【栄養素】ビタミンD (Vitamin D)

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アーカイブ: 12月 2023
【栄養素】ビタミンD (Vitamin D)
 

ビタミンD の英語表記

Vitamin D

栄養素の英語表記一覧表はコチラ→栄養素の英語表記一覧表

 

ビタミンDの特徴

  • 脂溶性ビタミン
  • 紫外線の作用により、皮膚でかなりの量のビタミンDが作られる
    (季節や野外活動時間などにより大きく左右される)
    ※東京都内で夏に直射日光を30分浴びると、700~800IUのビタミンDが体内につくられるといわれています(肌の露出度10%)
  • 紫外線による産生は調整されているので必要以上に産生されない
  • ビタミンDにはD2からD7まで6種類ある(D4~D7は食品にはほとんど含まれない)
  • 植物性食品にはプロビタミンD2(紫外線を浴びてビタミンD2に変化)
  • 動物性食品にはプロビタミンD3(紫外線を浴びてビタミンD3に変化)
  • 健常人が適度な日光のもとで通常の生活をしている場合、ビタミンDが不足することは少ないと考えられる
  • 高齢者は皮膚におけるビタミンD産生能力が低下する
  • 高齢者は活動量減少で通常よりも多くのビタミンDを食事から摂取する必要があることが指摘される
 

働き

  • ビタミンDはカルシウムの吸収を促進して「骨を丈夫にする」働きがある
  • 血中のカルシウム濃度を正常に保つ
  • カルシウムが骨に沈着するのを助ける
  • 腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進する
  • ビタミンDは体内に侵入したウイルスや細菌などに対して、過剰な免疫反応を抑制し、必要な免疫機能を促進する働きがある
 

欠乏症

  • 紫外線により生成されるため、欠乏の心配はありません
  • ビタミンDが不足すると骨や筋肉が弱くなる傾向がある
  • 日照時間が短くなる冬は血液中のビタミンDの濃度も低くなります
  • 骨粗しょう症、骨軟化症
  • 歯がぐらつく、下あごの骨が弱る
 

過剰症

  • サプリメントによる過剰症に注意
  • 高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着する
  • 腎機能障害
  • 軟組織の石灰化
  • 食欲不振、嘔吐、多尿などの症状が現れる
 

ビタミンD 食べ物ランキング

 

魚介類

食品100ℊ当たりの
ビタミンD含有量(㎍)
ウマヅラハギ 開き干し69.0㎍
しらす干し 半乾燥品61.0㎍
いくら44.0㎍
カワハギ 生43.0㎍
白鮭 焼き39.4㎍
 

きのこ類

食品100ℊ当たりの
ビタミンD含有量(㎍)
あらげきくらげ ゆで25.3㎍
きくらげ ゆで8.8㎍
舞茸 油いため7.7㎍
エリンギ 焼き3.1㎍
ほんしめじ ゆで1.2㎍
 

たまご類

食品100ℊ当たりの
ビタミンD含有量(㎍)
ピータン アヒル卵6.2㎍
卵黄 生・ゆで5.9㎍
全卵 炒り4.7㎍
全卵 目玉焼き3.9㎍
うずら卵 水煮缶詰2.6㎍
 

油脂類

食品100ℊ当たりの
ビタミンD含有量(㎍)
マーガリン 有塩11.2㎍
たらのあぶら8.7㎍
無発酵バター 食塩不使用0.7㎍
ラード0.2㎍
ショートニング0.1㎍
 

肉類

食品100ℊ当たりの
ビタミンD含有量(㎍)
豚足 ゆで1.0㎍
フォアグラ ゆで0.9㎍
スモークレバー0.9㎍
とんかつ 豚ロース0.7㎍
ロースベーコン 豚0.6㎍
 

ビタミンDの食事摂取基準

ビタミンDの食事摂取基準
 

まとめ

  • 脂溶性ビタミン→体内に蓄積される
  • 植物性→プロビタミンD2(紫外線に当たりビタミンD2になる)
  • 動物性→プロビタミンD3(食べて皮膚に紫外線が当たりビタミンD3になる)
  • ビタミンD2,D3は体内でビタミンDになる
  • 働き→カルシウム、リンの吸収を高める
  • カルシウム、リンと同時摂取が望ましい
  • サプリメントによる過剰症に注意
 

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【栄養素】ビタミンE(Vitamin E)

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【栄養素】ビタミンE(Vitamin E)
 

ビタミンEの英語表記

Vitamin E

栄養素の英語表記一覧表はコチラ→栄養素の英語表記一覧表

 

ビタミンEの特徴

  • 熱に強く、脂溶性ビタミンで油との相性抜群
  • 若返りのビタミンと呼ばれる(過酸化脂質の増加を防ぐ)
  • 老化防止効果がある(細胞の酸化を防ぐ)
  • ビタミンCと一緒に取ると、ビタミンEの抗酸化作用を高めてくれる
  • 抗酸化作用が強い(生体膜の機能を正常に保つ、赤血球の溶血の防止、生殖を正常に保つ)
  • トコフェロール(α、β、γ、δ)トコトリエール(α、β、γ、δ)に分けられる
  • トコフェロール=持続性のある作用。トコトリエール=即効性のある作用
  • αトコフェロールは体内で一番多く、生理作用が強い
  • 血中のLDLコレステロールの酸化を抑制する
  • 赤血球の破壊を防ぐ作用がある
  • 2005年はビタミンE(αトコフェロール)と記載されていた
  • 食品の酸化防止目的で食品添加物としても使われる
 

働き

  • 抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぐ
  • 生活習慣病の予防になると言われる(脳卒中、心筋梗塞)
  • 血行を促進する
  • 自律神経を安定させる効果がある
  • 肌荒れを予防する効果がある(美肌効果)
 

欠乏症

  • 通常の食生活で不足することはない
  • ビタミンE欠乏症の発生は稀で、明白な欠乏症状が出ることはない
  • ごくまれに神経障害、肩こり、冷え性、ホルモン分泌障害
 

過剰症

  • 一般的な食事内容でビタミンEを過剰摂取することはほとんど考えられない
  • サプリメントによる過剰摂取に注意する
 

ビタミンE(α-トコフェロール)食べ物ランキング

 

油脂類

食材100ℊ当たりの成分(㎎)
ひまわり油38.7㎎
綿実油28.3㎎
ぶどう油27.5㎎
サフラワー27.1㎎
米ぬか油25.5㎎
 

種実類

食品100ℊ当たりの成分(㎎)
アーモンド 炒り 無塩28.8㎎
ヘーゼルナッツ フライ22.2㎎
まつ 炒り12.3㎎
落花生 炒り10.6㎎
ピーナッツバター4.8㎎
 

野菜類

食材100ℊ当たりの成分(㎎)
とうがらし 乾燥29.8㎎
ドライトマト18.4㎎
西洋かぼちゃ 焼き6.9㎎
モロヘイヤ 生6.5㎎
ブロッコリー 焼き6.0㎎
 

魚介類

食材100ℊ当たりの成分(㎎)
鮎 内臓 焼き23.5㎎
すじこ 白鮭10.6㎎
からすみ ぼら9.7㎎
牡蠣 燻製缶詰9.5㎎
キャビア 塩蔵品9.3㎎
 

調味料及び香辛料類

食品100ℊ当たりの成分(㎎)
マヨネーズ 全卵型13.1㎎
マヨネーズ 卵黄型10.7㎎
パセリ 乾燥7.2㎎
トマトペースト6.2㎎
バジル 乾燥4.7㎎

引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

ビタミンEの食事摂取基準

ビタミンEの食事摂取基準

参考→「ビタミンEの働きと1日の摂取量」

 

ビタミンEについてまとめ

  • 脂溶性ビタミン
  • ビタミンCと同時摂取で吸収率が上がる
  • 老化を防ぐ
  • 生活習慣病の予防
  • 血行をよくする
  • 通常の食生活では過剰症、欠乏症の心配はない
 

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【栄養素】ビタミンK(Vitamin K)

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ビタミンK(Vitamin K)の特徴
 

ビタミンKの英語表記

Vitamin K

栄養素の英語表記一覧表はコチラ→栄養素の英語表記一覧表

 

ビタミンKの特徴

  • 脂溶性ビタミン(油脂に溶けるビタミン)
  • 食品から摂取する方法と体内の腸内細菌や組織で作られるビタミンKがある
  • 体内で生成される(腸内細菌など)ため欠乏の心配はほぼない
  • 骨粗鬆症の治療薬として使われている
  • ビタミンKには多種類あるが栄養上、特に重要なものは下記2種類
  • ビタミンK1(フィロキノン)とビタミンK2(メナキノン類)
  • ビタミンK1=植物性(野菜、豆、海藻など)
  • ビタミンK2=細菌や動物性(納豆、チーズなど)
  • 新生児は腸内環境が未熟なのでビタミンKを生成できない
  • 「新生児ビタミンK欠乏性出血症」を防ぐため、妊娠後期の女性はビタミンKを摂取するように勧められている

参考HP→厚生労働省「ビタミン(脂溶性ビタミン)

 

ビタミンKの働き

  • 出血時に血を固める役割がある
  • カルシウムが骨に沈着するのを助ける
  • 血管を健康維持する役割を持つ
  • 動脈の石灰化、動脈硬化を防止する
 

欠乏症

  • 腸内細菌によって合成されるので、通常の生活では不足の心配はない
  • 抗生物質の長期投与で腸内細菌が死滅してしまったり、ビタミンKを活性化させる酵素の活性が低下したりすることがあるので、欠乏する恐れがある
  • 欠乏症になると血液凝固に時間がかかる
  • ビタミン K 不足は骨折のリスクを増大させることが報告されている
 

過剰症

  • 通常の食生活では心配なし
  • 現在の食事摂取においてビタミン K の栄養はほぼ充足していると考えられる
  • 日本人では納豆の影響が大きいと言われる
 

ビタミンK 食べ物ランキング

 

藻類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量(㎍)
ほしのり2600 ㎍
乾燥ワカメ1800 ㎍
いわのり 素干し1700 ㎍
まつも 素干し1100 ㎍
てんぐさ 素干し730 ㎍
 

し好飲料類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量( ㎍ )
玉露 茶4000 ㎍
抹茶 茶2900 ㎍
青汁 ケール1500 ㎍
紅茶 茶1500 ㎍
煎茶 茶1400 ㎍
 

豆類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量( ㎍ )
ひきわり納豆930 ㎍
糸引き納豆600 ㎍
きな粉81 ㎍
油揚げ 生67 ㎍
凍り豆腐 乾燥60 ㎍
 

野菜類

食材食材100ℊ当たりの
ビタミンK含有量( ㎍ )
パセリ 生850 ㎍
紫蘇 生690 ㎍
モロヘイヤ 生640 ㎍
ほうれん草 葉510 ㎍
明日葉 生500 ㎍
ちじみゆきな 葉 茹で500 ㎍
春菊 茹で460 ㎍
モロヘイヤ 茹で450 ㎍
バジル 生440 ㎍
嫁菜 生440 ㎍
ブロッコリー 焼き380 ㎍

引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

ビタミンKの食事摂取基準

ビタミンKの食事摂取基準

引用→ビタミン(脂溶性ビタミン)(PDF:1,370KB)

 

ビタミンKについてまとめ

  • 脂溶性ビタミンである
  • 栄養上、重要なものはビタミンK1とK2の2種類
  • 体内で腸内細菌などにより生成される
  • 血液凝固に深くかかわる
  • 血管を健康維持する役割がある
  • カルシウムの骨への沈着を促す働きがある
  • ビタミン K 不足は骨折のリスクを増大させる
 

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萵苣 レタス(Lettuce)

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レタスの英語・漢字表記

Lettuce
萵苣

 

レタスの旬 ~おいしい時期

レタス

夏秋レタス

冬レタス

旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

レタスとは ~解説~

  • 原産はヨーロッパ
  • 高温多雨の影響を受けやすい
  • 農薬を使うことが多いのでよく洗う
  • 夏場には高冷地栽培、冬場には温暖な地域(ハウス)で作られている
  • 季節をずらして出荷しているので一年中手に入る
  • 形がいびつなものや、軽い、重いなどの場合は生育不順
  • 脂で炒めれば、カルシウムの吸収率が上がる
  • 切り口が赤く変色するのは、ポリフェノールの酸化によるもの
  • 芯にも栄養があるので刻んで食べるとよい
  • 水耕栽培と土耕栽培の栄養は変わらない。むしろ水耕栽培の方が栄養価が高い
  • 毎日、レタスを食べることで「免疫力アップ」「美肌効果」「むくみ解消」など期待できる。βカロテンで免疫力アップ、ビタミンCで美肌効果、カリウムで「むくみ解消」
  • レタスの変色の原因は包丁だともいわれています。レタスに含まれるポリフェノールが鉄と反応し、酸化を加速させるためだと言われています。

味わい
水分が多く、パリパリとした歯ごたえが特徴

栄養
低カロリーで、低糖質
ビタミン、リン、カルシウムを少量含む
栄養素の含有量は低いが、βカロテンやカリウム、食物繊維やビタミンCなどバランスよく栄養が含まれている

 

良い食べ合わせ

 

保存方法

  • 濡れた新聞紙に包み、ビニール袋に入れ野菜室
  • 芯がない場合(葉だけ)の時は容器に入れ冷蔵庫
 

主な品種群

  • サラダ菜
  • サニーレタス
  • グリーンカール
  • サンチュ
  • 茎レタス
 

レタスを使った料理

  • サラダ
  • レタスのスープ
  • レタスチャーハン
 

レタスの栄養素 ~食品成分表

可食部100g当たり

レタス(生) 結球葉

土耕栽培水耕栽培
廃棄率2 %2 %
エネルギー11 ㎉13 ㎉
水分95.9 g95.3g
タンパク質0.6 g0.8g
脂質0.1 g0.2g
炭水化物2.8 g2.9g
ナトリウム2 ㎎2 ㎎
カリウム200 ㎎260 ㎎
カルシウム19 ㎎34 ㎎
マグネシウム8 ㎎10 ㎎
リン22 ㎎30 ㎎
0.3 ㎎0.3 ㎎
亜鉛0.2 ㎎0.1 ㎎
0.04 ㎎0.01 ㎎
マンガン0.13 ㎎0.38 ㎎
ヨウ素1 ㎍
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)240 ㎍710 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.3 ㎎0.3 ㎎
ビタミンK29 ㎍58 ㎍
ビタミンB10.05 ㎎0.03 ㎎
ビタミンB20.03 ㎎0.03 ㎎
ナイアシン0.2 ㎎0.3 ㎎
ビタミンB60.05 ㎎0.05 ㎎
ビタミンB12
葉酸73 ㎍44 ㎍
パントテン酸0.2 ㎎0.06 ㎎
ビオチン1.2 ㎍
ビタミンC5 ㎎5 ㎎
食物繊維(総量)1.1 g1.1g

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」 から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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和蘭三葉 セロリー(Celery)

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セロリー
 

セロリの漢字・英語表記

celery
塘蒿
和蘭三葉

 

セロリーの旬

セロリー

長野県産

【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】
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セロリーの特徴 ~解説

  • 和名「オランダミツバ」
  • セロリは「セロリー」「セルリー」「セルリ」とも呼ばれる
  • すそ広がりの品種が一般的でコーネルという品種のセロリ
  • シャキシャキした食感と独特な香りが特徴
  • 香り成分がイライラを抑える(リラックス効果)
  • 葉の部分にはカロテンが多く含まれる
  • 茎の筋は食感を損ねるので包丁で取り除く
  • 静岡、長野で全体の80%を生産している
  • 長野県産は5~11月、静岡・福岡県産は12~3月なのでほぼ一年中出回る
  • 夏野菜のように見えるが、実は冬の方がおいしい
  • 茎は白く、太く、スジがくっきりしているものが良い
  • 葉は張りがあり、香りが良い物を選ぶとよい

美味しいセロリーの選び方
①葉にツヤとハリがあり、黄ばみがないものを選ぶ
②茎は白く、太く、筋がくっきりとでていて、内側のくぼみが狭いものが良い
③茎の切り口が白くて、みずみずしいものが良い
④株のまま買う方が、もちがよい

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セロリーと相性の良い食べ合わせ

 

保存方法

  • 葉と茎に分けてペーパーで包み保存袋に入れ冷蔵庫で保存する
  • 野菜室に立てて保存すると長もちする
  • しんなりしてきたら、冷水につけるとよい
  • 薄切りにして冷凍保存できる
 

主な品種群

  • ホワイトセロリー
  • グリーンセロリー
  • 根セロリー
  • スープセロリー
 

セロリーを使った料理

  • ピクルス
  • 炒め物
  • サラダ
  • 浅漬け
  • 天婦羅
 

セロリーの栄養素(食品成分表

可食部100g当たり

セロリー(生)葉柄

廃棄率35 %
エネルギー12 ㎉
水分94.7g
タンパク質0.4 g
脂質0.1 g
炭水化物3.6 g
ナトリウム28 ㎎
カリウム410 ㎎
カルシウム39 ㎎
マグネシウム9 ㎎
リン39 ㎎
0.2 ㎎
亜鉛0.2 ㎎
0.03 ㎎
マンガン0.11 ㎎
ヨウ素1 ㎍
セレン
クロム
モリブデン2 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)44 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.2 ㎎
ビタミンK10 ㎍
ビタミンB10.03 ㎎
ビタミンB20.03 ㎎
ナイアシン
ビタミンB60.08 ㎎
ビタミンB12
葉酸29 ㎍
パントテン酸0.26 ㎎
ビオチン1.2 ㎍
ビタミンC7 ㎎
食物繊維(総量)1.5 g

日本食品標準成分表(八訂)から引用
35種類の栄養素 一覧表

 
 

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【栄養素】脂質(Lipid)

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【栄養素】脂質(Lipid)
 

脂質の英語表記

Lipid

栄養素の英語表記一覧表はコチラ→栄養素の英語表記一覧表

 

脂質の特徴

  • 三大栄養素で一番カロリーが高い栄養素である
  • 体を動かすエネルギー源になる
  • 脂質には、常温で固まるモノと固まらないモノがある
  • 体の細胞膜やホルモン、角膜の構成成分になってる
  • 脂質は皮下脂肪として臓器を保護したり、体を寒さから守る役割がある
  • 脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収に役立っている
  • 摂取しすぎると体脂肪として蓄積されるため、肥満やメタボリックシンドロームの原因になる
  • 令和元年度の国民健康・栄養調査の結果(厚生労働省)によると、日本人の男性の約35.0%、女性の約44.4%が脂質をとりすぎているという結果が出ている
 

脂質の働き

  • 細胞膜、神経組織、角膜の構成成分
  • 脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を助ける
  • 皮下脂肪として臓器を保護する
  • 体を寒さから守る役割がある
 

欠乏症

  • 現代の食生活では不足しにくいといわれています
  • 不足すると痩せすぎ、疲れやすい、体力低下などの症状が出る
  • ホルモンバランスの乱れ、エネルギー不足、体力低下、皮膚炎、脳出血を引き起こす可能性がある
  • 血管、細胞膜が弱くなる
  • 脂溶性ビタミン(A,D,E,K)の吸収が悪くなる
 

過剰症

  • 肥満、心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクを高める可能性がある
  • 糖尿病、動脈硬化、大腸がん、前立腺がんのリスクが増える
  • 脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の原因になる
  • メタボリックシンドローム、冠動脈疾患のリスクの増加
 

脂質 食べ物ランキング

上位は油が多く、胡麻油やサラダ油、バターにショートニングと並ぶ。そのあとに牛肉の脂身(生)や豚肉の脂身(生)が続く。
そんな中で出てくる「マカダミアナッツ」。その含有量はブタロースの脂身(生)よりも多い。
という事は油(食肉の脂身)を除くとナンバーワンは「マカダミアナッツ」という事になる。

 

野菜類

食材(野菜類)脂質
落花生 ゆで23.5 g
べいなす 素揚げ17.0 g
ほうれん草 油いため8.1 g
枝豆 冷凍7.6 g
玉葱 油いため6.8 g
100ℊ当たりの脂質含有量(ℊ)
 

魚介類

食材(魚介類)脂質
 内臓 焼き52..3 g
あんこう 肝41.9 g
真鰯 フライ30.3 g
からすみ28.9 g
ミナミマグロ 脂身 生28.3 g
100ℊ当たりの脂質含有量(ℊ)
 

肉類

食材(肉類)脂質
牛 リブロース 焼き60.1 g
フォアグラ ゆで49.9 g
牛 バラ 焼き44.2 g
豚 バラ 焼き43.9 g
豚 ベーコン39.1 g
100ℊ当たりの脂質含有量(ℊ)
 

種実類

食材(種実類)脂質
マカダミアナッツ 炒り76.7 g
まつ 炒り72.5 g
ヘーゼルナッツ フライ69.3 g
くるみ 炒り68.8 g
ココナッツパウダー65.8 g
100ℊ当たりの脂質含有量(ℊ)
 

乳類

食材(乳類)脂肪
クリーム 乳脂肪43.0 g
クリーム 植物性39.5 g
ナチュラルチーズ チェダー33.8 g
ナチュラルチーズ クリーム33.0 g
ナチュラルチーズ パルメザン30.8 g
100ℊ当たりの脂質含有量(ℊ)

引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

脂質の食事摂取基準

脂質の食事摂取基準

参照→「3 脂質-厚生労働省

 

まとめ

  • 通常の食事で不足することはない
  • ダイエットなどにより欠乏の可能性がある
  • 植物性、動物性が存在するが良し悪しがない
  • 体内でエネルギーや細胞膜、ホルモンなどに使われる
  • 体脂肪として蓄えられる
  • 体脂肪=エネルギー不足になるとエネルギーとして使われる
  • 脂溶性ビタミンの吸収がされにくくなる
  • 脂肪酸の一種(リノール酸やα-リノレン酸)は体内で作ることができない
  • お菓子、肉、魚などに含まれる「見えない油」のとりすぎに気を付けましょう
 

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【栄養素】タンパク質(Protein)

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アーカイブ: 12月 2023
【栄養素】タンパク質(Protein)
 

たんぱく質の英語表記

Protein

栄養素の英語表記一覧表はコチラ→栄養素の英語表記一覧表

 

たんぱく質の特徴

  • 三大栄養素の一つである(炭水化物、タンパク質、脂質)
  • 人間の体重の約16%はタンパク質で構成されている
  • タンパク質とは、20種類の ʟ─ アミノ酸が結合してできた化合物である
  • たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されている
  • 必須アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン)
    非必須アミノ酸(グリシン、アラニン、グルタミン酸、グルタミン、セリン、アスパラギン酸、アスパラギン、チロシン、システイン、アルギニン、プロリン)
  • 必須アミノ酸は体内で合成できず、食事から摂取しなければならない
  • タンパク質は体を作る栄養素で体内でアミノ酸に分解される
  • ダイエット中には不足しないように注意が必要
  • タンパク質の一日の必要量は年齢や性別、運動量などによって違う
  • 生命の維持に欠くことができない栄養素

参考HP→e-ヘルスネット「タンパク質

 

働き

  • タンパク質(アミノ酸)は髪、爪、ホルモン、酵素などを作る
  • 皮膚、筋肉、内臓、血液などの構成成分になる
  • ペプチドホルモンや神経伝達物質を構成する
  • 神経、抗体などにも関わり重要な成分
  • 免疫効果を高める
 

欠乏症

ダイエット中の食事制限や偏った食生活などで欠乏するので注意が必要。
タンパク質が欠乏(不足)すると起こる体調不良は「筋肉量の減少」「肌や髪のトラブル」「集中力・思考力の低下」が考えられます。

  • 体力、免疫力が低下する
  • 血管が細くなり脳卒中の危険がある
  • 子供の場合は成長障害の可能性がある
  • クワシオルコル(栄養失調)になる可能性がある
 

過剰症

  • たんぱく質の過剰分は尿で排出される
  • タンパク質を取りすぎると腎臓に負担がかかり腎機能障害の可能性がある
  • 尿からカルシウムの排出量が増え骨粗鬆症の可能性がある
  • 過剰摂取することにより、エネルギー量が増えて体重が増える
 

たんぱく質 食べ物ランキング

各食材100g当たりのたんぱく質の含有量を表にしました
乾燥物は重量が軽くなるので100g当たりの栄養価は高くなります。
魚介類は全部が乾燥物なので注意が必要です。

 

卵類

食材(卵類)タンパク質(ℊ)
鶏卵 卵黄 ゆで16.7 g
鶏卵 卵黄 生16.5 g
鶏卵 全卵 目玉焼き14.8 g
鶏卵 全卵 素揚げ14.3 g
アヒル卵 ピータン13.7 g
100ℊ当たりのたんぱく質含有量(ℊ)
 

魚介類

食材(魚介類)タンパク質(ℊ)
ふかひれ83.9 g
とびうお 煮干し80.0 g
かつお節77.1 g
たたみいわし75.1 g
ごまさば サバ節73.4 g
100ℊ当たりのたんぱく質含有量(ℊ)
 

野菜

食材(野菜類)タンパク質(ℊ)
ドライトマト14.2 g
枝豆 冷凍13.0 g
落花生 ゆで11.9 g
枝豆 ゆで11.5 g
空豆 ゆで10.5 g
100ℊ当たりのたんぱく質含有量(ℊ)
 

肉類

食材(肉類)タンパク質(ℊ)
ビーフジャーキー54.8 g
豚 ヒレ 焼き39.3 g
鶏 むね(皮なし) 焼き38.8 g
鶏 ささみ 焼き31.7 g
豚 もも 焼き30.2 g
100ℊ当たりのたんぱく質含有量(ℊ)
 

乳製品

食材(乳製品)タンパク質(ℊ)
ナチュラルチーズ パルメザン 44.0 g
ナチュラルチーズ チェダー25.7 g
プロセスチーズ22.7 g
ナチュラルチーズ カマンベール19.1 g
ナチュラルチーズ モッツアレラ18.4 g
100ℊ当たりのたんぱく質含有量(ℊ)

引用→「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

 

たんぱく質の食事摂取基準

たんぱく質の食事摂取基準

引用→「タンパク質-厚生労働省

年齢別食事摂取基準は→年齢別 日本人の食事摂取基準表

 

タンパク質についてまとめ

  • タンパク質は三大栄養素の一つである
  • タンパク質は20種類の ʟ─ アミノ酸が結合した化合物である
  • 体内で合成できず、必ず摂取しなければならない
  • 体内でアミノ酸に分解される
  • 髪、爪、ホルモン、酵素、皮膚、筋肉、内臓、血液などの構成成分になる
  • 不足すると体力、免疫力の低下につながる
  • 過剰に摂取すると尿で排出されるが、腎臓に負担がかかる
 

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蕗 ふき(Butterbur)

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アーカイブ: 12月 2023
 

蕗の漢字・英語表記

butterbur
Japanese butterbur

 

蕗の旬 ~おいしい時期

旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

蕗とは~解説~

  • 日本各地の山野に自生している
  • 平安時代には栽培されていたといわれる日本特産の山菜
  • 900年代に「布々岐」という名で食されてきた
  • 生命力が強く、雪の下でも地下茎で冬を越す
  • 春になると「花穂」が出る。これが「蕗の薹」である
  • 他の葉菜類に比べて栄養価は少ない
  • 水蕗は太く、アクが少なく水っぽい
  • 山蕗は細く、スジが強く残りやすい
  • ピロリジジンアルカロイドという毒素を含んでいる
  • ピロリジジンアルカロイドは水に弱いので、水にさらすことで減少する

味わい
独特のほろ苦さとシャキットした歯ごたえが特徴
葉柄の細い「沢ぶき」は蕗の香りが詰まったように香りが強い

選び方
葉、葉柄が緑色の濃いものが良い
全体的にみずみずしい物を選ぶ
親指程度の太さの物が良い
ピンとしていて萎れていないものが良い
葉が黄褐色の物は避ける

 

一問一答 ~蕗について

蕗は多年草ですか?キク科フキ属の多年草です
蕗は生で食べれますか?食べれません
生で大量に食べることは健康に害を及ぼす恐れがあり危険です
しっかりとアク抜きしましょう
蕗と蕗の薹との関係は?葉柄の部分を「蕗」
花蕾の部分を「蕗の薹」
※花蕾= 株の中心や先端にできるつぼみ
蕗に毒はありますか?ピロリジジンアルカロイド類という天然毒※を含んでいます
蕗のあく抜き方法は?下記参照
ツワブキと蕗の違いは?フキ(蕗)」キク科フキ属
ツワブキ(石蕗)」キク科ツワブキ属
蕗は何種類ある?山蕗、水蕗の2種類
赤い蕗は食べれる?赤い蕗はおいしくないとされ、一般的には食べません。

 

下ごしらえ(あく抜き)

  1. 板ずりして熱湯でゆでる
    (板ずり=食材に塩を振り、まな板の上で転がす)
  2. すぐに冷水にとる
  3. 水にさらす時間が多いほど毒素は減少する
  4. 皮を剥く
  5. 水にさらす(時間が多いほど毒素は減少する)
    推奨2時間以上

詳しいアク抜き方法と毒についてはコチラ

 

保存方法

  • ビニール袋に入れて野菜室
  • 鮮度が大切なのでなるべく早く食べる
 

主な品種群

  • 水蕗
  • 山蕗
  • 秋田ふき
  • 愛知早生ふき
 

蕗を使った料理

  • 蕗の佃煮
  • 蕗の青煮
  • 蕗の炊き込みご飯
  • 蕗の土佐煮
 

蕗の栄養素 ~食品成分表

可食部100g当たり

ふき 葉柄 (ゆで)

廃棄率10 %
エネルギー7 ㎉
水分97.4 g
タンパク質0.3 g
脂質
炭水化物1.9 g
ナトリウム22 ㎎
カリウム230 ㎎
カルシウム34 ㎎
マグネシウム5 ㎎
リン15 ㎎
0.1 ㎎
亜鉛0.2 ㎎
0.05 ㎎
マンガン0.37 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)60 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.2 ㎎
ビタミンK5 ㎍
ビタミンB1
ビタミンB20.01 ㎎
ナイアシン0.1 ㎎
ビタミンB60.08 ㎎
ビタミンB12
葉酸9 ㎍
パントテン酸
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)1.1 g

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」 から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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甘藍 キャベツ(Cabbage)

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アーカイブ: 12月 2023
 

キャベツの英語・漢字表記

Cabbage
甘藍

野菜の英語表記一覧表→★野菜180選★英語/漢字/日本語表記一覧のまとめ

 

キャベツの旬

春キャベツ

夏キャベツ(高原キャベツ)

冬キャベツ

*各数字で歳時記を表示
旬の食材一覧表→【月別】 旬の食材一覧表 【食の歳時記】

 

キャベツとは~解説

  • 別名は「甘藍(かんらん)」中国名は「巻心菜(けんしんさい)」
  • ほぼ一年中おいしいキャベツが出回る
  • 春キャベツ以外は艶があり、重い物を選ぶとよい
  • 緑黄色野菜の中ではカロテン、ビタミンCを多く含む野菜である
  • ビタミンCは加熱すると半減することに注意
  • 千切りで水にさらした場合のビタミンCは20%減少する

栄養
ビタミンU、K、カルシウムなどが豊富
外側にはカロテン、アミノ酸、カルシウムが豊富
内側にはビタミンCが豊富
水溶性のビタミンが豊富なので水にさらすなら短時間
ビタミンCの含有量は季節変動の影響を受けず、ほうれん草よりも多い



春キャベツの特徴
全体の巻きが緩くて緑色が濃い
形は冬のモノに対して腰高である。葉が柔らかくみずみずしい
生で食べると甘みを感じられる
春先になると店頭に並ぶ

高原キャベツの特徴
主な生産地は群馬県の嬬恋村(つまごいむら)
甘みが強く葉が柔らかい

冬キャベツの特徴
巻きがしっかりしていて固く締まって中が白い
形が扁平で色が薄い。加熱しても煮崩れしにくい。煮物に最適。
加熱することで甘みが増す

 

選び方

春の物は外葉の緑が濃いものが良い(春の物は鮮度が落ちやすいのでよく見る)
冬の物は鮮明な緑で巻きの硬い物を選ぶとよい

薄茶色変色したものは収穫してから日が経っている証拠
カットしたキャベツは芯の高い物で葉と葉の隙間がない物が良い

 

良い食べ合わせ

 

保存方法

  • 芯をくり抜いて濡らしたペーパーを詰める事で成長を抑えることができる
  • 軽く濡らしたペーパに包み、袋に入れ保存
  • 切ったものは切り口が空気に触れないようにラップして袋に入れ、冷蔵庫で保存
  • カットして冷凍保存できる(使う時は凍ったまま使うとよい)
 

主な品種群

  • 紫キャベツ
  • レッドキャベツ
  • グリーンボール
  • ケール
  • 芽甘藍
  • プチヴェール
  • みさき甘藍
 

キャベツを使った料理

  • コールスローサラダ
  • 回鍋肉
  • 炒め物
  • スープ
  • 酢の物
  • 和え物
 

関連動画

 

キャベツの栄養素 (食品成分表

可食部100g当たり

キャベツ 結球葉

栄養素茹で
廃棄率15 %0 %
エネルギー21 ㎉19 ㎉
水分92.7 g93.9 g
タンパク質1.3 g0.9 g
脂質0.2 g0.2 g
炭水化物5.2 g4.6 g
ナトリウム5 ㎎3 ㎎
カリウム200 ㎎92 ㎎
カルシウム43 ㎎40 ㎎
マグネシウム14 ㎎9 ㎎
リン27 ㎎20 ㎎
0.3 ㎎0.2 ㎎
亜鉛0.2 ㎎0.1 ㎎
0.02 ㎎0.02 ㎎
マンガン0.16 ㎎0.14 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム1 ㎍
モリブデン4 ㎍3 ㎍
ビタミンA(レチノール)
ビタミンA(β-カロテン)49 ㎍57 ㎍
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)0.1 ㎎0.1 ㎎
ビタミンK78 ㎍76 ㎍
ビタミンB10.04 ㎎0.02 ㎎
ビタミンB20.03 ㎎0.01 ㎎
ナイアシン0.2 ㎎0.1 ㎎
ビタミンB60.11 ㎎0.05 ㎎
ビタミンB12
葉酸78 ㎍48 ㎍
パントテン酸0.22 ㎎0.11 ㎎
ビオチン1.6 ㎍1.2 ㎍
ビタミンC41 ㎎17 ㎎
食物繊維(総量)1.8 g2.0 g

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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鱈 たら(Cod)

アーカイブ: 12月 2023

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鱈の英語表記

Cod
Pacific cod
codfish

魚介類の英語表記をまとめた記事→魚介類の漢字と英語表記一覧表

 

鱈の旬 ~おいしい時期

たら

1月|旬の魚介類 一覧表|おいしい魚介類 japanese-food.net
1月を英語で書くと「January」和風月名は「睦月」1月の魚介類を一覧表にしました。わかりやすく画像での一覧表も作りました。鰤の脂がのり最大の旬だと言える。なまこや牡蠣も旬の真っただ中。寒蜆や寒ブリなど冬が旬の魚は「寒」という言葉を使ったりします。
https://japanese-food.net/january-seafood/
 

鱈とは ~解説

  • 世界中で好まれて食べられている魚で「タラ」と言えば「マダラ」を指す
  • 日本ではマダラ、スケトウダラ、コマイの3種が分布する
  • 産卵期は厳冬期
  • 身が雪のように白いことから「鱈」と書き、冬を代表する魚
  • なんでも手あたり次第に食べることから「たらふく食う」と例えられる
  • 大きな口を開けて他の生物を捕食することから「大口魚」とも呼ばれていた
  • オスの精巣を白子(しらこ)と呼び、美味(菊子、雲子とも呼ばれる)
  • マダラの卵巣は「真子(まこ)」と呼ばれている
  • 「チャンジャ」は鱈の胃を発酵させて作られている
  • スケトウダラの卵巣のことを「スケ子」という
  • タラコの原材料は「スケ子」
  • メスよりオスの方が高価
  • 鱈の乾燥品(棒鱈、開きだら、すきみだら)がある
  • 身が柔らかく、崩れやすい

味わい
クセがなく淡白な白身魚
熱を通しても硬く締まらない
鱗は薄く小さく取りやすい
皮はやや強く厚みがあり、骨は軟らかい
生白子はクリーミーでクセのない味わいが多く
鮮度が落ちやすい

 

地方名

  • アカハダ
  • マイダラ
  • コボダラ
  • ポン
  • 本ダラ
  • マダラ
  • ヒダラ
 

目利き

  • 触ってしっかり張りのあるもので、体にぬめりがあるものが良い
  • 切り身は透明感があり、みずみずしい物が良い
  • 姿のままならなるべく大きく、体に張りがあるものが良い.
  • 目玉に光があり、エラが鮮紅色のものが良い
  • 皮に艶があり、腹に弾力性があるものを選ぶ

仲間

  • スケトウダラ
  • コマイ
 

レシピ

  • 鱈ちりなどの鍋料理
  • ムニエル、照り焼き
  • 竜田揚げ
  • 野菜あんかけ
  • 煮つけ
  • 棒鱈
 

鱈の栄養素(食品成分表

可食部100g当たり

まだら(焼き)

廃棄率0 %
エネルギー103 ㎉
水分72.8 g
タンパク質25.2 g
脂質0.2 g
炭水化物0.2 g
ナトリウム140 ㎎
カリウム480 ㎎
カルシウム48 ㎎
マグネシウム33 ㎎
リン280 ㎎
0.4 ㎎
亜鉛0.9 ㎎
0.05 ㎎
マンガン0.02 ㎎
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール)9 ㎍
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンD
ビタミンE(トコフェロールα)
ビタミンK
ビタミンB10.09 ㎎
ビタミンB20.12 ㎎
ナイアシン1.4 ㎎
ビタミンB60.09 ㎎
ビタミンB123.9 ㎍
葉酸7 ㎍
パントテン酸0.53 ㎎
ビオチン
ビタミンC
食物繊維(総量)

日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
栄養素一覧表→35種類の栄養素 一覧表

 

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