2月は、冬の寒さがピークを迎え、旬の野菜や果物が一段と甘みを増す季節です。
この時期にしか味わえない冬野菜や果実は栄養豊富で体を温める料理にも最適。春を待ちながら、美味しい食材を楽しみませんか?
このページでは、2月が旬の野菜や果物を文字と画像でわかりやすく一覧表にまとめました。また、和風月名や英語表記も解説しているので、季節の豆知識としても役立てていただけます。
買い物や献立作りのヒントとして、ぜひ2月の旬の食材一覧をご活用ください!
2月|旬の野菜・果実|一覧表
根菜、葉野菜、果菜類、茸類、豆類、種実類、柑橘類、果物類に分けて掲載しています。
根菜類
根菜類(こんさいるい)とは、地中にある部分を食用部とする野菜のことである。
根野菜(こんやさい)、根物(ねもの)ともよばれる。
葉物野菜
| 緑葉甘藍 | 貝割れ大根 | 水晶菜 |
| 菜花 | 蕗の薹 | 塌菜 |
| 楤の芽 | 明日葉 | クレソン |
| 水菜 | 壬生菜 | 小松菜 |
| 法蓮草 | 春菊 | 高菜 |
| 三つ葉 | 芹 | |
| 萵苣 | 芽甘藍 | 甘藍 |
| 白菜 | 葱 | |
| 花椰菜 | 芽花椰菜 | 菊苦菜 |
| 和蘭三葉 | 食用花 | トレビス |
| 芥子菜 |
果菜類
| 南瓜 |
茸類
豆類
種実類
| 扁桃 |
柑橘類
| 檸檬 |
果実類
2月は寒さで買い物が億劫になりやすく、献立も迷いがち。旬の食材をうまく回すには「決める回数」を減らすのがコツです。
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2月を代表する野菜・果物10選
クレソン

旬の時期
1月~3月(冬から早春が旬。静岡、山梨、栃木などが主な産地。清流で育つ香り高い野菜で、寒い時期ほど葉が柔らかく美味しくなります)
主な栄養素
ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、鉄分、βカロテン、シニグリン。ビタミンKが豊富で、骨の健康維持に役立ちます。βカロテンには抗酸化作用があり、美肌効果が期待できます。シニグリンは特有の辛味成分で、食欲増進に役立つとされています。鉄分も多く含まれています。
選び方のコツ
葉が濃い緑色で鮮やかなもの、茎がピンと張っているもの、葉先までしっかりしているもの、茎が太すぎず細すぎないもの、変色や傷みがないものを選びましょう。茎が太すぎると固く、細すぎると風味が弱い傾向があります。
おすすめの調理法
生食(サラダ、サンドイッチ、付け合わせ)、炒め物、天ぷら、おひたし、スープ、肉料理の付け合わせ。ピリッとした辛味と香りが特徴で、ステーキやハンバーグの付け合わせに最適です。加熱しすぎると風味が飛ぶため、サッと調理するのがコツです。
保存方法
水を入れたコップに茎を挿して冷蔵庫で保存(3~4日)。水は毎日替えましょう。または濡らしたキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて野菜室で保存します。乾燥に弱いため、早めに使い切るのがおすすめです。
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高菜

旬の時期
12月~3月(冬から早春が旬。九州地方、特に熊本が主な産地。寒さに当たることで甘みと旨みが増します。漬け物用としても有名です)
主な栄養素
ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、鉄分、βカロテン、食物繊維、アリルイソチオシアネート。カルシウムが豊富で、骨の健康維持に役立ちます。アリルイソチオシアネートは特有の辛味成分で、抗菌作用が研究されています。食物繊維も豊富で、腸内環境を整える働きがあります。
選び方のコツ
葉が濃い緑色で鮮やかなもの、葉にハリとツヤがあるもの、茎がしっかりしているもの、葉先までピンとしているもの、虫食いや変色がないものを選びましょう。葉がしおれているものは鮮度が落ちています。
おすすめの調理法
漬け物(高菜漬け)、炒め物(高菜チャーハン)、おにぎりの具、パスタ、ラーメンのトッピング、炒め煮。ピリッとした辛味が特徴で、ご飯との相性が抜群です。生でも食べられますが、塩漬けや醤油漬けにすると保存性が高まり、旨みも増します。
保存方法
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存(3~4日)。生のままだと日持ちしないため、早めに漬け物にするのがおすすめです。漬け物にすれば冷蔵庫で1ヶ月以上保存可能です。
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ふきのとう

旬の時期
2月~3月(早春の山菜。東北から九州まで全国各地で自生。雪解けとともに顔を出す春の訪れを告げる食材です。天然ものは2月、栽培ものは1月から出回ります)
主な栄養素
カリウム、食物繊維、葉酸、ビタミンE、フキノール酸、ケンフェロール。特有の苦味成分には抗酸化作用があり、健康維持に役立つと研究されています。カリウムが豊富で、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。春の苦味は冬の体をリフレッシュさせるとされています。
選び方のコツ
つぼみが固く閉じているもの、緑色が鮮やかなもの、つぼみが開きすぎていないもの、大きすぎないもの(3~4cm程度)、茎がしっかりしているものを選びましょう。つぼみが開いたものは苦味が強すぎる傾向があります。
おすすめの調理法
天ぷら、ふき味噌(ばっけ味噌)、おひたし、炒め物、パスタ。独特の苦味と香りが春の訪れを感じさせます。天ぷらが最も人気で、サクッとした食感と香りが楽しめます。ふき味噌にすれば保存がきき、ご飯のお供に最適です。アク抜きをしてから調理しましょう。
保存方法
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存(2~3日)。山菜は傷みやすいため、できるだけ早く調理するのがおすすめです。長期保存する場合は、ふき味噌に加工するか、茹でてから冷凍保存します。
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こまつな(小松菜)

旬の時期
12月~2月(冬が旬。東京江戸川区小松川が発祥で、関東を中心に全国で栽培。霜に当たることで甘みが増し、葉が柔らかくなります。通年栽培されていますが、冬が最も美味しい時期です)
主な栄養素
カルシウム、鉄分、ビタミンC、ビタミンK、βカロテン、葉酸、食物繊維。カルシウムは牛乳並みに豊富で、骨の健康維持に役立ちます。鉄分も多く含まれています。ビタミンKは骨の形成を助ける働きがあります。アクが少なく、下茹で不要で調理しやすい野菜です。
選び方のコツ
葉が濃い緑色で肉厚なもの、葉先までピンとしているもの、茎がしっかりしているもの、根元が太すぎないもの、葉に虫食いや変色がないものを選びましょう。根元がふっくらしているものは新鮮な証拠です。
おすすめの調理法
おひたし、炒め物、味噌汁、煮浸し、ナムル、サラダ、スムージー。アクが少ないため下茹で不要で、サッと炒めるだけで美味しく食べられます。油と一緒に調理するとβカロテンの吸収率が高まります。根元は十字に切り込みを入れると火が通りやすくなります。
保存方法
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存(3~4日)。寝かせて保存すると葉が傷みやすくなります。長期保存する場合は、サッと茹でて水気を切り、小分けにして冷凍保存すると1ヶ月程度保存可能です。
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ねぎ

旬の時期
11月~2月(冬ねぎが旬。千葉、埼玉、茨城などが主な産地。寒さに当たることで甘みが増し、白い部分が柔らかくなります。関東では白い部分、関西では青い部分を多く食べる傾向があります)
主な栄養素
ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウム、食物繊維、アリシン。アリシンは特有の辛味成分で、血行促進や体を温める働きがあるとされています。ビタミンCが豊富で、風邪予防に役立ちます。青い部分にはβカロテンも含まれています。
選び方のコツ
白い部分が長く太いもの、白い部分にハリとツヤがあるもの、巻きがしっかりしているもの、青い部分がピンとしているもの、先端まで新鮮なものを選びましょう。白と緑の境目がはっきりしているものが良質です。
おすすめの調理法
鍋料理、焼きネギ、薬味(刻みネギ)、すき焼き、味噌汁、炒め物、ネギ焼き。白い部分は加熱すると甘みが増し、とろりとした食感になります。青い部分は薬味や炒め物に適しています。焼きネギにすると香ばしさと甘みが楽しめます。
保存方法
新聞紙で包み、冷暗所で立てて保存(1週間)。または白い部分と青い部分を切り分け、それぞれラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。刻んだものは密閉容器に入れて冷蔵保存(2~3日)。冷凍保存も可能です(1ヶ月)。
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ケール

旬の時期
11月~2月(冬が旬。茨城、島根、福岡などが主な産地。通年栽培されていますが、寒さに当たることで甘みが増し、葉が柔らかくなります。青汁の原料として有名です)
主な栄養素
βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンE、カルシウム、鉄分、葉酸、食物繊維、ルテイン。「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、カルシウムは牛乳以上に豊富です。ルテインは目の健康維持に役立つとされています。抗酸化作用のある成分が多く含まれています。
選び方のコツ
葉が濃い緑色で肉厚なもの、葉にハリとツヤがあるもの、葉先までしっかりしているもの、茎が太すぎないもの、虫食いや変色がないものを選びましょう。葉が黄色く変色しているものは鮮度が落ちています。
おすすめの調理法
スムージー、サラダ、炒め物、スープ、チップス、青汁。生でも食べられますが、少し苦味があるため、果物と一緒にスムージーにするのがおすすめです。炒め物にすると苦味が和らぎ、食べやすくなります。オーブンで焼いてチップスにするとヘルシーなスナックになります。
保存方法
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存(3~5日)。葉が大きいため、使う分だけ外側から剥がして使うと長持ちします。長期保存する場合は、サッと茹でて水気を切り、小分けにして冷凍保存すると1ヶ月程度保存可能です。
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芥子菜(からし菜)

旬の時期
12月~3月(冬から早春が旬。九州地方が主な産地。寒さに当たることでピリッとした辛味が増します。高菜と同じアブラナ科の野菜です)
主な栄養素
ビタミンC、ビタミンK、βカロテン、カルシウム、鉄分、食物繊維、アリルイソチオシアネート。アリルイソチオシアネートは特有の辛味成分で、抗菌作用や抗酸化作用が研究されています。ビタミンKが豊富で、骨の健康維持に役立ちます。食物繊維も豊富です。
選び方のコツ
葉が濃い緑色で鮮やかなもの、葉にハリとツヤがあるもの、茎がしっかりしているもの、葉先までピンとしているもの、虫食いや変色がないものを選びましょう。葉がしおれているものは鮮度が落ちています。
おすすめの調理法
漬け物、炒め物、おひたし、サラダ、味噌汁、鍋料理。ピリッとした辛味が特徴で、大人の味わいです。若い葉は生でサラダにしても美味しく、成長した葉は炒め物や漬け物に適しています。塩もみしてからし菜漬けにすると保存性が高まります。
保存方法
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存(3~4日)。生のままだと日持ちしないため、早めに漬け物にするか調理するのがおすすめです。漬け物にすれば冷蔵庫で2週間以上保存可能です。
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チコリー

旬の時期
11月~3月(冬が旬。長野、岡山などが主な産地。ヨーロッパ原産の野菜で、軟白栽培された白い葉が特徴です。ほろ苦い味わいが大人の味として人気です)
主な栄養素
食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミンC、ビタミンK、イヌリン。イヌリンは水溶性食物繊維の一種で、腸内環境を整える働きがあります。カリウムが豊富で、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。低カロリーでダイエットにも適しています。
選び方のコツ
葉が白くクリーム色のもの、葉先が黄色や緑色のもの、葉がしっかり巻いているもの、ずっしり重みがあるもの、傷みや変色がないものを選びましょう。根元がしっかりしているものが新鮮です。葉が開いているものは苦味が強い傾向があります。
おすすめの調理法
生食(サラダ、オードブル、ディップ)、グリル、炒め物、スープ。ほろ苦い味わいが特徴で、葉を器のように使ってディップやサラダを盛り付けるとおしゃれです。加熱すると苦味が和らぎ、甘みが増します。ベーコンやチーズとの相性が抜群です。
保存方法
湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存(1週間)。光に当たると緑化して苦味が増すため、暗所で保存しましょう。使う分だけ外側から1枚ずつ剥がして使うと長持ちします。切り口が変色しやすいので注意が必要です。
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いちご

旬の時期
12月~5月(ハウス栽培の最盛期は1月~3月。栃木、福岡、熊本などが主な産地。「とちおとめ」「あまおう」「紅ほっぺ」など多くの品種があります。露地栽培の本来の旬は春ですが、現在はハウス栽培が主流です)
主な栄養素
ビタミンC、葉酸、カリウム、食物繊維、アントシアニン、キシリトール。ビタミンCが非常に豊富で、中粒7~8個で1日の必要量を摂取できます。アントシアニンには抗酸化作用があり、美肌効果が期待できます。葉酸も多く含まれ、妊婦さんにもおすすめです。
選び方のコツ
ヘタが濃い緑色で反り返っているもの、全体が均一に赤く色づいているもの、ツヤとハリがあるもの、香りが良いもの、傷や潰れがないものを選びましょう。先端まで赤いものが甘い証拠です。ヘタの近くまで赤いものは完熟しています。
おすすめの調理法
生食(そのまま、ショートケーキ、パフェ)、ジャム、スムージー、サラダ、アイスクリーム、いちご大福。ヘタを取る前に洗うと水っぽくならず、ビタミンCの流出も防げます。練乳やヨーグルトとの相性が抜群です。冷凍してシャーベットにしても美味しいです。
保存方法
パックのまま冷蔵庫で保存(2~3日)。洗わずに保存し、食べる直前に洗いましょう。傷んだものはすぐに取り除くと他のいちごが長持ちします。長期保存する場合は、ヘタを取って洗い、水気を拭いて冷凍保存すると1ヶ月程度保存可能です。
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はっさく(八朔)

旬の時期
1月~3月(2月が最盛期。広島、和歌山、愛媛などが主な産地。12月頃に収穫されますが、酸味を抜くため1~2ヶ月貯蔵してから出荷されます。さっぱりとした甘酸っぱさが特徴です)
主な栄養素
ビタミンC、クエン酸、食物繊維、ナリンギン、ヘスペリジン。ビタミンCが豊富で、風邪予防や美肌効果が期待できます。クエン酸には疲労回復効果があるとされています。ナリンギンは特有の苦味成分で、抗酸化作用が研究されています。内皮の白い部分にはヘスペリジンが含まれています。
選び方のコツ
皮の色が濃いオレンジ色のもの、ずっしり重みがあるもの(果汁が多い証拠)、皮にハリとツヤがあるもの、形が整っているもの、ヘタが新鮮なものを選びましょう。軽いものは果汁が少なく、味が落ちています。
おすすめの調理法
生食(そのまま、サラダ、ヨーグルト)、マーマレード、ゼリー、サワードリンク。皮が厚く剥きにくいため、包丁で切り込みを入れて剥くと良いです。内皮(じょうのう)も厚いため、一つ一つ剥いて食べるのが一般的です。さっぱりとした味わいで食後のデザートに最適です。
保存方法
風通しの良い冷暗所で保存(2~3週間)。ネットやかごに入れて保存すると通気性が良く長持ちします。冷蔵庫に入れると乾燥して味が落ちるため、常温保存が基本です。剥いたものはラップで包んで冷蔵庫で保存し、2日以内に食べましょう。
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2月 旬の野菜まとめ
2月はまだ寒さが続く冬の季節ですが、厳しい寒さの中でじっくり育った野菜たちは甘みや旨みが凝縮され栄養もたっぷりです。2月の野菜には大根や白菜といった定番の冬野菜だけでなく、菜の花やふきのとうなど春の訪れを感じさせる食材もあります。これらの食材を取り入れることで、食卓に季節の彩りと風味を加えることができます。
例えば、大根や白菜を使った鍋料理やスープで体を温めたり、ほうれん草や菜の花を使ったおひたしやサラダで旬の味わいを楽しんだりするのはいかがでしょう?
また、ふきのとうを使った天ぷらや和え物は、苦味の中に春を感じさせてくれる一品です。
寒い日は買い物も献立も“考えるだけで疲れる”ことがあります。
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