1月|旬の魚介類 一覧表【保存版】

1月|旬の魚介類【一覧表】
1月|旬の魚介類【一覧表】

1月が旬の魚介類一覧表。
1月は冬本番を迎え、寒さで身が引き締まった魚介類が美味しい季節です。脂がのった旬の魚や、冬ならではの甲殻類や貝類が揃い、鍋物や煮付け、刺身など多彩な料理で楽しむことができます。

このページでは、1月が旬の魚介類を種類ごとにわかりやすく一覧表にまとめました。さらに、1月の和風月名や英語表記、他の月との比較情報も掲載していますので、魚介類の旬をより深く知ることができます。1月の食卓を彩るヒントとして、ぜひご活用ください!

※本記事には広告が表示されます。

1月|旬の魚介類|一覧表

1月は寒さが深まり、魚介類の身がもっとも引き締まる季節。冬の海の恵みとして、脂がのった魚や甘みの強い貝が多く出回ります。ここでは、1月に旬を迎える魚介類を一覧で紹介します。

甲殻類
伊勢海老いせえび車海老くるまえび甘海老あまえび
芝海老しばえび川海老かわえび大正海老たいしょうえび
牛海老ブラックタイガー蝤蛑がざみ毛蟹けがに
鱈場蟹たらばがに楚蟹ずわいがに筋蝦すじえび
頭足類
飯蛸いいだこ槍烏賊やりいか真蛸まだこ
魚介類
本鮪ほんまぐろ鬢長鮪びんながまぐろ
真梶木まかじき女梶木めかじき
たい黒鯛くろだい石鯛いしだい
糸撚鯛いとより甘鯛あまだい眼張めばる
細魚さより喜知次きちじ金目鯛きんめだい
須萬すま赤鯥あかむつ黍魚子きびなご
はたはたいわしかます
皮剥かわはぎ平目ひらめかれい
赤魚鯛あこうだい河豚ふぐさば
たら介党鱈すけとうだらさわら
しいら羽多はたまながつお
むつ鮟鱇あんこう公魚わかさぎ
本諸子ほんもろこ目光めひかり笠子かさご
さめ魴鮄ほうぼうぶり
目近魚めじな
淡水魚
こいぼらふな
なまずかじか田螺たにし
貝類
浅利あさりしじみ赤貝あかがい
海松貝みるがい平貝たいらがい北寄貝ほっきがい
帆立貝ほたてがい牡蠣かき
その他
海鼠なまこ海苔のり松藻まつも
石蓴あおさ鶏冠菜とさかのり若布わかめ
青海苔あおのり数の子かずのこ
1月|魚介類|一覧表

1月の魚介類

鰤(ブリ)

鰤 ぶり (Amberjack)

旬の時期
12月〜2月が旬で、特に「寒ブリ」と呼ばれるこの時期は身が締まり、脂がたっぷりのって最高に美味しい季節です。産卵を控えた時期のため、栄養を蓄えて脂ののりが最高潮に達します。

主な栄養素
DHA・EPAが青魚の中でもトップクラスで豊富に含まれています。また、タンパク質、ビタミンD、ビタミンB群、タウリン、鉄分なども多く、血液サラサラ効果や疲労回復、脳の活性化が期待できます。

選び方のコツ
切り身を選ぶ際は、身の色に光沢があり、血合いが鮮やかで赤く濃いものが新鮮な証拠です。身と皮の間に半透明の厚い脂の層が見えるものは、脂ののりが良い目安となります。

おすすめの調理法
刺身で食べると栄養を最も効率よく摂取できます。また、ぶり大根、照り焼き、ぶりしゃぶ、塩焼きなど、様々な料理で楽しめます。脂が多いので、煮付けや照り焼きにすると煮汁やタレに旨みが溶け出して絶品です。

価格帯
★★☆(中級)天然の寒ブリは高価ですが、養殖物は通年手頃な価格で手に入ります。

▶詳しい鰤の情報はコチラ


毛ガニ

11月|旬の魚介類
毛ガニ

旬の時期
産地により異なりますが、一般的な旬は12~2月です。北海道では地域ごとに漁期が異なり、通年どこかで旬の毛ガニが楽しめます。

主な栄養素
タンパク質(15.8g/100g)、ビタミンB12(1.9μg)、ビタミンE、銅(0.47mg)、リン、亜鉛、ナイアシン、ビタミンB2、タウリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、アスタキサンチンが含まれています。83kcal/100g(茹で)。

選び方のコツ
殻が硬くずっしりと重みがあるもの、脚が太く付け根が黒ずんでいないもの、ボイル済みは鮮やかな赤色のものを選びましょう。「堅ガニ」は脱皮直前で身がぎっしり詰まっています。

おすすめの調理法
茹でガニ、蒸しガニ、カニ鍋、カニ味噌汁、カニ雑炊、グラタン、パスタがおすすめです。カニ味噌が濃厚でコクがあり、他のカニよりもたっぷり詰まっているのが特徴です。

価格帯
1杯400~500gで8,000~10,000円程度。300g程度は5,000円前後。カニ味噌を楽しむなら毛ガニが最適です。

▶もっと詳しく毛ガニについて知る


鯧(マナガツオ)

旬の時期
マナガツオは地域で旬が少し違い、瀬戸内海では春〜夏(産卵群が入る時期)が旬とされます。一方、他地域では秋〜春が旬。味が特に良いのは冬で、春〜初夏は漁が多い時期でもあります。

主な栄養素
生100gで161kcalたんぱく質17.1g脂質10.9g。ミネラルはカリウム370mg・リン190mgなど。ビタミンD 5.0µg、AやB群も含み、上品な白身でも栄養はしっかり。

選び方のコツ
サイズは大きすぎ・小さすぎを避け、2〜3kgが良いとされます。体表が銀色に輝くもの、エラが鮮紅色のものが鮮度良好。ウロコが残っている個体は新鮮なことが多いです。

おすすめの調理法
鮮度が良ければ刺身が絶品。定番は西京焼き(味噌漬け)・照り焼き・塩焼き・煮付け。身がやわらかく、加熱しても硬くなりにくいタイプなので焼き物向き。骨も比較的扱いやすいです。

価格帯
流通量が多くないため基本は高級魚。豊洲市場の例では2025年12月の平均卸が3,630円/kgで、月によって上下します。店頭は下処理・切り身加工で上乗せされやすく、産地やサイズでブレ大きめ。

▶鯧について詳しく知る


鬢長鮪(ビンナガマグロ)

ビンナガマグロの刺身|淡泊で食べやすい白身寄りの赤身
脂が控えめで、さっぱりとした味わいのビンナガマグロの刺身。

旬の時期
ビンナガ(ビンチョウ)は旬が地域でズレる魚。静岡では水揚げが増える春〜夏(4〜8月)が旬説。和歌山は12月頃〜4月上旬が漁期で2〜3月が最盛期。脂のり重視なら冬〜春先が食べ頃。

主な栄養素
びんなが(生)100gで111kcal・たんぱく質26.0g・脂質0.7gと高たんぱくでさっぱり。カリウム440mg、リン310mg、セレン71µg。ビタミンはD 7.0µg、ナイアシン21mg、B6 0.94mg、B12 2.8µgなど。

選び方のコツ
サクはピンク〜白っぽい身色で、茶色い変色なし&ドリップなしを選ぶ。赤い血管が多いものは避けると無難。丸魚なら丸々して身が固い目が澄むエラが鮮紅色、できれば活〆が刺身向き。

おすすめの調理法
クセが少なく水分多めなので、鮮度が良ければ刺身・漬け・山かけ・カルパッチョが◎。脂がのった個体は“ビントロ”とも呼ばれます。加熱はフライ/ピカタ/ムニエルなど衣や油でしっとりに。火を入れすぎるとパサつきやすい。

価格帯
相場は産地・サイズ・生/冷凍で大きく変動。豊洲市場の平均卸は例として2025年12月で約1,220円/kg。家庭向けは刺身用の切り落とし等で130g税込1,344円の販売例もあります。年末や“トロびんちょう”は高めになりがち。

▶ビンナガマグロを詳しく見る


赤魚鯛(アコウダイ)

旬の魚介類|あこうだい
あこうだい

旬の時期
アコウダイ(赤魚鯛)は深海性で、脂と旨みが乗る冬が旬。目安は12〜3月で、鍋物や煮付けがおいしい季節に評価が上がります。通年出回ることもありますが、食べ頃は冬寄りです。

主な栄養素
食品成分表では生100gあたり86kcalたんぱく質16.8g脂質2.3g。淡白で食べやすいのに、加熱するとだしが出やすいタイプです。刺身より“汁・煮”で良さが出ることも。

選び方のコツ
丸魚はまず。体色が鮮やかな赤でツヤがあり、身に張りがあるものを。目が濁っていたり、乾いてカサつくものは避けます。切り身はドリップが少なく、身が崩れていないものが安心。

おすすめの調理法
皮にゼラチン質の旨みがあるので、煮付け・あら汁(潮汁)・鍋が鉄板。身は上品で、鮮度が良ければ刺身もOK。皮目を軽く炙ると香りと甘みが立ち、満足感が上がります。

価格帯
高級魚寄りで、相場は時期・サイズで変動。豊洲の例では2025年11月の平均卸が約3,166円/kg。業務用の掲載例でも3,200〜4,380円/kgなど幅があります。店頭は下処理込みで上振れしがち。

▶アコウダイを詳しく知る

黒鯛(クロダイ)

旬の食材|黒鯛
くろだい

旬の時期
黒鯛(チヌ)は通年獲れますが、味の旬は晩秋〜春。寒い時期ほど身が締まり脂も感じやすいです。春〜初夏は産卵期で身質が不安定になり、夏は痩せた個体も出やすいので、狙い目は冬〜春先。

主な栄養素
成分表(生)では100gあたり137kcalたんぱく質20.4g脂質6.7g。白身寄りでもほどよく脂があり、料理にすると旨みが出ます。ミネラルやビタミン類も含み、刺身・焼き物どちらでも“栄養と満足感”を両立。

選び方のコツ
鮮度命。できれば活け・活〆が安心です。丸魚は目が澄んでいるエラが鮮紅色、触って身(腹)がしっかり硬いものを。死後やわらかくなりやすい魚なので、ドリップが多い切り身は避けると失敗しにくいです。

おすすめの調理法
鮮度が良ければ刺身はもちろん、皮目を活かす松皮造り(湯引き)炙りが◎。加熱なら塩焼き・煮付け・フライ・ムニエルまで万能で、アラは汁物にするとだしが濃いです。火入れは短めがふっくらのコツ。

価格帯
相場は産地・サイズ・活〆で幅あり。豊洲市場の例では2025年12月の平均卸が約557円/kg。活〆や下処理済み(サク・刺身用)は上振れしやすいです。季節よりも鮮度と条件で差が出ます。

▶黒鯛について詳しく知る


魴鮄(ほうぼう)

魴鮄 ほうぼう(Red gurnard)

旬の時期
ホウボウは通年流通しますが、脂がのって“食べ頃”なのは冬(12〜2月)。春は卵を持ち始めます。なお市場の取扱量は年間で見ると3月頃が多めで、店頭では冬〜春に見かけやすい魚です。

主な栄養素
可食部100gあたり110kcal・たんぱく質19.6g・脂質4.2g。淡白な白身に見えて、ほどよく脂もあります。脂質にはDHA/EPAも含まれ、料理にすると“旨みが出る”タイプの魚です。

選び方のコツ
刺身にするなら活〆が理想。丸魚は目が澄む/エラが鮮紅色/体表にツヤがあるものを。触って腹がまだ硬く張りがある個体は鮮度が良い目安です。切り身は透明感とドリップ少なめを。

おすすめの調理法
身は上品で、鮮度が良ければ刺身・焼き霜造りが◎。加熱はポワレ、塩焼き、煮付け、あら汁が鉄板で、アラから良いだしが出ます。火を入れすぎると締まるので、加熱は“短め”がコツ。

価格帯
相場は地域・サイズで上下しますが、豊洲の月報例では2025年12月の平均卸が1,295円/kg(11月1,264円/kg)ほど。店頭は下処理込みで上振れしやすく、切り身・刺身用はさらに高めになりがちです。

▶魴鮄(ほうぼう)を詳しく見る


女梶木 (メカジキ)

かずのこ

旬の時期
メカジキは通年流通しますが、気仙沼などでは脂がのる 「冬メカ」=10〜3月 が食べ頃の目安。寒い時期ほど身がしっとりして、刺身・しゃぶしゃぶ・焼き物で旨みが出やすいです。

主な栄養素
生100gあたり 139kcalたんぱく質19.2g脂質7.6g。ミネラルはカリウム440mg・リン260mg、セレン59µg。ビタミンは D 8.8µg、E 4.4mg、B12 1.9µg などが載っています。

選び方のコツ
切り身は、身が盛り上がるほど ハリ があり、色は 白っぽいピンクでツヤ のあるもの。茶色い変色ドリップ多めは避けます。脂のり重視なら、白っぽい個体や腹側(ハラミ寄り)の部位が狙い目です。

おすすめの調理法
クセが少ないので万能。家庭なら ステーキ/ムニエル/照り焼き/フライ が鉄板です。火を入れすぎると締まりやすいので、表面だけ香ばしく焼いて 中はしっとり を意識。骨やアラは良いだしが出ます。

価格帯
相場は「生鮮か冷凍か」「部位」で変動。豊洲データ例では 生鮮:2025年11月 平均2,047円/kg冷凍:2025年12月 平均1,477円/kg。店頭は切り身加工や“トロ部位”で上振れしやすいです。

▶女梶木について詳しく知る


北寄貝(ホッキガイ)

旬の魚介類|北寄貝
ほっきがい

旬の時期
北寄貝(ほっき貝)は冬〜春が旬。海水温が下がると身が締まり、甘みが出やすいので目安は12〜3月です。産卵期前で肉厚になりやすく、刺身・寿司ネタの需要も増える時期。

主な栄養素
生100gで66kcal、たんぱく質11.1g、脂質1.1g。コレステロール51mgなどを含み、貝類の中でも比較的さっぱり食べやすいタイプです。料理(加熱・ボイル)で数値は変わります。

選び方のコツ
殻付きは殻が閉じている、または少し開いていても触ると勢いよく閉じるもの。手に取ってずっしり重い個体が身入り良好です。むき身(ボイル)はツヤがあり、乾き・異臭・ドリップが少ないものを。

おすすめの調理法
鮮度が良ければ刺身・寿司が王道。軽く湯通しして冷やすと甘みが立ちます。加熱はバター焼き、炊き込み(ほっき飯)、味噌汁も相性◎。火を入れすぎると固くなるので短時間がコツです。宮城県の郷土料理「ほっきめし」(農林水産省)

価格帯
価格は国産/輸入、殻付き/むき身、サイズで差が大きいです。豊洲市場の平均卸は例として2025年11月で約1,065円/kg。北海道の相場紹介では1kg1500円前後、店頭は**1個200円〜**の例も。下処理済み刺身用は高め。

▶北寄貝について詳しい情報はコチラ

青海苔(アオノリ)

旬の魚介類|あおのり
あおのり

旬の時期
青海苔(青のり/スジアオノリ)は寒い時期に香りが立ち、旬は。産地例では12〜2月(八代)、1〜3月(大分・駅館川)に収穫が集中します。初摘みは香りが強く、原藻(すじ状)は風味が残りやすいです。

主な栄養素
乾燥あおのり(素干し)100gで249kcal、たんぱく質29.4g、食物繊維35.2gカリウム2500mg、カルシウム750mg、ヨウ素2700µg、ビタミンB12 41.6µgなどが多め。実際は少量使いでも“香り+栄養”の足し算になります。

選び方のコツ
良品は鮮やかな緑〜濃緑で、袋を開けた瞬間に磯の香りが立ちます。湿気ると香りが飛ぶので、しけった感じ・ダマは避けるのが無難。原藻はすじが長く切れが少ないものが上物とされます。

おすすめの調理法
香りを活かすなら仕上げにふりかけるのが基本。焼きそば・お好み焼き・うどん・味噌汁、卵焼きや天ぷら衣に混ぜても◎。加熱しすぎると香りが飛びやすいので、汁物は最後に入れるのがコツです。大阪の郷土料理「お好み焼き」には欠かせない青のり(農林水産省)

価格帯
価格差が大きく、量販の青のり粉は10gで100円前後の例があります。一般品でも10gで200円台の販売例。いっぽう香りの強い“すじ青のり原藻”は10gで1,500〜1,620円の例も。用途で使い分けが現実的です。

▶もっとくわしくアオノリについて知る

1月|旬の魚介類まとめ

1月は新年を迎え、冬の旬の魚介類が美味しさを極める季節です。
脂が乗った寒ブリ金目鯛、濃厚な味わいの牡蠣、プリプリとした食感が魅力のタラバガニなどこの時期ならではの味覚が豊富に楽しめます。おすすめの調理法は鍋料理やお刺身、煮付けなどがあります。寒ブリのしゃぶしゃぶや金目鯛の煮付けは、冬の食材の魅力を存分に引き出す料理です。

免責事項

※本記事に記載されている栄養素に関する情報は、一般的な情報提供を目的としたものです。特定の疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

※栄養素の含有量は、魚介類の個体差、産地、漁獲時期、調理方法などによって変動します。本記事の数値は目安としてご参照ください。

※アレルギーをお持ちの方は、食材の選択にご注意ください。

※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを大切にしましょう。

調理師プロフィール画像
この記事を書いた人
現役の和食調理師/おかだ けんいち(調理歴25年以上)

プロフィールを見る
タイトルとURLをコピーしました