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ
りんごはエチレンガス(植物ホルモンの一種)を多く放出する果物で、他の野菜や果物に影響を与えることがあります。正しく保存することで、風味や栄養を損なわずに長持ちさせることができます。
常温保存(すぐ食べる場合)
- 秋〜冬(室温が10℃前後)の時期は、風通しのよい涼しい場所で常温保存も可能。
- 直射日光や暖房の当たる場所は避けてください。
- 新聞紙で1個ずつ包んで保存すると、乾燥を防ぎ鮮度が保てます。
冷蔵保存(長く持たせたい場合)
- 1個ずつポリ袋やラップに包み、冷蔵庫の野菜室へ。
- 他の野菜と一緒に入れると、エチレンの影響で野菜の劣化が早まるため、袋で仕切って保存すると安心です。
- 冷蔵保存の目安:約2〜3週間
カットしたりんごの保存方法
- レモン汁を少量ふりかけてラップで包み、冷蔵庫へ。
- 1〜2日以内に食べきるのが理想です。
- 冷凍する場合は、スライス→砂糖かレモン汁をまぶす→密封して冷凍で約1ヶ月保存可能。
林檎の主な品種と特徴
日本では約2,000種以上の品種があるとされますが、スーパーでよく見かける代表的な品種を紹介します。
◆ サンふじ(Sun Fuji)
【収穫時期】11月〜12月
【特徴】甘みが非常に強く、果汁たっぷり。シャキッとした食感。
【用途】生食・ジュース・サラダにも万能
◆ 王林(おうりん)
【収穫時期】11月〜1月
【特徴】黄緑色の皮と強い甘みが特徴。酸味は控えめで香りが豊か。
【用途】生食、ヨーグルトと好相性
◆ シナノスイート
【収穫時期】10月中旬〜11月
【特徴】酸味が少なく、なめらかな食感。甘み重視の方に人気。
【用途】子どもにも食べやすい、サラダにも
◆ つがる
【収穫時期】8月下旬〜9月上旬
【特徴】早生品種でやややわらかめ。甘みが強く酸味が少ない。
【用途】生食向き、皮ごと食べるのもおすすめ
◆ ぐんま名月
【収穫時期】10月下旬〜11月
【特徴】蜜入りで上品な甘さ、皮は黄緑〜赤みがかる。
【用途】贈答用にも人気、生食・スイーツ向き
◆ 紅玉(こうぎょく)
【収穫時期】10月頃
【特徴】酸味が強く、香り豊か。加熱調理に向く。
【用途】アップルパイ、焼き菓子、ジャムなど加熱調理用に最適
林檎の栄養素(食品成分表)
りんご(生)
可食部100g当たり
| 栄養素 | 皮つき | 単位 |
|---|---|---|
| 廃棄率 | 8 | % |
| エネルギー | 56 | ㎉ |
| 水分 | 83.1 | g |
| タンパク質 | 0.2 | g |
| 脂質 | 0.3 | g |
| 食物繊維(総量) | 1.9 | g |
| 炭水化物 | 16.2 | g |
| ナトリウム | – | ㎎ |
| カリウム | 120 | ㎎ |
| カルシウム | 4 | ㎎ |
| マグネシウム | 5 | ㎎ |
| リン | 12 | ㎎ |
| 鉄 | 0.1 | ㎎ |
| 亜鉛 | 0.1 | ㎎ |
| 銅 | 0.05 | ㎎ |
| マンガン | 0.04 | ㎎ |
| ヨウ素 | – | ㎍ |
| セレン | – | ㎍ |
| クロム | — | ㎍ |
| モリブデン | 1 | ㎍ |
| ビタミンA(レチノール) | – | ㎍ |
| ビタミンA(β-カロテン) | 22 | ㎍ |
| ビタミンD | – | ㎍ |
| ビタミンE(トコフェロールα) | 0.4 | ㎎ |
| ビタミンK | 2 | ㎍ |
| ビタミンB1 | 0.02 | ㎎ |
| ビタミンB2 | 0.01 | ㎎ |
| ナイアシン | 0.1 | ㎎ |
| ビタミンB6 | 0.04 | ㎎ |
| ビタミンB12 | – | ㎍ |
| 葉酸 | 3 | ㎍ |
| パントテン酸 | 0.05 | ㎎ |
| ビオチン | 0.7 | ㎍ |
| ビタミンC | 6 | ㎎ |
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