8月|旬の魚介類 一覧表【保存版】

8月|旬の魚介類
8月|旬の魚介類

8月は夏の盛りを迎え、海の恵みが一層豊かになる季節です。
旬の魚介類は旨みが濃縮され、さっぱりとした味わいが特徴で、刺身や冷製料理、バーベキューなど、夏の食卓にぴったりです。暑さが続くこの時期、栄養豊富な旬の魚介を取り入れて、元気に過ごしませんか?

このページでは、8月が旬の魚介類を種類ごとにわかりやすく一覧表にまとめました。また、8月の和風月名や英語表記、他の月との比較情報も掲載していますので、魚介類の旬を深く知ることができます。8月の旬の魚介類を活用して、夏の味覚を存分に楽しんでください!
農林水産省→夏の食材で「涼」を感じよう<魚介類編>

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8月|旬の魚介類|一覧表

★甲殻類
伊勢海老いせえび車海老くるまえび牛海老ブラックタイガー
川海老かわえび毛蟹けがに花咲蟹はなさきがに
蝤蛑がざみ手長蝦てながえび
★頭足類
剣先烏賊けんさきいか鰑烏賊するめいか赤烏賊あかいか
新烏賊しんいか真蛸まだこ
★海水魚類
黄肌鮪きはだまぐろ血鯛ちだい疣鯛いぼだい
南鮪みなみまぐろ間八かんぱち平政ひらまさ
かつお秋刀魚さんまさば
縞鯵しまあじあじきす
はもすずき伊佐木いさき
鮎並あいなめ飛魚とびうおいわし
女鯒めごち真鯒まごち穴子あなご
舌平目したびらめかれいえい
まながつおさけ皮剥かわはぎ
太刀魚たちうおかます小肌こはだ
𩸽ほっけはまち
★淡水魚類
虹鱒にじます天魚あまご岩魚いわな
山女魚やまめあゆうなぎ
泥鰌どじょうすっぽん
★貝類
海鞘 ほや栄螺さざえ常節 とこぶし
貽貝いがい岩牡蠣いわがきあわび
しじみ
★その他の魚介類★
雲丹うに昆布こんぶ
8月が旬の魚介類|海の幸

8月の魚介類10選

車海老(クルマエビ)

12月の旬の魚|車海老
くるまえび

旬の時期
天然は初夏〜秋(特に夏)が目安です。養殖は冬〜春に流通が増えることもあるので、買う時期で「天然/養殖」の売り場表示を見ると迷いにくいです。

主な栄養素
たんぱく質を中心に、魚介に多いビタミンB12や各種ミネラルが含まれます(成分は食品成分表ベースで確認できます)

選び方のコツ
殻にツヤがあり、頭部が黒ずみすぎていないもの。生なら、持ったときに身が締まって反りがある個体が当たりです。

おすすめの調理法
素材の甘みを活かす塩焼き天ぷら。殻つきで焼くと香りが立ち、天ぷらは火を入れすぎないのがプリッと仕上げるコツです。

価格帯
全体的に高級になりやすいので ★★★ です。

▶車海老の詳しい情報はコチラ


鯣烏賊(スルメイカ)

旬の時期
地域差はありますが「夏イカ」としておおむね6〜8月ごろが目安です。身がやわらかく、加熱しても硬くなりにくい時期として紹介されています。

主な栄養素
たんぱく質が中心で、魚介類に多いビタミンB12などを含みます(成分表で確認可能)。

選び方のコツ
胴がふっくらして表面に透明感があるもの。目が濁っておらず、触ると身に弾力がある個体が新鮮です。

おすすめの調理法
定番の焼きイカ煮付け、さっと火を通す炒め物。加熱は短めにすると、やわらかさが残って食べやすいです。

価格帯
比較的買いやすいことが多いので ★〜★★(サイズ次第)です。

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剣先烏賊(ケンサキイカ)

旬の時期
鳥取では「白いか」として知られ、初夏〜晩秋(6月上旬〜11月下旬)のカレンダーが示されています。中でも7〜8月が最盛期とされます。

主な栄養素
たんぱく質が中心で、魚介類に多いビタミンB12などを含みます(成分表で確認可能)

選び方のコツ
身が白く濁っていない“透け感”が残っているもの。胴が厚く、触ってもっちりした弾力があると当たりです。

おすすめの調理法
まずは鮮度勝負の刺身。甘みと食感が出やすいので、次点で天ぷらさっと炒めも相性が良いです。

価格帯
スルメより高くなりやすいので ★★ です。絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト「レッドリスト」に掲載されている(水産庁)

▶詳しく剣先について知る


平政(ヒラマサ)

旬の時期
豊洲の情報でもとされています。脂がしつこくなりにくく、さっぱりした旨みが出やすい季節です。

主な栄養素
たんぱく質に加えて、魚に含まれるn-3系脂肪酸(EPA・DHA)などが特徴です(成分表で確認可能)。

選び方のコツ
皮目にハリとツヤがあり、身に触れたときに戻りが早いもの。切り身なら、血合いの色が暗すぎないものを選ぶと失敗しにくいです。

おすすめの調理法
上質なら刺身・カルパッチョ、少し厚めなら照り焼き塩焼き。火を入れる場合は焼きすぎるとパサつくので、中まで入れすぎないのがコツです。

価格帯
ぶり系より上に来ることもあるので ★★ です。

▶ヒラマサを詳しく知る


鮎並(アイナメ)

旬の食材|あいなめ
あいなめ

旬の時期
豊洲の解説では関東では春が旬とされつつ、地域差があるとされています。市場の季節区分では夏の旬として挙げられることもあり、夏に“おいしい個体が出やすい地域”があるイメージで書くのが安全です。また「鮎並」はアイナメの表記として紹介され、語源説もまとめられています(表記の根拠として使えます)。

主な栄養素
たんぱく質
を中心に、魚に含まれるビタミンB群(B12など)やn-3系脂肪酸がポイントです(成分表で確認可能)。

選び方のコツ
皮にぬめりが残りすぎていないことと、身がだれていないこと。切り身なら、身のきめが細かく透明感が残る白身が良品です。

おすすめの調理法
上品な白身を活かす煮付け、ふわっと仕上げる酒蒸し、香ばしい唐揚げ。家庭なら煮付けがいちばん安定して旨みが出ます。

価格帯
★★

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目板鰈(メイタガレイ)

旬の時期
明石の情報では大きいものは夏、小型は冬に出るという説明があり、同じ名前でも“季節でキャラが違う”魚として扱うと誤解が出にくいです。

主な栄養素
白身魚らしくたんぱく質が中心で、脂質は比較的控えめなタイプです(成分のイメージはカレイ類の成分表が参考になります)。

選び方のコツ
皮の表面が乾いていないこと、身が水っぽくないこと。切り身なら、身の割れが少なく厚みがあるものを選ぶと食べごたえが出ます。

おすすめの調理法
やさしい旨みを出す煮付けや、身離れよく仕上がる唐揚げ。夏の“さっぱり白身”として、薄味でまとめると良さが出ます。

価格帯
比較的手に取りやすいことが多いので ★〜★★ です。

▶鰈を詳しく知る


山女魚(ヤマメ)

旬の食材|やまめ
旬の食材|やまめ

旬の時期
食材としては晩春〜初夏が一つの目安として紹介されています。いっぽう渓流魚は地域差が大きく、解禁〜禁漁の都合で夏(〜9月)も流通・利用されやすい点を一言添えると8月ページでも自然です。

主な栄養素
たんぱく質を中心に、魚に含まれるビタミンB群(B12など)や脂質成分がポイントです(成分表で確認可能)。

選び方のコツ
身がだれていないことと、皮目の色がくすみすぎていないこと。丸魚なら、腹がゆるくなく張りがあるものが安心です。

おすすめの調理法
王道の塩焼き。下処理で水気をよく拭き、強火で皮をパリッとさせると香りが立ちます。甘露煮や唐揚げも相性が良いです。

価格帯
天然は上がりやすいので ★★ で見ておくと安全です。

▶ヤマメの詳しい情報はコチラ


栄螺(サザエ)

旬の食材|さざえ
さざえ

旬の時期
栄螺(さざえ)は通年出回りますが、産卵期が初夏〜夏のため、産卵前の春〜初夏(4〜6月頃)が身が充実して“旬”とされます。夏は浜焼き需要で流通が増えやすく、漁の解禁時期は産地で前後します。

主な栄養素
可食部100gで83kcal、たんぱく質19.4g、脂質0.4g。ミネラルはカリウム250mg、マグネシウム54mg、亜鉛2.2mg、ヨウ素97µgなど。ビタミンはE 2.3mg、B12 1.3µg。コレステロールは140mg

選び方のコツ
殻付きは“活き”が命。フタがピタッと閉じ、開いていても手をかざすとサッと閉じるものが良品。触っても動かない個体は避けます。サイズは大きめが刺身向き、小ぶりは壺焼き向き。角の有無は味に大差なし。

おすすめの調理法
王道は壺焼き(醤油+酒で香ばしく)。鮮度が良ければ足は刺身にして磯の香りとコリコリ食感を楽しめます。ほかに炊き込みご飯醤油煮も定番。ワタは少し残すとほろ苦さがアクセント、加熱しすぎは硬くなるので短時間で。サザエの殻から外し、内臓を取り除いてご飯と炊きこむ「さざえめし」のレシピはコチラ(農林水産省)

価格帯
相場は産地・サイズで変動。豊洲市場の平均卸は、例として2025年12月で1,471円/kg。年間では10月が高め、2月が安めの傾向が示されています。店頭は下処理・活/ボイルで上振れしやすいので、用途(刺身か壺焼きか)でサイズと価格を合わせると失敗しにくいです。

▶栄螺の詳しい情報を知る


蜆(シジミ)

旬の魚介類|しじみ
しじみ

旬の時期
「土用しじみ」として夏の土用の時期に食べる習慣が紹介されており、暑い時期の代表枠に入れやすい食材です(地域ブランドだと宍道湖のヤマトシジミが有名)。

主な栄養素
貝類らしくたんぱく質に加えて、ビタミンB12などが含まれます。

選び方のコツ
殻がしっかり閉じていて、軽くこすったときに強い貝臭さが出ないもの。砂抜き済み表示がある場合でも、調理前にさっと洗うと仕上がりが安定します。

おすすめの調理法
風味が出やすい味噌汁が鉄板。酒蒸しや炊き込みご飯も、だしの厚みが出て“しじみらしさ”がはっきり出ます。

価格帯
比較的買いやすいので です。

▶蜆を詳しく知る


常節(トコブシ)

常節 とこぶし
常節 とこぶし

旬の時期
トコブシは地域差がありますが、食べ頃は春〜夏が目安。市場・図鑑系では春〜初夏、三重の情報では夏が旬とされます。なお資源保護で**9月〜冬(〜2月末/〜3月末)**に採捕禁止の地域もあります。

主な栄養素
貝類としてたんぱく質が中心で、魚介に多いビタミンB12なども含まれます(成分表で確認可能)。

選び方のコツ
基本は生きている個体を選びます。足(身)を触ったときに素早く反応し、身がしっかり締まっているものが良品の目安。殻や身が乾いていたり、反応が鈍いものは鮮度落ちの可能性があるので避けると安心です。

おすすめの調理法
小ぶりで火が通りやすく、定番は煮貝(含め煮)。酒蒸し・しょうゆ煮など“煮る”料理と相性が良いです。ほかに焼き貝天ぷら・フライ、バター焼きも◎。加熱しすぎると身が締まりやすいので短時間がコツ。

価格帯
価格は天然/養殖、サイズ、活・冷凍で大きく変動。通販の例だと1kgで約8,000〜10,000円台の掲載が多く、少量(300g前後)のお試しセットも見かけます。店頭は地域差が大きいので、買うなら「産地・状態(活/冷凍)」で比較が確実です。

▶常節を詳しく見る


8月|旬の魚介類まとめ

8月|旬の魚介類
8月が旬のあゆ

8月は夏の暑さがピークを迎え、海の幸も豊富に揃う季節です。
この時期にはカツオスズキ、濃厚な旨味を楽しめる岩ガキ、そして肉厚で歯ごたえのあるアワビが旬を迎えます。

特にカツオは脂がのって濃厚な味わいになる「戻りガツオ」として楽しめる時期です。
また、スズキは白身魚の中でもクセがなく、塩焼きやムニエルにすると上品な味わいを堪能できます。岩ガキはクリーミーで濃厚な味わいが特徴で、レモンを絞って生食するのがおすすめです。さらに、アワビはコリコリとした食感と甘みがあり、刺身やバター焼きにすると絶品です。8月の旬の魚介類を取り入れて、夏の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか?

免責事項

※本記事に記載されている栄養素に関する情報は、一般的な情報提供を目的としたものです。特定の疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

※栄養素の含有量は、魚介類の個体差、産地、漁獲時期、調理方法などによって変動します。本記事の数値は目安としてご参照ください。

※アレルギーをお持ちの方は、食材の選択にご注意ください。

※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを大切にしましょう。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

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