10月|旬の魚介類 一覧表【保存版】

10月|旬の魚介類
10月|旬の魚介類

10月は秋が深まり、海の幸がますます美味しくなる季節です。
脂がのった旬の魚や旨みが凝縮された貝類が豊富に揃い、焼き魚や鍋料理に最適な時期です。秋の味覚を存分に楽しむために、新鮮な魚介類を取り入れてみませんか?

このページでは、10月が旬の魚介類を種類ごとにわかりやすく一覧表にまとめました。また、10月の和風月名や英語表記、他の月との比較情報も掲載していますので、魚介類の旬を深く知ることができます。10月の旬の魚介類を活用して、秋の味覚を存分に楽しんでください!

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10月|旬の魚介類|一覧表

農林水産省漁獲量、消費量ともに減少している原因とは!? 知りたい! 魚の今

★甲殻類
伊勢海老いせえび大正海老たいしょうえび甘海老あまえび
牡丹海老ぼたんえび桜海老さくらえび牛海老ブラックタイガー
毛蟹けがに
★頭足類
新烏賊しんいか鰑烏賊するめいか槍烏賊やりいか
障泥烏賊あおりいか

★海水魚類
本鮪ほんまぐろ黄肌鮪きはだまぐろかつお
女梶木めかじき真梶木まかじき
たい黒鯛くろだい甘鯛あまだい
糸撚鯛いとよりだい細魚さよりこのしろ
ぶりはまち間八かんぱち
赤鯥あかむつはたはたいわし
さばかます秋刀魚さんま
太刀魚たちうおにしん𩸽ほっけ
鮟鱇あんこうむつ白愚痴しろぐち
河豚ふぐはも柳葉魚ししゃも
油角鮫あぶらつのざめしいらさけ
平目ひらめかれい

★淡水魚類
ぼらはぜあゆ
かじかすっぽん

★貝類
あわび牡蠣かきムール貝むーるがい
板屋貝いたやがい

★その他の魚介類★
筋子すじこ雲丹うに

3月の魚介類10選

𩸽(ホッケ)

11月|旬の魚介類
ほっけ

旬の時期
10月~11月が旬で、北海道沖で漁獲されます。春(5月~7月)にも旬がありますが、秋のホッケは産卵前で特に脂がのっています。

主な栄養素
タンパク質が豊富で、DHA(ドコサヘキサエン酸)740mg/100g、EPA(エイコサペンタエン酸)960mg/100g(開き干し)が含まれています。また、ビタミンD 4.6μg、カルシウム 170mg(開き干し)、ナイアシンも含まれています。

選び方のコツ
脂ののりの良いものを選びます。干物が一般的ですが、生は鮮度落ちが早いため、産地で購入するのがおすすめです。干物は身が厚く、表面に光沢があるものが良品です。

おすすめの調理法
塩焼きが定番で、皮ごと食べると栄養を余すことなく摂取できます。フライや唐揚げ、煮付けも美味しく、身がふっくらとして食べやすくなります。

価格帯
比較的手頃な価格で購入できます。開き干し1枚あたり300円~600円程度が目安です。産地や大きさによって価格は変動します。

▶ホッケの詳しい情報はコチラ


柳葉魚(シシャモ)

11月|旬の魚介類
ししゃも

旬の時期
10月~11月が旬で、北海道太平洋沿岸(鵡川・厚賀など)で漁獲されます。産卵のため川に遡上する時期で、子持ちが特に人気です。

主な栄養素
カルシウム 330mg/100g(生干し)が豊富で、ビタミンB12 7.5μg、ビタミンD、DHA・EPAが含まれています。また、子持ちの場合は卵のコラーゲンやセレンも含まれています。ししゃも3尾(45g)でカルシウムは149mg(農林水産省)

選び方のコツ
子持ちが人気で、卵がしっかり詰まっているものを選びます。北海道産の本シシャモは貴重(年間漁獲量600~800トン)で、カラフトシシャモ(輸入)とは別物です。

おすすめの調理法
塩焼きが定番で、骨ごと食べられるためカルシウム補給に最適です。唐揚げにすると、香ばしく丸ごと食べられます。フライパンでじっくり焼くのがコツです。

価格帯
北海道産の本シシャモは高級品で、1パック(5~10尾)1,000円~2,000円程度です。一方、カラフトシシャモは比較的手頃な価格で購入できます。

▶ししゃもについて詳しく知りたい方はコチラ


本鮪(ホンマグロ)

11月|旬の魚介類
本マグロ

旬の時期
本鮪(=クロマグロ)の旬は基本。とくに「寒マグロ」は脂がのりやすく、赤身の旨みも濃くなります。回遊魚なので年や産地で前後するため、買うときは産地表示もチェックすると外しにくいです。

主な栄養素
天然の赤身は高たんぱく・低脂質で、100gあたり115kcal/たんぱく質26.4gが目安。カリウム・リン、ビタミンB群(B6、ナイアシン等)も。脂身(トロ)は脂質が増えて高カロリーになります。

選び方のコツ
刺身やサクは、鮮やかな赤〜淡いピンクで、中心に向かって色が“自然にグラデーション”のものが良品。黒い点や血のシミがあるもの、ドリップが多いものは避ける。ツヤと透明感も確認。

おすすめの調理法
まずは刺身が王道。赤身はづけやカルパッチョ、タルタルにも合います。加熱ならねぎま鍋、塩焼き・幽庵焼き、ステーキ(ムニエル)などが◎。部位で使い分けると満足度が上がります。

価格帯
価格は部位・天然/養殖・時期で大きく差。例として豊洲の国産クロマグロ(生鮮)の卸相場では約2,160〜9,720円/kgという日もあります(変動あり)。一般には赤身<中トロ<大トロの順に高めです。

▶本鮪についてはコチラをご覧ください


牡丹海老(ボタンエビ)

11月|旬の魚介類
ぼたんえび

旬の時期
ぼたんえびは漁のタイミングで“旬が2回”と言われ、目安は春先(3〜5月頃)と初冬(11〜12月頃)。この時期は身の質が良く、刺身や寿司で甘み・ねっとり感を楽しみやすいです。

主な栄養素
栄養表示の一例では、100gあたり87kcalたんぱく質19.8g脂質0.3g炭水化物0.1g食塩相当量0.8g(目安)。高たんぱくで脂質が少なめなのが特徴です。

選び方のコツ
殻に透明感があり、白い斑点がくっきりしているものが新鮮。頭のミソ(頭部)が黒くなっている個体は鮮度落ちのサインになりやすいです。さらに殻と身の間にすき間があるものは避けると失敗しにくいです。

おすすめの調理法
まずは刺身が王道。頭は焼いて海老味噌を楽しむと満足度が上がります。加熱するなら塩焼き・天ぷらも相性◎。刺身用のものは焼きすぎず、中は少しレアくらいにすると甘みが残りやすいです。

価格帯
価格はサイズで大きく変動。通販例では1kgで約5,832円のものから、特大1kgで1.2〜1.5万円台まで幅があります。少量は100g 950円の例も。まずは用途に合わせて“尾数(大きさ)”で選ぶのがコツです。

▶ボタンエビについてはコチラ


甘鯛(アマダイ)

福井県では夏の8月頃から秋10月頃までが旬といわれる甘鯛
甘鯛の姿焼き

旬の時期
甘鯛は通年流通しますが、産卵期(9〜12月)に備えて栄養を蓄える夏〜秋が最もおいしいとされます。目安は8〜12月(地域・種類で前後)。

主な栄養素
生100gで102kcal、たんぱく質18.8g、脂質3.6g。カリウム360mg、リン190mg、セレン75µg、ビタミンB12 2.1µg、D 1.0µgなど。

選び方のコツ
体表にツヤがあり、色がきれいで乾いていないもの。身に張りがあって硬め、目が澄み、エラが鮮やかな赤だと鮮度良好の目安です。

おすすめの調理法
上品な甘みを生かすなら塩焼き・酒蒸しが鉄板。から揚げは皮目が香ばしく、西京漬けも相性◎。火を入れすぎると身が締まるので短時間で。

価格帯
相場は高めで、豊洲の平均卸は11月で約5,533円/kg(月で上下)。業務用の掲載例でも5,000円台/kgが見られます。サイズ・産地で変動大。

▶甘鯛についてもっと詳しく知りたい方はコチラ


鰰(ハタハタ)

11月|旬の魚介類
はたはた

旬の時期
ハタハタは「旬が2つ」と言われます。秋田の季節ハタハタは10〜12月が旬で、10〜11月は身がよく、12月は卵(ブリコ)が楽しみ。身の旨み重視なら春の回遊もの(目安3〜5月)も狙い目です。

主な栄養素
生100gあたり101kcal、たんぱく質14.1g、脂質5.7g。カリウム250mg、カルシウム60mg、リン120mg、ビタミンD2.0µg、B121.7µg、ビタミンE2.2mgなどが含まれます。

選び方のコツ
まず鮮度。エラが鮮紅色で、身に張りがあり、表面が乾いていないもの。ブリコ狙いなら11〜12月の腹がふっくらした雌を。身を味わうなら春のものも◎。サイズが大きいほど食べ応えが出やすいです。

おすすめの調理法
王道は塩焼き唐揚げ。秋田の定番は魚醤「しょっつる」で煮るしょっつる鍋で、身とブリコの旨みが汁に溶けます。火が通りやすい魚なので、加熱しすぎず“ふっくら”で止めるのがコツです。茹でるだけの「ハタハタの湯上げ」という郷土料理があります(農林水産省)

価格帯
相場は時期・子持ちで変動。豊洲の月別平均では2025年12月が2,235円/kgの例があります。子持ちの業務用では2,640円/kg程度。尾売りなら350円/尾程度の例も。店頭はサイズで上下します。

▶ハタハタについて詳しい情報はコチラ


魳(カマス)

ざるに並べた生のかます2尾|秋から冬にかけてが旬の魚
かますの旬は秋から冬。脂がのって焼いてもふっくらジューシーになります。

旬の時期
カマスは種類で旬がズレます。一般にアカカマスは秋〜初冬(11〜12月)が脂のり◎、ヤマトカマスは夏(6〜8月)が入荷多め。春と秋に“旬が2回”とも言われます。

主な栄養素
生100gで137kcal、たんぱく質18.9g、脂質7.2g。カリウム320mg、リン140mg。ビタミンD11.0µg、B122.3µgなども含み、食塩相当量は0.3gです。

選び方のコツ
鮮度命。目が澄んで透明エラが鮮紅色、胴に丸みとツヤがあり、ウロコが残るものが良品。目が白濁・体が乾く・臭いが強いものは避けます(身が柔らかい=鮮度落ちのサイン)。

おすすめの調理法
定番は塩焼き一夜干し。焼くなら“焼く直前に振り塩”が水分コントロールのコツ。ほかにムニエル、フライ、酒蒸し、すまし汁も相性◎。水分が多めの個体は干物が特に向きます。

価格帯
相場はサイズ・産地・時期で上下。豊洲の例では国産カマスの卸値が高値2,160円/kg・安値1,080円/kg(日によっては高値2,700円/kgの例も)。店頭は処理代や干物加工で上振れしやすいです。

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鯊(ハゼ)

11月|旬の魚介類
はぜ

旬の時期
鯊(はぜ/主にマハゼ)は夏に数が出回り、食味の旬は身が締まる秋。目安は9〜11月で良型が狙いやすく、寒くなると卵(真子)も楽しめます。地域や年で多少前後します。

主な栄養素
生100gで78kcal、たんぱく質19.1g、脂質0.2g。カリウム350mg・リン190mg、ビタミンD3.0µg、B12 2.7µg。高たんぱく低脂質で、味は淡白ながら上品です。

選び方のコツ
できれば活けが最上。体色が黒っぽく色あせていない、触ると身に張りがあるものが良品です。鮮度が落ちると柔らかくなりがち。開きは身が白く、乾きやドリップが少ないものを。

おすすめの調理法
定番は天ぷら(江戸前の代表格)。ほかに唐揚げ、塩焼き、煮つけ、味噌汁、活けなら刺身もOK。丸ごと揚げると骨が気になりにくいです。火を通しすぎると縮むので短時間で。

価格帯
相場はやや高め。卸値の例で活け3,000〜4,000円/kg以上開き6枚で約450円ほど。業務用の開きは30尾/550gで約1,030円の販売例もあり、旬・サイズ・活/開きで大きく上下します。

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鯥(むつ)

11月|旬の魚介類
むつ

旬の時期
ムツは脂がのる「寒ムツ」が狙い目で、寒中〜2月頃が旬。地域差はあるものの、**秋〜冬(10〜2月)に旨みが増えやすく、産卵期は春(3〜5月)**です。

主な栄養素
生100gで175kcal、たんぱく質16.7g、脂質12.6gと“脂のある白身”。カリウム390mgリン180mgビタミンD 4.0µgなども含みます。

選び方のコツ
小型は目が澄むエラが鮮紅色・体表にがあり、背に張りがある個体を。大型は水圧で目が飛び出すことがあるため、目よりエラ色と身の張り重視で選びます。

おすすめの調理法
脂が多く身が柔らかいので、煮付け・照り焼き・味噌漬け焼きが相性◎。加熱しても硬く締まりにくい一方、脂が強いので油やバターは足しすぎないのがコツです。

価格帯
豊洲市場のムツ平均卸は、例として2025年12月で2,248円/kg。月で変動が大きく、時期によっては3,000円/kg前後になる年もあります。店頭はサイズや切身加工で上下します。

▶もっと詳しくムツを知る


鯔(ボラ)

旬の魚介類|ぼら
ぼら

旬の時期
10月~2月が旬で、特に冬場は産卵のため遡上し、身が締まって美味しくなります。成長段階で呼び名が変わる出世魚です(オボコ→イナ→ボラ→トド)。

主な栄養素
タンパク質が豊富で、DHA、ナイアシン、ビタミンD 10.0μg/100g、ビタミンB12 4.7μg/100g、マグネシウム、カリウムが含まれています。

選び方のコツ
目が澄んでいて、身に張りがあるものを選びます。皮が厚く銀白色に光っているものが新鮮です。泥臭さが気になる場合は、きれいな海域で獲れたものを選びます。

おすすめの調理法
刺身、塩焼き、煮付け、鍋料理が美味しく食べられます。白子の塩焼きは絶品です。卵巣を塩漬け・乾燥させた「カラスミ」は高級珍味として知られています。

価格帯
比較的手頃な価格です。1尾(500g程度)500円~1,000円程度が目安です。カラスミは高級品で、1腹(50g)3,000円~10,000円程度です。

▶詳しい鯔の情報はコチラを参考にしてください


10月|旬の魚介類まとめ

10月 旬の魚介類

10月は秋が深まり魚介類の旨味が増す季節です。
この時期には脂の乗ったサンマ、濃厚な味わいの牡蠣、そして秋漁のサクラエビが旬を迎えます。
サンマは脂が最も乗る時期で塩焼きはもちろんお刺身やなめろうにしても絶品です。
牡蠣は身がふっくらとしてきて、焼き牡蠣や牡蠣フライ、鍋料理など、さまざまな調理法で楽しめるのが魅力です。
サクラエビは小さいが旨味が豊富に含まれて、生鮮物は甘みが強く殻が柔らかい。
10月の魚介類は、秋の食卓を彩る贅沢なラインナップとなっています。

免責事項

※本記事に記載されている栄養素に関する情報は、一般的な情報提供を目的としたものです。特定の疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

※栄養素の含有量は、魚介類の個体差、産地、漁獲時期、調理方法などによって変動します。本記事の数値は目安としてご参照ください。

※アレルギーをお持ちの方は、食材の選択にご注意ください。

※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを大切にしましょう。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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